岩手県食の匠 動画で学ぶ郷土料理

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小豆ばっとう

  • 沿岸部

 小豆ばっとうは、盆の7日日に「7回水浴びをし、7回はっとうを食べる」といわれていました。また、農作業の小昼や行事食として食べられました。

ポイント

  • 小麦をこねた後に寝かせる時間が長い方が軟らかく仕上がる
  • 圧力鍋で煮ても良い
  • 火加減は小豆がコトコト動くぐらい
  • 生地にコシをだしたいときは水分を少なくしよくこねる
  • 生地を軟らかくする場合は最初に加える水分を多くする
  • 切った生地は打ち粉を使ってくっつかないようにする
  • 茹で上がったら「はっとう」は水でよく洗うことで歯ざわりがよくなる
材料(5人分)
  • 小豆 150g
  • ざらめ 120g
  • 塩 少々
  • 小麦粉(ナンブコムギ) 150g
  • ぬるま湯 50~60ml(55℃ぐらい)
    ※粉の状態によって水分量を加減する
作り方
  1. 小豆は水洗いし、鍋に入れ、水から煮る。少し煮立ったら水を捨て、水洗いし、アクを取る。
  2. 再度、小豆の3倍の水を入れ、煮立たせ、静かに軟らかくなるまで煮る。
    (圧力鍋で煮て良い)
  3. 軟らかく煮えたら、水200ml入れ、煮立たせて、分量のざらめと塩を入れる。
  4. 小麦粉をボウルに入れ、ちょっと熱めの湯(55℃ぐらい)を少しずつ加減を見ながら入れ、耳たぶ程度の固さにこねる。
  5. 生地はラップに包み、30分ぐらい寝かせる。
    (寝かせる時間は長い方が軟らかくなる)
  6. のし板に打ち粉をふり、生地をめん棒で3mmくらいの厚さに伸ばす。
  7. 生地は長さ8cm、幅8mmに切る。
  8. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰させ、切った生地を入れる。浮き上がったら1~2分おき、水に取り洗う。
  9. はっとうを小豆汁に入れて、ひと煮立ちさせて、塩で味を整えたら出来上がり。

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