岩手県食の匠 動画で学ぶ郷土料理

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豆すっとぎ

  • 山田町

 山田町荒川地域では、農作業の秋仕舞いの日、1年の収穫に感謝し、山の神様、家神様に豆すっとぎをお供えするとともに、その日1日は農作業の休暇日として、家庭で豆すっとぎをつくり食べる習慣がありました。
 この地域の豆すっとぎは、滑らかで、甘めに仕上げるのが特徴です。

ポイント

  • 生地を「良くこねる」
  • 豆の「茹で加減」①青臭さが抜けるまで茹でる②茹で過ぎない
  • 熱いままだと日持ちが悪くなる
  • 冷まし過ぎると米粉となじみにくい⇒人肌程度を目安に冷ます
  • フードプロセッサーには数回に分けて入れる
  • 作ったものは冷凍保存しても美味しく食べられる
  • 自然解凍で1時間ぐらいで食べられる
  • 好みで焼いたり蒸したりして食べても良い
材料(10人分)
  • 青大豆 250g
  • うるち米粉(生粉) 380g
  • 砂糖 180g
  • 塩 3g
  • 水 1500ml
作り方
  1. 大豆はきれいに洗い、一昼夜水に浸けておく(夏場は12時間)
  2. 水に火をかけて沸騰したら、塩をひとつまみ入れ、青大豆を入れて強火で煮る
  3. 湯が煮立って青大豆が動き出したら、アクを取りながら7分位強火で煮る(夏場は15分位)。
    豆の固さをみて、青大豆のゴツゴツ感がなくなったら、素早くザルにあけて湯をきる
  4. 水をいれたボウルに、青大豆を入れたザルを浸けながら5秒ほど流水で洗う
  5. ザルを水から上げて、水をきり、人肌になるまで冷ます
  6. ボウルにうるち米粉と砂糖と塩を入れて混ぜておく
  7. 冷ました青大豆をフードプロセッサーでつぶす。青大豆をボウルに入れ、手でよく混ぜる
  8. もう一度、フードプロセッサーにかける
  9. 生地につやがでて、しっとりとするまでこねる
  10. 300gずつ分け、直径5cm、長さ15cmの棒状にまとめ、好みの厚さに切り目を入れる

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