夢・見る・ピノキオ

放送内容

2018年04月01日放送

Vol.459 4月1日  はじまりの詩

  • 暦は弥生から卯月へ。海や山にもこの時期ならではの風景が。春が芽吹いて、気持ちも新たに。新たな一歩を踏み出した様々な物語を。

岩手山に現れる田植えの兆し


岩手山に現れる田植えの兆し

岩手山に現れる田植えの兆し 
岩手山に現れる田植えの兆し

岩手山に現れる田植えの兆し 
岩手山に現れる田植えの兆し

盛岡市の高松の池。北上の時を待つ白鳥が穏やかな日差しを浴びていました。この場所からのぞむ雄大な岩手山。そこにはこの時期しか見られない景色が。別名、巌鷲山(がんじゅさん)。山頂の雪解けした形が飛来する鷲の形に似ていることから名づけられました。その姿が見えると、田植えの季節が始まるとも言われています。

浜にも春が…


浜にも春が…

浜にも春が… 
浜にも春が…

浜にも春が… 
浜にも春が…

大船渡湾では2月下旬にイサダ漁が始まりました。イサダはオキアミの一種で、水揚げ直後は透き通った桜色を纏っています。今年は特に豊漁とのことで、浜には少し慌ただしい春が。三陸海岸に訪れたはじまりの季節を感じて。

岩手に移り住んで、農業の道へ


岩手に移り住んで、農業の道へ

岩手に移り住んで、農業の道へ 
岩手に移り住んで、農業の道へ

岩手に移り住んで、農業の道へ 
岩手に移り住んで、農業の道へ

遠野市にある遠野アサヒ農園。ここで日々農作業に汗を流す男性がいます。東京都出身の平松浩紀さん。2年前にここへ研修生としてやってきて、この4月から正式に就農することになりました。東京にいた頃は会社員だった平松さんが岩手に移住したのは、東日本大震災がきっかけでした。釜石に震災ボランティアで来た際に遠野の農家につながりができ、元々始めたかった農業の道へ進もうと決心しました。遠野が誇るホップやトマト、干しいもなどを栽培する中で、農業のやりがいを感じて。平松さんは遠野の魅力を発信していきたいと話しています。

母親の味を…


母親の味を…

母親の味を… 
母親の味を…

母親の味を… 
母親の味を…

2月下旬、北上市に新たな賑わいの灯りが灯りました。いろいろなお店が集まる諏訪町屋台村。この中の一軒「ギョウザト」は、Uターンで地元に戻ってきた八重樫元基さんが開いたお店。餃子を選んだのは、幼いころから食べていた母親の餃子の味が忘れられなかったから。素材の旨味をいかしたあの優しい味わいが好きで、母親の餃子をベースに地元の肉や野菜を使うなどこだわりを加えています。餃子を作る手には、北上で愛される味になってほしいとの思いを込めて。

ギョウザト

【住所】北上市諏訪町2−4−34 スパットビル1F
【営業】17:00〜24:00
【休み】日曜

7年ぶりのあの味を…


7年ぶりのあの味を…

7年ぶりのあの味を… 
7年ぶりのあの味を…

7年ぶりのあの味を… 
7年ぶりのあの味を…

阿部さん夫婦が営む陸前高田市の「和食 味彩」。2011年の東日本大震災の津波で店舗が流されてしまいましたが、去年の12月、およそ7年ぶりに再開しました。震災後、再開については悩みましたが、常連の方などから「再開を待っているよ」との温かい声もあり、再び暖簾を掲げました。そんな味彩には開店当初から愛されている味が。ふわりとした食感と優しい味わいの「だしまき玉子膳」と、にんにくや生姜が効いた南蛮ソースが食欲をそそる「鳥から南蛮膳」。再開後に食べたお客さんからは「なつかしい」「やっぱりこの味だね」などの声も。これまでも、これからも、変わらぬ味を…。

和食 味彩

【住所】陸前高田市高田町字荒町42KC30-22
【営業】11:30〜14:00    17:00〜2:00
【休み】火曜
【TEL】0192-47-4665

  • はじまりの季節が紡いだ新たな物語。夢や憧れが最初のページを開きました。それぞれの思いを胸に、次なる一歩を踏み出して。