今や全国的にも人気の盛岡冷麺ですが、その味は「食道園」で生まれました。創業以来の変わらぬ製法を、今に守り続けています。そしてここは焼き肉店、上質な肉の調べもまた実に美味。すき焼き風に食べるのが、“もりおか流”の楽しみ方です。長年愛され続ける「盛岡の味」がここにはあります。◆冷麺　950円◆カルビランチ　1,300円（半冷麺付き：1,650円）

故郷もりおかを愛した歌人、石川啄木。26年弱という短い生涯の中で、実に4000首以上もの短歌を世に生み出しました。市内中心部にある盛岡城跡公園には、学生時代の思い出を偲んだ歌の歌碑があります。啄木にとって、そこはお気に入りの場所だったのかもしれません。夭折な歌人の功績を今に伝える記念館と共に、ゆかりの地で思いを馳せれば、ふるさとを愛する歌が聞こえてきます。

アトリエ北の花籠は、プリザーブドフラワーを中心としたアレンジメント作品を製作する工藤さんの工房。生花を活用した様々な作品を日々製作しています。色めき始めた春、光を浴びて輝くハーバリウムは日々の日常に彩りを添えてくれています。また髪飾りは、盛岡さんさ踊りの「華」であるミスさんさ踊りにも毎年提供しているとか。掌に咲く花の芸術美に、笑顔の花もほころびます。◆永遠の愛をフレームに（薔薇のフレーム加工）　12輪40,000円〜◆ハーバリウム　2,500円〜

心もセピア色に染まる夕暮れ。そんな時、子供の頃に食べたような、昔ながらの味が欲しくなる時はありませんか？盛岡食堂は創業から今年でちょうど半世紀、地域に愛され続ける食堂です。お客さんの要望に応えて増えた豊富なメニューの中でも、創業以来の名物メニューが唐揚定食。ボリューム満点な唐揚は何度も食べたい味です。昔家族で来ていた子供が、大人になって自分の子供を連れてくるお客さんもいるのだとか。世代を越えて愛され続ける「あの日の味」が盛岡食堂にはあります。◆唐揚定食　980円

盛岡は老舗喫茶店が数多く残るまち。中でも喫茶ママは昭和7年に開店した、盛岡で最も古い喫茶店。店内のテーブルやイス、食器なども当時のものを使い、今も変わらない時間が流れています。店を訪れた人が想いを綴る「ママ通信」もまた当時から今に受け継がれているもの。星の数ほど交わされた言葉の数々に思いを巡らせつつ、静かに流れる時間に身をゆだねるひと時を…。◆コーヒー　400円◆レモンスカッシュ　450円