盛岡市菜園にある中華酒菜　くるみ。カウンターにはネタケースがあり、レギュラーの中華メニューの他におすすめメニューもいただけるお店です。定番のエビチリはプリッとしたえびの食感がたまらないひと品で辛味控えめのさっぱりとした優しい味。エビマヨは味の深みとして使う自家製中華スープの出汁には動物系や野菜だけでなく、鰹や昆布の出汁も使っているのですっきりとした味わいです。殻の柔らかい脱皮ガニの唐揚げは、味噌がたっぷり入ったかにの美味しさを丸ごと味わえます。

盛岡八幡宮の通りにあるビルの１階に店を構える和食屋　ふくしまは、一昨年オープンしたお店で、本格和食が味わえます。海老の菜種焼きはマヨネーズでコクを出し、旬の寒締めほうれん草を使っています。和食をちょっと洋風にアレンジしたえび料理は海老しんじょをバケットに乗せ、一度蒸したあと低温であげたメニュー。毛ガニと似たフォルムのクリガニは身を全て取り出し、甲羅焼きで。

金ヶ崎町にある　カフェレストラン サバービアはオシャレな店内で女性に人気のお店です。デザートを含めメニューはおよそ７０種。そんな中から、カフェレストランのえび・かに料理を。大き目サイズのえびと水耕栽培で育てた金ヶ崎特産の芽子（めご）にんにくを使ったパスタは自家製バジルペーストを混ぜて。トマトスープパスタのワタリカニ辛口、蟹から出る出汁に程よい辛味がきいたトマトスープ、その美味しさに大満足です。

盛岡市中央通りの『海ごはん　しまか』は宮古直送の味を頂けるお店で岩手の地酒を中心に、美味しいお酒もそろっています。この季節味わっておきたいのが三陸産の毛がに。毛がに料理、押し寿司は身をほぐし型にはめて、仕上げにかにみそをのせて。かにの身たっぷりのクリームコロッケは海ごはん しまかの姉妹店のメニュー。シンプルに毛がにの美味しさを味わうかに焼きも魅力的。茹でた毛がにをそのまま焼いて香ばしさをプラス、甲羅が焼ける香りに、旨味の詰まったかにの身は最高のおいしさです。

盛岡市材木町の完全予約制のレストラン　シェ・ジャニーは八幡平市から昨年７月に移転。日本だけでなく海外でも腕を振るってきたシェフの料理を味わえるお店です。この道５０年のシェフが作るえび・かに料理。一品目はタラバガニを炭火で焼いて特製の生姜とレモンのソースで。生姜の辛味はなく、蟹のおいしいさだけを感じることができます。フラワーえびをオマール海老のクーリソースで、オマール海老の殻を使って作るソースは海老風味が濃厚です。オマール海老は殻ごと炭火で焼いてプリップリの身を豪快に。