盛岡市中ノ橋通りにあるウサギボタニカ。ランチにはマクロビオティック、ディナーには他に、県産の肉や魚などを使ったお料理を味わえるお店です。冬野菜のグラタン。ホクホクの芋の食感に、寒締めホウレンソウの旨味、軽く焼き目をつけた長ネギが香ばしいひと品です。冬野菜のミネストローネ。具材にはごぼう、人参、大根、玉ねぎ、キャベツ、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなど。

朝からご近所さんで賑わっているのは、金ヶ崎町にあるお休み処 かみしも。平成１３年に地元商店街の女性有志たちが開いたお店です。月、水、金は産直の日。店頭には地元農家の方々の採れたての野菜や果物、漬け物などが並びます。産直だけではなく、観光案内所や喫茶としても営業しています。名物は、郷土料理の「ずるびき」。お肉などを使わない、季節の野菜たっぷりの精進料理。こちらでは、地域の伝統を受け継ぎ、おもてなし料理として提供しています。ずるびき膳は2日前に5名様からの予約が必要です。

盛岡市大通にある串揚げ屋は、串揚げだけではなく京野菜の料理も味わえるお店。冬の京野菜、代表的なのが聖護院蕪。「聖護院蕪と亜麻豚の田楽」はカツオと昆布の出汁で煮た蕪と遠野の亜麻豚を田楽味噌であえた料理で、蕪の甘さが美味しいひと品です。「京漬物の盛合せ」には冬にしか味わえない、京野菜の漬物も・・・

盛岡市菜園にある「ビッレリア　アル・フォルノ」。多彩なおすすめメニューは、県産食材をふんだんに使った創作イタリアンです。白菜を使った料理は、宮古産真鱈とフォアグラ、大槌産白菜のインボルティーニ柚子の泡と赤ワインソースフォアグラ風味。旬のぶりを２種類のジャガイモで挟み、それを花巻産白金豚のベーコンで閉じた料理、アッフミカートした寒ブリと２色じゃがいものプレッサ。最後は、冬が美味しい時期とされる鴨を使った料理。一緒に、冬野菜のコントルノを盛り付けて。ビッレリア アル・フォルノではメニューは日替わりなので、ご紹介したお料理は３日前までのご予約を。

盛岡市みたけ、「旬の拵(こしら)へ　こくう」。自然の恵みと実りに感謝して、心を込めて拵える　をテーマにお料理を提供するお店です。冬野菜を使った料理は「本日の夕ごはん」でいただきます。雑穀ごはんと味噌汁に、ご主人のアイディアの詰まったおかずのセット。寒い時期に美味しさを増す寒締めほうれん草は豚肉といただきます。寒締めほうれん草と杜仲茶豚のしゃぶしゃぶ。旬の拵へ　こくうで、ヘルシーな季節料理を味わってみてはいかがでしょう。