アナウンサーブログ

変わらぬ味

2021.09.29 Wed
みなさんの思い出の味は何ですか?
(給食のソフト麺、お祭りのポン菓子…って、書き出したらキリがないので割愛します!)
何年経ってもその味が変わらずにあったら、嬉しくなりますよね。



釜石で40年、変わらぬ味を作り続けるパン屋さんがあります。

東日本大震災の津波で、自宅とパンの工場を同時に失いましたが、その8ヶ月後、
プレハブの仮設店舗で営業を再開。私はその時、番組の中継で店を訪ねています。
今から10年前、入社して半年くらいの頃ですが、ほんのり甘くてふわふわのパンの味を、
はっきりと覚えています。



(「あんでるせん」店主の小笠原辰雄さんと。
左2011年11月 右2021年9月 よく見ると手には思い出の味!)

先日、再建した店を訪ねましたが、人口減少や高齢化に加え、新型コロナの影響で、
店を訪れる客がほとんどいなくなってしまったそう…。
けれど、ある方法で、毎日出来立てのパンを、待っている人たちに届けています!

海の街にある小さなパン屋さんの一日は、30日(木)のニュースプラス1いわてで放送します。
月に1度の「海街リポート」のコーナーです。
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