アナウンサーブログ

2020.06.23(火)

2020.06.23 Tue
25日(木)のプラス1では、月に1度の「海街(うみまち)リポート」を放送します。今回は、復興を後押しするために誕生した大槌町の“新名物ラーメン”を取材してきました。作るのは、なんと「理容師」と「ラーメン屋店主」という2つの顔を持つ男性です。
そのラーメンは、ひょっこりひょうたん島のモデルと言われる町のシンボル、蓬莱島に似た場所でいただくことができます。こちらが4年をかけて開発したというラーメンです。旨味たっぷりの「ある特産品」で出汁をとっています。その味は…。 ラーメン店は、三陸鉄道・大槌駅の開業に合わせて去年3月にオープンしましたが、およそ半年後には台風19号による被害を受けて鉄路が寸断され、客足が遠のきました。ことし3月の鉄路復活後も、新型コロナウイルスの影響で客足は戻ってきていません。想定外の困難が続く中でも、ふるさとを盛り上げるため、休む間もなく奮闘する男性の思いを紹介します。
ちなみに…海街リポートの取材は、盛岡から1人列車に乗って行きます。取材内容を考えながら現場に向かいますが、時折、季節ごとに変化する車窓の風景を眺めると、頭の中がスッキリします!先日は、車窓から見える緑鮮やかな田園風景に癒されました~。

2020.06.09(火)

2020.06.09 Tue
11日(木)のプラス1では、去年の秋から取材を続けている「鳥越竹細工」の特集を放送します。写真は、私が愛用している竹細工のバッグです。職人の想いがこもっているので、大切に使っています。  鳥越竹細工は、一戸町の鳥越地区に古くから伝わる民芸品です。しかし、材料となる地区のスズタケは、おととし、一斉に枯れました。これは、120年に1度起こるスズタケの特徴で、全国的にほとんど枯れてしまいました。群生地の再生には20年かかります。今は、まだ枯れていない一部の地域で材料を探し出し、なんとかしのいでいるものの、職人の高齢化も進み、伝統の継承は綱渡りの状態です。  そんな中、鳥越の職人から「地元の高校生が、力になってくれそうだ」と連絡がありました。先日、一戸高校の4人の女子生徒が職人のもとを訪れ「伝統を守る秘策」を考えました。若い力は頼もしいです!どんなアイデアが生まれたのか、ぜひご覧ください。
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