岩手県食の匠 動画で学ぶ郷土料理

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すき昆布の煮物

  • 三陸沿岸北部~八戸

 すき昆布は三陸沿岸北部から八戸あたりが主な産地です。
すき昆布と小女子、身欠きにしん、ほたて等としいたけやにんじんを組み合わせ、各家庭の味がつくりだされ普代村の郷土料理となっています。。
 このすき昆布の煮物は、昆布の色が青くきれいで、昔ながらの「さばの焼き干」のだしのなつかしい味の煮物です。汁がたっぷりでご飯のおかずにぴったりです。

ポイント

  • 水で戻したすき昆布はよくほぐしてからザルにあげて水気を切る
  • 銅鍋を使うことで昆布の色が青く煮上がり翌日でも青くきれいに保たれる
  • あまり煮過ぎない
  • 水で戻す「すき昆布」は一定量ではないため水、しょうゆ、みりん、さけなど調整する
材料(10人分)
  • 普代産すき昆布 1枚(40g) 水で戻して 約700g
  • 干ししいたけ 中4枚
  • にんじん 80g
  • さばの焼き干し 半身分(100g)
  • 油あげ 小2枚
  • 梅干し 5個
  • 水 1800ml
  • しょうゆ 大さじ8
  • みりん 大さじ4
  • 酒 大さじ5
作り方
  1. すき昆布は水でさっと洗い、たっぷりの水に20分位つけてもどし、よくほぐしてからザルにあげて水気を切る
  2. 干ししいたけは水でさっと洗い、ぬるま湯に30分位浸けてもどし、いしづきをとり、薄めの干切りにする
  3. 油あげは熱湯をくぐらせて油抜きして横半分に切り千切りにする。にんじんは千切りにする。さばの焼き干しは、骨や皮を除き、荒くほぐす
  4. 銅鍋に水を入れ、すき昆布と干ししいたけを入れてふたをして強火にかけ、煮立ってきたら中火にして時々かき混ぜながら昆布にちょっと歯ごたえが残る位まで約10分煮る
  5. 鍋ににんじんを入れてひと煮立ちさせ、酒、みりん、しょうゆを加える。再び煮立ってきたら、さばの焼き干しと油あげ、種を取った梅干しを加えてふたをし、中火で時々かき混ぜながら10分位煮て、味の加減を確認して出来上がり

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