夢・見る・ピノキオ
放送内容
2019年06月23日放送
Vol.522 6月23日 ピノキオ流旅のススメ〜宮城・塩竈海道を巡る〜



- 宮城県の中央に位置する塩竈市。海の玄関口である塩竈市は日本有数の生マグロの水揚げ量を誇ることでも知られています。古より港町として栄えてきたこの町を、海の香りや潮風に包まれながら歩きます。
町の礎を築いた場所へ

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1200年以上前に創建されたと言われている鹽竈神社。別宮で祀る鹽土老翁神がこの地で人々に塩づくりを教え、それが塩竈の地名の由来になったとも言われています。境内には、漁で最初に獲れた魚を奉納する献魚台や、奥州藤原氏の忠衡が奉納した燈籠などが。
鹽竈神社
【住所】宮城県塩竈市一森山1-1
【TEL】022-367-1611
大正ロマンを感じながら…

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大正13年に建てられた旧亀井邸は亀井商店の創業者で岩手県出身の亀井文平氏の別荘。一代で財産を築いた亀井氏は豊富な資金を注ぎ込んで、伝統的な和風建築に洋館を合わせた和洋併置式住宅を建てました。随所に意匠を凝らした造りがあり、大正の古き良きロマンを感じることができます。
旧亀井邸
【住所】宮城県塩竈市宮町5-5
【営業】10:00〜15:30
【休み】火曜・水曜・木曜
【TEL】022-364-0686
海の恵みを…

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東北最大級の塩釜水産物仲卸市場には100を超える店舗が並び、一般の方でも卸値で商品を買うことができます。また市場内にある飲食スペースではごはんセットを買い、お好みの食材を乗せた「マイ海鮮丼」を作ることも。食材を選ぶ楽しみ、そしてそのあとに訪れる幸せを噛み締めて。
塩釜水産物仲卸市場
【住所】宮城県塩竈市新浜町1-20-74
【休み】水曜
【TEL】022-362-5518
極上の一貫を…

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塩竈は「寿司の町」と呼ばれており、人口に対する寿司屋の数が全国で最も多いと言われています。中でも亀喜寿司は創業およそ90年の老舗。代々受け継がれる確かな技が生み出す極上の一貫を。
亀喜寿司
【住所】宮城県塩竈市新富町6-12
【営業】平日/11:00〜21:00 土日祝/11:00〜15:00 17:00〜21:00
【休み】火曜
【TEL】022-362-2055
長年愛される銘菓を…

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1720年創業の丹六園は、元々は廻船問屋を営んでいましたが、現在では塩竈を代表する銘菓「志ほがま」を製造しています。春になると鹽竈神社に咲き誇る鹽竈桜をかたどっており、昔と変わらず一つ一つ丁寧に作っています。また釘を一本も使っていない家屋はほとんどが江戸時代の創建当時のまま。昔と変わらぬ味を、変わらぬ場所で。
丹六園
【住所】宮城県塩竈市宮町3-12
【営業】8:30〜17:00
【休み】無し
【TEL】022-362-0978
鹽竈神社の御神酒酒屋へ

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江戸時代より続く佐浦は代々鹽竈神社に御神酒を奉納してきた蔵元。塩竈を代表する名酒「浦霞」を生み出しました。酒蔵の隣にある酒ギャラリーでは、オリジナル猪口を買うと利き酒を楽しむことも。伝統が醸した一献を食卓に添えてみませんか?
浦霞 酒ギャラリー
【住所】宮城県塩竈市本町2-19
【営業】10:00〜17:00
【休み】日曜(その他臨時休業あり)
【TEL】022-362-4165
港町に魅せられて…

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杉村惇さんは塩竈でおよそ20年間活動した洋画家。塩竈の風景や水揚げされた新鮮な魚などに魅せられ、主に静物画を描きました。キャンバスに描かれた塩竈の魅力をゆっくりと眺めてみませんか?
塩竈市杉村惇美術館
【住所】宮城県塩竈市本町8-1
【開館】10:00〜17:00
【休館日】月曜(祝日の場合は翌日)
【TEL】022-362-2555
- 宮城・塩竈の旅。海道と共に発展してきたこの町には今もその歴史が息づいています。港町ならではの食文化や風景。旅に出ると、満ち足りたひと時がきっと訪れます。