アナウンサーブログ

きょう放送、決意の震災学習

2020.11.25 Wed
きょう25日(水)のプラス1で放送する震災10年目企画「海街リポート」では、陸前高田市の高田小学校で初めて行われた「震災学習」を取材してきました。
 家族を亡くした子どももいる高田小学校では、これまで「心の安定」を第一に、あえて「震災学習」を行ってきませんでした。しかし、ことし春から校長を務める金野美惠子さんは、今月、決意の授業を開きました。その思いとは。そして、授業を受けた子どもたちや保護者の反応は…。
金野校長(写真左)
金野校長(写真左)
 この授業の取材で、私は、ある女の子に再会しました。4年前、仮設住宅を取材した時に出会った小野寺紀乃さんです。震災の約2ヶ月前に生まれた紀乃さんは当時6歳で、その笑顔は同じ仮設住宅に住む地域の方々を明るく照らしていました。そして今、小学4年生に。とても優しい少女に成長していました。生れたばかりの時に起きた震災について学んだ時、何を感じたのでしょうか。被災地の子どもの心の成長が見えました。 ぜひご覧ください。
紀乃さん(写真左)2016年仮設住宅で撮影
紀乃さん(写真左)2016年仮設住宅で撮影

初の初競り取材

2020.11.16 Mon
 先日、早朝5時半に会社を出発し、盛岡市中央卸売市場へ向かいました。私の場合、いつもならのんきに寝ている時間ですが、市場では多くの方が働いていました。朝早くから、本当にお疲れ様です。この日は奥州市江刺産の江刺りんご「サンふじ」の初競りの日でした。

 贈答用にも人気で、最高ランク「特選」のサンふじには、初競りで高値が付くことでも知られています。去年はなんと、過去最高値の1箱140万円!28個入りなので、1個5万円です。食べたらどんな気持ちになるのだろう…と、ありもしないことを想像してしまいます。

 ことしの「特選」が目の前に!眩しい〜。「写真撮りなよ」と周りの方々に言ってもらいましたが、なんだか腰が引けて2メートルほど距離をとって撮影。写真、大切にします。「特選」は4年連続で盛岡の仲卸業者が競り落としました。去年の半値、70万円でした。それでも1個2万5000円のご祝儀相場です。「コロナ禍なので上司と相談し、落ち着いて競りにいった」とのことでした。

 ついつい「ことしはいくら?」と気になってしまいますが、りんごの味が毎年変わるわけではありません。雨の日も風の日も、農家の方々が丹精込めて育てたりんごは美味しいに決まっています。

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