海街リポート・大船渡
2021.07.29 Thu
最近「食品ロス」という言葉を、よく耳にしませんか?
本来なら食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
日本人1人当たりの食品ロスは、農林水産省の推計で年間およそ47キロ!
数字を見ると、そんなに多いのか…と愕然とします。
1人で状況を大きく変えることは難しいですが、できることから少しずつ取り組みたいですね。
きょう29日(木)のニュースプラス1いわてで放送する「海街リポート」では、
食品ロスの削減にも繋がる商品を開発している、大船渡市の加工会社を取材してきました。
作っている商品は、一見すると普通の調味料やおつまみです。しかし、その材料に特徴があります!
これまで三陸の漁業や農業の現場で廃棄されてきた、いわゆる「厄介者」を活用しているんです。
例えば、昆布の養殖用ロープにくっついている昆布の根の部分「ガニアシ」は、
硬くて食用に不向きと捨てられてきましたが、手間とアイデアで「ある調味料」になりました。
(ガニアシは、カニの足のように見えるために漁師さんがそう呼んでいるそうです)
本来なら食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
日本人1人当たりの食品ロスは、農林水産省の推計で年間およそ47キロ!
数字を見ると、そんなに多いのか…と愕然とします。
1人で状況を大きく変えることは難しいですが、できることから少しずつ取り組みたいですね。
きょう29日(木)のニュースプラス1いわてで放送する「海街リポート」では、
食品ロスの削減にも繋がる商品を開発している、大船渡市の加工会社を取材してきました。
作っている商品は、一見すると普通の調味料やおつまみです。しかし、その材料に特徴があります!
これまで三陸の漁業や農業の現場で廃棄されてきた、いわゆる「厄介者」を活用しているんです。
例えば、昆布の養殖用ロープにくっついている昆布の根の部分「ガニアシ」は、
硬くて食用に不向きと捨てられてきましたが、手間とアイデアで「ある調味料」になりました。
(ガニアシは、カニの足のように見えるために漁師さんがそう呼んでいるそうです)
会社の代表は、東京出身の桑野祐一さん(43・写真中央)です。
東日本大震災がきっかけで大船渡に移住し、去年から加工会社を経営しています。
そこには、桑野さんが若い頃から抱いてきた「もったいないものを有効活用したい」という
強い思いが…。
また、このほど地元若手漁師の中野圭さん(35・写真右)とタッグを組んで、
新商品を開発しました。まさにできたてホヤホヤ…のこちらです。
あることが原因で廃棄されてきたホヤを使用しています。
東日本大震災がきっかけで大船渡に移住し、去年から加工会社を経営しています。
そこには、桑野さんが若い頃から抱いてきた「もったいないものを有効活用したい」という
強い思いが…。
また、このほど地元若手漁師の中野圭さん(35・写真右)とタッグを組んで、
新商品を開発しました。まさにできたてホヤホヤ…のこちらです。
あることが原因で廃棄されてきたホヤを使用しています。
取材を通して、身近な「食」から、地球にいいことを考えるきっかけになりました。
放送をぜひごらんください。
放送をぜひごらんください。