夢・見る・ピノキオ

放送内容

2012年05月20日放送

Vol.159 5月20日  ご飯がすすむ この一品

  • ツヤツヤ炊き立てのご飯。そしてそのご飯に合う魅惑の一品(いっぴん)。 相性バツグンの具材に、絡むタレやソース…その美味しさと言ったら…そして、ご飯のお供も。今宵のピノキオは、ついついご飯をおかわりしたくなる一品のお話です。

ピノキオ「ご飯がすすむ、この一品」。盛岡は玉山区の人気店から。こちら、実は取材NGのお店なんですが、ピノキオは今回特別に撮影させてもらうことになりました。          この食堂には、連日沢山のファンが訪れます。その目的は、創業当初からの看板メニュー「ホルモン鍋/1人分600円」です。こちら、下味をつけたホルモン。それにしても柔らかそうですね。たくさんの人々を魅了して止まないお味は甘辛です。盛り付けには、熱伝導のいい南部鉄器を使用。その底にホルモンを敷いていきます。上には新鮮なキャベツを山盛りに。そして豆腐を乗せ、最後に風味豊かな極上の醤油を加えます。こちら3人分、なかなかのボリュームでしょう。芳しいニンニクの香りが漂ってきました。シンナリしてきた具材と底にあるホルモンを合わせます。ホルモンは、お好みで一味をふりかけて。ピリ辛の味付け、そして甘じょっぱいタレがクセになる味わいです。ホルモンをご飯150円(普通)に乗せていただいてみました。常連さんの中には、鍋に残った汁にご飯を入れる人もいるとか。まさしくご飯にぴったりの味わいなのです。尚、ホルモン鍋はお持ち帰り用2人分1200円〜もあります。是非どうぞ。

玉山支所前食堂

【住所】盛岡市玉山区大字日戸字鷹高20-22
【時間】11:00-18:00LO
【定休】水曜
【TEL】019-685-2431

八百よろず屋 ちいさな野菜畑 こびる食堂


八百よろず屋 ちいさな野菜畑 こびる食堂

八百よろず屋 ちいさな野菜畑 こびる食堂 
八百よろず屋 ちいさな野菜畑 こびる食堂

八百よろず屋 ちいさな野菜畑 こびる食堂 
八百よろず屋 ちいさな野菜畑 こびる食堂

ご飯に寄り添う、素敵なお供も紹介しましょう。岩手山麓の雄大な自然の中にあるルーデンス農場のタマゴです。ニワトリたちは、自由に歩き回り、安全な自家配合の飼料のほか、青草や野菜、ハーブなどを食べて、タマゴを生んでいます。昔たまごは、洗わないで出荷します。殻を覆って細菌から守ってくれる膜を傷つけないためです。たまごの行き先は、「八百よろずや ちいさな野菜畑」。ここの「こびる食堂」で、たまごかけごはんをいただきましょう。ご飯は、羽釜炊きごはん。精米したてのひとめぼれを炊き上げました。8時から10時にいただける「ちいさな野菜畑の朝メシ500円 卵か納豆をチョイスできる コーヒー付」。羽釜炊きごはんは、おこげがいい感じです。香り豊かなオリジナル味噌を使った味噌汁、そして季節の小鉢もなかなか。ルーデンス農場の昔たまごは、綺麗なレモンイエロー。やさしい色合いです。特製の醤油とあわせて、ご飯にかけて。卵かけご飯は、ふんわり優しい味わい。卵とご飯の相性を存分に愉しんで。ご飯のお供をもうひと品。長芋とろろ(定食500円)です。岩手町特産の新長芋は、粘りが強く美味。ツルツルとした喉越しも最高です。「八百よろずや ちいさな野菜畑」には、山菜が賑やかに並んでいます。この山菜でお供を作りましょう。主役はウコギ。サッと茹で、水にさらした後、みじん切りに。合わせるのは味噌大根です。あとは細かく刻んだクルミを入れ、混ぜ合わせるだけ。ウコギほろほろをはじめ、ご飯のお供を作ってみませんか。ウコギほろほろは、ほんのりとした苦み、みそ漬け大根のしょっぱさ、そしてクルミの濃厚な香りと甘さ、まさに春の味わいといった感じです。青なんばん等を米麹で漬けこんだピリ辛の「こうじなんばん」。ご飯を何杯もおかわりできそうです。シソの実の味噌漬けは、香りと食感が最高。おにぎりやお茶漬けにしてもいいかもしれません。

