仙台市の隣、川崎町へ。
全国初のダム周辺環境整備事業として造園された国営みちのく杜の湖畔公園。
蔵王連峰の麓、釜房湖の畔にあり、総面積はおよそ650ヘクタールという広さ。
園内には2000本ほどの桜が植えられ、例年4月中旬に見頃を迎えます。
一年中花を楽しめるように工夫されていて、5月6月はパンジーやチューリップ、ポピーなど春の開花リレーが続きます。

◇入園料　大人450円（中学生以下は無料）

ゆっくりとコーヒーに向き合いたいという思いで仙台市の中心部から川崎町に移転した自家焙煎珈琲のお店。
浅炒りのコーヒーはフルーティーで軽やかな飲み心地。
全て町内産の食材を使用したランチは予約がおすすめ。
彩り豊かで春の喜びを謳っているかのようです。

◇本日のコーヒー　750円
◇ランチ（前菜・スープ・メインのセット）　2,000円
　※ランチは土・日・月のみで6食限定

世界三大漁場と言われる金華山沖を臨む石巻市へ。
川湊として栄えた旧北上川の河口エリアに２０１７年にオープンした「いしのまき元気いちば」。
石巻漁港に水揚げされた新鮮な魚介類が並び、金華鯖の加工品も品ぞろえが豊富です。
２階の食堂では旬の海の幸を提供。
４月から旬を迎える銀鮭や初夏にかけて出荷が進むホヤの天ぷらなどを楽しめる御膳がおすすめです。

◇石巻元気御膳　1,500円
◇金華サバ焼き定食　1,200円

石巻の中心部から車でおよそ１時間、国内屈指の捕鯨基地として栄えた牡鹿半島へ。
展示されている大型の捕鯨船には入ることもできます。
複合施設「ホエールタウンおしか」には捕鯨文化を学べる施設やクジラ肉の販売店などが。
その中の一つ、千々松商店はクジラの歯（鯨歯）に彫刻を施す伝統工芸の店。
マッコウクジラの捕獲はおよそ３０年にわたり中断しており、材料となる歯を仕入れることはできません。
先代の残したストックを大切に削って作り上げます。

牡鹿半島からフェリーで40分程。
人口よりも猫が多いと言われる「猫の島」へ。
春の陽だまりの中で思い思いに過ごす猫の姿に癒されて。
「島のえき」ではエサを与えているのでたくさんの猫を見ることができます。