夢・見る・ピノキオ

放送内容

2015年12月20日放送

Vol.343 12月20日  師走、ぶらり居酒屋

  • 新年の足音聞こえる師走の夜。何かと慌ただしいこの時期ですが、少しの間の小休止。居酒屋巡りはいかがでしょう。そこには、酒の誘いに咲く、旬の食材たちの花畑が広がります。

【ゆ家 菜園本舗】


【ゆ家 菜園本舗】

【ゆ家 菜園本舗】 
【ゆ家 菜園本舗】

【ゆ家 菜園本舗】 
【ゆ家 菜園本舗】

最初は、くつろぎでの空間のひと時を。盛岡市菜園にある「ゆ家」は、おばあちゃんの家に来たような、古民家風な造りの居酒屋です。大小異なる雰囲気のお部屋は、まるでタイムスリップしたかのよう。宮古で揚がった魚の刺身は、盛り合わせで。マダラやブリ、ほっけの刺身など冬がうまい魚が並びます。また、希少なメニュー、ブリのカマ焼きは、濃厚な脂に笑みがこぼれます。旬の食材には、豊富な日本酒を傾けて。ゆ家では、地酒はもちろん、全国各地のお酒を取り揃えています。冬ならではの山の味、鴨肉を使った鍋も人気の一品。しばし時を忘れて、ご“ゆ”るりと。

ゆ家 菜園本舗

【住所】盛岡市菜園1-4-4
【営業】夕方5:00〜翌1:00
【休】なし
【TEL】019-606-3328

【串どころ とっとこ】


【串どころ とっとこ】

【串どころ とっとこ】 
【串どころ とっとこ】

【串どころ とっとこ】 
【串どころ とっとこ】

「ぶらり居酒屋」、続いては串焼きのお店へ。盛岡市本宮にひっそりと佇む、「串どころ とっとこ」。蔵造のお店は、山形出身の星川さんのお店です。味付も、山形のあっさりとした味。串焼きに使うタレや醤油も全て山形の地物を使っています。そして、肉にも拘る星川さん。一本一本手刺しで仕込んだ生肉は、肉本来の香りとふっくらとした出来上がりにする為に、敢えてガスで焼き上げます。お供するのは、ビールに加えて日本酒も。豊富に揃える日本酒も、山形のものを中心に。最後は山形風な締め、「冷たい肉中華」をどうぞ。

串どころ とっとこ

【住所】盛岡市本宮6丁目7番60号
【営業】夕方5:30〜11:30
【休】日曜日(月曜祝日の場合は日曜営業、翌日休み)
【TEL】019-636-2855

【串揚げ屋】


【串揚げ屋】

【串揚げ屋】 
【串揚げ屋】

【串揚げ屋】 
【串揚げ屋】

続いての串料理は、串揚げ。京都出身のご主人、田中さんのお店、その名もずばり「串揚げ屋」。その看板メニューの串揚げは、パン粉を細かくして薄い衣に仕上げます。揚げる油は、キャノーラ油。ヘルシーな串揚げが田中さん流。串揚げの定番メニューから、牡蠣やたらきくなど、この時期ならではの旬の食材たちも彩り添えて。また、聖護院蕪や京ねぎなどの冬の京野菜は、串揚げと共に京料理でも美味。沢山の京ねぎが乗った聖護院蕪のステーキは、蕪本来の甘みが広がる一品です。お供には、日本酒を。「串揚げにはビールもいいけど、意外に日本酒も合うんですよ」と語る田中さん。意外なコンビニこぼれる笑み、あなたも是非味わってみてはいかがでしょう。

串揚げ屋

【住所】盛岡市大通1丁目11-5 古館ビル1階
【営業】夕方5:00〜12:00(L.O.11時)
【休】日曜日
【TEL】019-652-9033

【酒肴悠酔居心地所 火no山】


【酒肴悠酔居心地所 火no山】

【酒肴悠酔居心地所 火no山】 
【酒肴悠酔居心地所 火no山】

【酒肴悠酔居心地所 火no山】 
【酒肴悠酔居心地所 火no山】

続いての酒の友は、美味なる肉料理。日本酒や焼酎など、300種類以上のお酒を取り揃える「火no山」には、酒の味が引き立つ肉料理が並びます。岩手短角牛のタタキは、表面をさっと炙るだけ。肉本来の食感や甘みが広がります。また、九州南部の鶏、さつま地鶏のタタキもオススメです。こちらには知る人ぞ知る「魔性の焼酎」こと、「八幡かめしこみ」のお湯割りを。芋の甘みがさつま地鶏の甘みによく合います。焼酎の器が、備前焼、なところもお酒に拘る「火no山」ならでは。料理長の傍ら、ハンターでもある杉澤さん。冬のジビエの代表格の鹿肉は、捕獲後すぐに手を加えるので鮮度が抜群。こちらは贅沢に、刺身で頂きましょう。拘りのお酒と共に、美味なる肉の調べ。この悠然なひと時、今年1年頑張ったあなたへのご褒美に。

酒肴悠酔居心地所 火no山

【住所】盛岡市大通2-7-26 スギヤマビル6階
【営業】夕方5:30〜翌1:00(金、土は2時まで)
【休】日曜日(月曜祝日の場合は日曜営業、月曜休み)
【TEL】019-624-2400

【陸前高田 俺っ家】


【陸前高田 俺っ家】

【陸前高田 俺っ家】 
【陸前高田 俺っ家】

【陸前高田 俺っ家】 
【陸前高田 俺っ家】

今宵最後の締めは、帰ってきた海の幸。盛岡市本町通にある「陸前高田 俺っ家」。三陸の海の幸を多くの人に広めたいと、盛岡に移転オープンした居酒屋です。これからの旬は、やはり牡蠣。広田湾で獲れたそれは、そのままでも、焼いても美味。かつて養殖業を営んでいた熊谷さん。仲間漁師たちと作業小屋で味わっていた懐かしの味、かきの陶板焼きもオススメです。牡蠣の上にめかぶを載せる、地元ならではの食べ方。味付けには、陸前高田のヤマニ醤油を。香ばしい磯の香りに、まろやかな甘口醤油が口の中に広がります。お酒は、酔仙の雪っこを。神田葡萄園のマスカットサイダーで割る「高田スペシャル」もオススメです。舞い戻る、海への幸に感謝して。陸前高田の味に染まるひと時、いかがでしょう。

陸前高田 俺っ家

【住所】盛岡市本町通1丁目16-10
【営業】夕方5:00〜11:00頃まで 
【休】日曜日、祝日(予約がある場合は祝日も営業)
【TEL】019-681-0008

  • 酒と肴が奏でる夜の調べは、師走に染み入る夜想曲。居酒屋でのひと時、笑みに花咲く素敵な時間になりますように。