夢・見る・ピノキオ
放送内容
2016年01月31日放送
Vol.348 1月31日 ピノキオ流旅のススメ 〜雪を求めて秋田へと〜



- 雪に覆われ、じっと寒さに耐える木々。ピノキオ流旅のススメ、今回は雪を求めて秋田へと…。静かに積もる風花は、冬の旅路へ誘う招待状。楽しき思い出たちが雪と一緒に舞っています。
冬の横手公園

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この時期の雪、それは「まつりの」雪でしょうか。高さ3メートルのかまくらが市内に100基。子供たちが、かまくらの中で甘酒やお餅を振る舞う冬の風物詩。「あがってたんせ、おがんでたんせ」。間もなく横手に、冬の遊びの季節がやって来ます。横手の雪まつり(かまくら)2016年2月15日(月)、16日(火)
横手市観光協会
【TEL】0182-33-7111
蔵の街・増田の冬景色

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かつて商人の街として栄えた横手市増田町。歴史を包む白い雪。その街並みは、今もかつての面影を残しています。特徴的なのが家の中にある蔵、「内蔵(うちぐら)」。中には畳敷きの部屋もあり、蔵の中にも生活空間がありました。豪雪に対応する為に蔵を屋根で守る、雪国ならではの先代の知恵。ピノキオは、中でも珍しい木造3階建ての「旧石田理吉家」にお邪魔することに。蔵はもちろん、主屋も昭和12年上棟の歴史ある建物。1階から3階まで、全て客室として使用されていたとのこと。和室に洋間、随所におもてなしの工夫がされており、たくさんの発見がありました。
旧石田理吉家
【住所】秋田県横手市増田町増田字中町95-2
【営業】午前9:00〜午後4:00
【休】月曜日(月曜祝日の場合は翌日休み)
【見学料】300円
【TEL】0182-45-5588
増田散策の休憩に

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増田の魅力を肌で感じたら、休憩がてら、「味」で愉しむひと時いかがでしょう。「蔵cafe真山」は佐々木さんのこだわりに溢れたお店。店内のコーヒーカップは全て益子焼。12種類のカップの中から好きなデザインを選ぶことができます。お気に入りのカップで頂く一杯に、身も心も温まります。そんなコーヒーのお供には、増田のりんごをふんだんに使ったリンゴパイをどうぞ。りんごの名産地でもある増田町。増田の魅力を「味」でも感じてみては。
蔵cafe真山
【住所】秋田県横手市増田町増田字上町98−1
【営業】午前10:00〜午後3:00(水・木はランチあり)
【休】不定休
【TEL】0182-45-2414
横手の味を食らう

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横手の味といえば「横手やきそば」。出端屋は、過去7度「横手やきそば四天王」の座に輝く名店。「ジュー」という鉄板の上で焼く音が、美味い焼きそばの命だと語る気さくな店主の伊勢さん。厨房からは、もうひとつの「ジュー」の音。美味なる調べの正体は、横手産の黒毛和牛。やきそばと牛肉の贅沢コラボ。出端屋の幸せ、さあ召し上がれ。
旨味処 出端屋
【住所】秋田県横手市田中町1−23
【営業】午前11:00〜午後2:00 / 午後5:00〜午後11:00
【休】月曜日
【TEL】0182-33-2248
足を延ばして角館

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華やかな春の彩り、対照的に…。冬のみちのく小京都には、モノトーンな世界が広がっていました。400年以上の歴史を持つ武家屋敷の青柳家。雪に覆われた庭は、静かに春を待っています。
青柳家
【住所】秋田県仙北市角館町東勝楽丁26
【営業】午前9:00〜午後5:00(11月〜3月は午後4:00まで)
【TEL】0187-54-3257
ハイカラ館

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散策のお休み処に。敷地内にあるレトロな喫茶店「ハイカラ館」。青柳家に流れる清水で淹れたコーヒーは、苦み少ない清らかな一杯。そして冬季限定の青柳ぜんざいは、凍えた体を優しく溶かしてくれます。深々と冬の静寂に積もる雪。時もまた、静かに紡がれ続けます。
ハイカラ館
【TEL】0187-54-1237
冬山に咲く一輪の宿

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辺りには何もなく、「都わすれ」は静けさに包まれた温泉宿です。古くから薬湯として親しまれてきた夏瀬の湯。温泉は源泉かけ流しで、建物の木材には全て青森ヒバを使用。木の香りと共に、歴史が紡ぐお湯の良さを実感してください。料理は、秋田の食材をふんだんに使ったお品書き。山の寝息に聞き耳たてて、自然に抱かれるひと時、格別です。
夏瀬温泉 都わすれ
【住所】秋田県仙北市田沢湖卒田字夏瀬84
【TEL】0187-44-2220
- 雪に包まれ、彩失せた冬景色。その中にも温もりに満ちた冬の世界が広がっています。届くかな、旅路へ誘う冬のお便り、あなたにも…。