八百よろず屋 ちいさな野菜畑 こびる食堂

【住所】盛岡市三ツ割鉢の皮36-23
【時間】8:00-18:00
【休】年中無休(1/1〜1/4は休み)
【TEL】019-661-7170

ご飯がすすむ一品を求めて、沿岸にやってきました。とくれば、やっぱり魚…(ワンポ)と思いきやお肉でした。牧場直営店の「焼肉たむら屋」です。(早送)コノ店の自慢は自分の牧場で育てたこだわりの短角牛。ヒレ、タン、ロース、レバーなど、厳選した9つの部位が楽しめる「極(きわみ)2380円」。プレミアムな極上の短角牛を堪能してください。牛肉本来の旨さを噛みしめましょう。オリジナルの特製ダレは、ちょっと甘めでご飯に絡めても美味しくいただけます。短角牛とご飯のハーモニーをより一層楽しみたいならハンバーグがオススメです。モモとウデ肉を粗挽きで。また地産地消にこだわり、県北特産の山ぶどうをソースに使っています。アツアツの短角牛ハンバーグ680円+ライス200円は、幅広い年齢層に人気です。山ぶどうデミソースはフルーティ。ほのかな酸味と甘みがあります。デミを加えることで深いコクが加わって。これまた、ご飯がすすむんですよねー。濃厚なソースがベストマッチしました。ハンバーグをかみしめ、ご飯かみしめ…至福の時が流れます。尚、ハンバーグはサラダや飲み物が付いたお得なランチ(ジャポネーズソース880円)もあるので、一度お試しを。

田村牧場直営店「焼肉 たむら屋」

【住所】久慈市長内町32-15-2
【時間】11:30-14:30LO 17:00-21:00LO
【定休】水曜
【TEL】0194-61-4129

ピノキオ・ご飯がすすむ 一品は、夜の街へ。家路に着く前にこんなお店にお邪魔してみました。くるみは、ただの居酒屋ではありません。実はコノ店のご主人、以前は中華料理店を営んでいたんです。もちろんピノキオ出演歴もあり、その腕はなかなかのものです。くるみのご飯は、田植えや稲刈りを手伝って収穫したお米。なるべく手をかけるのが信条なんです。ラー油など、調味料も手造りです。手間を惜しまず、時間をかけ丁寧に作ることで、香り豊かなラー油が完成します。手作りのラー油でいただくのは、餃子500円です。皮から手作りのそれは、ボリュームもたっぷりです。こんがりと焼きあがった餃子をご飯200円とともにいただきましょう。香ばしいラー油の香り、モチモチとした食感、そしてジューシーな味わいを愉しんで。ご飯がすすむ中華といえば、麻婆豆腐600円ですよね。くるみではこの麻婆豆腐に、普通と熟成タイプの2種類の豆板醤を使っています。豆板醤にあわせるのが、テンメンジャンで味付けしたひき肉。これに特製の中華スープを入れ、メイン食材の絹ごし豆腐も投入します。そしてお酒にラオ酒、調味料、最後に中国醤油を入れます。さらにカタクリで閉ざして、ゴマ油を少々。豊かな香りが食欲を誘う麻婆豆腐。絹ごし豆腐を使っているので食感も滑らかです。コクがあり、深い味わい。まろやかな辛さで、ご飯がすすむ一品です。そしてこんなメニューもあります。麻婆飯800円は常連さんのみが知っている裏メニュー。これを食べたら止められません。中華料理とご飯の相性はバツグンです。「くるみ」で、ちょっと夜更かししながら、いかがですか。

うまいもの酒場・くるみ

【住所】盛岡市大通2-5-21
【時間】18:00-3:00
【休】ほぼ無休
【TEL】080-1652-3542

人々を魅了し、ひきつけて離さない独特の味を作り出している花巻の「さかえや本店」。満州にらラーメン(みそ530円)が有名ですよね。その味わいは、付けたし使ってきたスープ、こだわりのネギ油をつかった元ダレ、そして合わせ味噌の特製ダレなどが決め手になっています。そして、その味わいがご飯150円にあうことといったら…。開店当時から、その満州にらラーメンに使っている「合わせ味噌の特製ダレ」を使用してきたメニューがあります。豚バラの味噌炒めです。合わせ味噌ダレが醸しだす味わいは甘じょっぱく、どこか懐かしさが漂って。さかえやでは、長い間、この味を守り続けてきました。門外不出の合わせ味噌は、手間隙かけて作ります。オリジナル調合をしたものをゆっくり混ぜ合わせながら炒めて。ひたすらかき混ぜるこの作業、なかなかの重労働ですそれぞれ作った2種類の味噌を混ぜ合わせ、特製味噌ダレの完成です。バラ肉はラー油、唐辛子などで下味をつけてから炒めます。そして醤油やみりんを追加した味噌ダレをバラ肉に合わせます。バラ味噌定食はかなりお肉が多く、ご飯を大盛りにして、ちょうどいいバランス。700円+大盛り100円 甘じょっぱい味わいとご飯を存分に堪能してください。バラ肉の下に敷いたキャベツもタレをたっぷり吸って美味しいですよね。これもご飯のお供に。さかえやのご飯がすすむ一品は、人気のラーメンと同じ合わせ味噌が味のキメテでした。しかし、どちらを注文するか迷っちゃいますね。

さかえや本店

【住所】花巻市山の神1000-1
【時間】11:00-15:00
【休】定休無し
【TEL】0198-23-7775

  • ピノキオ、ご飯がすすむ この一品、いかがでしたか?いくら美味しくても食べすぎには注意ですよ。それではこのへんで。