「中津川」中津川は盛岡市東部にある阿部館山などの沢を源流とする川。街の長い歴史を見守るように盛岡を流れます。そしてその川が起点となって、情感溢れる風景の数々を作り出しています。

「川留稲荷神社」盛岡市加賀野にある川留稲荷神社は３００年以上の歴史を持つお社。藩政時代から続く神社は、こんにちも静かに川を見守ります。

上の橋のたもとにある「敲太楼山荘」は大きな窓から中津川をのぞむカフェ。自家焙煎のコーヒーは苦さやコクが堪能できる深煎り。人気のランチはハッシュドビーフ。ルーは盛岡のワインバー、アッカトーネがセレクトした赤ワインを加え長時間煮込んだものです。

盛岡市紺屋町、中津川沿いにある「ひめくり」は、岩手や東北の作家のクラフト作品を扱うセレクトショップ。温もり溢れる手しごと作品にふれることができます。店内の一角に並ぶポストカードは盛岡在住のイラストレーター、さいとうゆきこさんの作品。「モリオカノオト」シリーズの中には、中津川沿いの風景を描いたものも多くあります。

紺屋町で「南部紫根染」を今に伝えるのが「草紫堂」。紫根染はムラサキという植物の根からとった染料で染めあげたもので、日本に古くから伝わる草木染です。自然の染料ならではの温かみのある色合いが魅力です。