岩手県食の匠 動画で学ぶ郷土料理

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米粉料理
(きりせんしょ他)

  • 紫波町

 きりせんしょは行事食として、ひなまつりや仏様にそなえたりします。農作業の小昼、おやつとしても親しまれています。その家々の味があってつくり方も様々です。
 きりせんしょの他に米粉を使った料理には、大福、かまやき、ひなまんじゅうなどがあります。

ポイント

  • 沸騰させた鍋にタレを入れて米粉を入れることで2~3日経っても柔らかく食べやすい
  • 沸騰させるときは必ずブクブクなるまで沸騰させること。この状態で粉を加えることで粉に火が通る
  • 良くこねること こしが出て食感が良くなる
  • 型の上にラップを敷く
  • 記事が膨らむので少し間隔をあける
  • 道具を使うときりせんしょの形が崩れやすいので水で手を冷やしながら取ると良い
  • 表面は乾いている方が食べやすいので乾かす
材料(12個分)
  • うるち米粉 300g
  • 水 360ml
  • しょうゆ 20ml
  • 砂糖 120g
  • 塩 小さじ1
  • 刻みくるみ 大さじ2~3
  • ごま 大さじ1
  • 黒砂糖 大さじ2~3
  • 片栗粉 適宜
作り方
  1. 大きな鍋に、水、しょうゆ、砂糖、塩を入れて火にかけてしっかり沸騰させる。
  2. 1にうるち米粉を入れて火を止め、へらで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。
  3. 2にごまをいれて、手でよくこねる。(100回程度)
    こねるのは、熱いうちでも良いが、濡れ布巾をかけ生地を冷ましてからこねると、つくりやすく、こしがでる。
  4. こねたものは、棒状にのばし、12等分にしてだんご状に丸める。このとき、手にくっつきやすい場合は片栗粉を使う。
  5. だんごの真ん中に親指で穴を開け、黒砂糖とくるみを入れて穴を閉じ、おにぎりを握るように俵型にする。
    上にくるみをのせてきりせんしょの型に入れて成型する。
  6. 蒸し器にかけ中火で約8~10分蒸し、火を止めたらすぐにきりせんしょの上から水(分量外)をかけると、生地がしまってつやが出る。

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