しだみだんご
きりせんしょは行事食として、ひなまつりや仏様にそなえたりします。農作業の小昼、おやつとしても親しまれています。その家々の味があってつくり方も様々です。
きりせんしょの他に米粉を使った料理には、大福、かまやき、ひなまんじゅうなどがあります。
- 材料(4人分)
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【だんご】
- どんぐり 約85個
又は乾燥しだみ 100g
又は灰汁抜きしだみ 200g
- 砂糖 25g
- 塩 1g
- きな粉 10g
【灰汁水】
- 作り方
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【灰汁水づくり】
- 布を敷いたザルにナラの木灰700gを入れ、大きめの容器にのせる。
- 熱湯を1L注ぎ、静置し、上澄みをすくって集める。(2日程度かかる)
※灰汁水は、重そう小さじ1弱を加えることでも代用できる。
【灰汁抜き】
- 鍋に乾燥しだみとたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にし、1時間程度ことこと煮る。
- 水を替えて再び煮る。これを10回程繰り返す。
10回のうち、3回目はたっぷりの灰汁水で煮る。
- 味を見ながら灰汁が抜けるまで煮て、お湯を捨てる。
【しだみだんご】
- 灰汁抜きしたしだみを弱火にかけ、水分を飛ばしながら、砂糖と塩を加える。粒はお好みで潰しながら混ぜる。
- 水分がなくなったら火を止める。
- 6等分して1個40g弱の団子状に形を整える。
- 好みで、きな粉をつけていただく。
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