夢・見る・ピノキオ

放送内容

2012年02月26日放送

Vol.147 2月26日  ピノキオ流 雛あそび

  • もうすぐひな祭りですね。そこで今宵のピノキオでは、女性のためのメニューをご用意しました。ひなまつり観賞はもちろんのこと、グルメに温泉、はたまたアートなど…女性が「楽しく」、そして「美味しく」感じる日帰りの旅です。今宵…あなたはお姫さまです。

【県南 一関市千厩町】 せんまやひなまつり


【県南 一関市千厩町】 せんまやひなまつり

【県南 一関市千厩町】 せんまやひなまつり 
【県南 一関市千厩町】 せんまやひなまつり

【県南 一関市千厩町】 せんまやひなまつり 
【県南 一関市千厩町】 せんまやひなまつり

日帰りの旅は、県南から。向かった先は、ノスタルジックな雰囲気が漂う一関市千厩町。この街は、時の流れがゆるやかです。大正ロマン溢れる「酒のくら交流施設」へ。ここでは5回目を迎えた「せんまやひなまつり」が行われています。約20組の段飾りをはじめ、天保時代から現代までのたくさんのひな人形がが迎えてくれます。つるし雛もたくさんありました。震災からの復興を願って作った千羽鶴もあります。また、せんまやひなまつりでは、つるし雛の製作体験もできます。和気あいあいとした雰囲気の中で、楽しみながら体験できるそうです。興味のある方は、いかが。会場には、お茶席もあります。抹茶をいただきながら、レトロ空間のひなまつりで「はんなり」愉しんでみては。せんまやひなまつりは、商店街も会場になっています。各商店では、実に様々なひな人形を展示。1日居ても飽きません。素敵な商品が当たるスタンプラリーもやっているそうなので、マップ片手にめぐるのもいいですよね。お雛巡りで小腹がすいたら、寿々屋(すずや)へ。寿々屋は、地元の人たちから愛されている甘味処。ピノキオがお邪魔した時もひっきりなしにお客さんが訪れていました。冬の看板商品・タイヤキ(あんこ 120円)は、ほんのりと甘く、心なごませてくれる味わいです。

せんまやひなまつり 

【場所】千厩酒のくら交流施設&千厩商店街
【時間】10:00-16:00
【料金】入場料100円 / 抹茶席(千菓子付)200円
【期間】〜3月4日(日)
【TEL】0191-53-2070★つるし雛体験コーナー2月29日(水)開催 10:00〜 要予約800円

【県南 一関市千厩町】 あさひや


【県南 一関市千厩町】 あさひや

【県南 一関市千厩町】 あさひや 
【県南 一関市千厩町】 あさひや

【県南 一関市千厩町】 あさひや 
【県南 一関市千厩町】 あさひや

千厩では、ひなまつりに合わせ、いろいろと食事も楽しめます。ピノキオでは、レストラン「あさひや」をセレクトしてみました。この店では、名工シェフ特製ながらリーズナブルな「ひなまつりコース2000円」があります。ひなまつりらしい「桃色のスープ」は、ボルシチと同じようにビーツを使っています。その他にも野菜をたっぷり使い、あっさり、優しい味わいです。そしてメイン。肉か魚をチョイスしてください。お魚は仕入れによってなのでシェフのお任せになっています。今日はカジキマグロのカツレツ。気仙沼産のカジキです。素材にこだわるシェフは、魚は近くの港から。そして野菜は地モノを使います。パスタの上にカジキマグロのカツレツを乗せ、矢越で採れたというカブを付け合わせに。そしてバターソースを振りかけて。カジキのカツレツは、好みでバルサミコの酸味をアクセントに。   ジューシーなカジキの旨みが、Wソースとなかなかの相性。付け合わせの矢越カブは、面白い食感です。肉料理の場合、オーストラリア産牛肉のステーキになります。特製の和風ソースで。あっさりとした仕上がりが嬉しいひと品です。デザートは、南部一郎カボチャを使ったプリン。濃厚でコクのある甘さに仕上げています。なかなかいいコースだったでしょう。えっ、足りないっ!? じゃ冬期限定のデザートを追加しますか。地場りんごのあつあつオリジナルデザートです。こんがりと焼きあがった表面にスプーンを入れると、雪に見立てたフワフワのメレンゲが登場。そしてその中からは美味しそうな焼きリンゴが。無農薬の地元産ジョナゴールドを使っています。そしてさらにクレープに包まれたアイスクリームが入っていました。アツアツとひんやりが同時に愉しめる驚きのデザートです。「ひなまつりコース」の他にもメニューが豊富な「あさひや」は、様々なシチュエーションで利用できるレストランです。

レストラン あさひや

【場所】一関市千厩町千厩字宮敷43-8
【時間】11:00-21:00
【定休】月曜
【TEL】0191-52-2325★ひなまつりコースは 3月4日(日)まで

【県北 八幡平市】 彩花園


【県北 八幡平市】 彩花園

【県北 八幡平市】 彩花園 
【県北 八幡平市】 彩花園

【県北 八幡平市】 彩花園 
【県北 八幡平市】 彩花園

ピノキオ流・雛あそび、次は県北、八幡平市へ。いま八幡平市では、イチゴが真っ赤に色づき、ちょうど食べ頃を迎えているんですね。それでは八幡平市で「いちご狩り」といきましょう。訪れたのは、大更にある「彩花園(さいかえん)」。5種類のいちご、なんと2万株以上を栽培。ハウスの中は、甘い匂いでいっぱいです。女性には、「さがほのか」「やよいひめ」といった品種が人気とか。 いちご狩りは、1時間の食べ放題(1000〜1500円)。この日は、保育園の子供たちが摘み取りを愉しんでいました。ところで皆さん、真っ赤にならないイチゴをご存じですか?白いいちごと呼ばれている桃燻という品種です。桃燻(とうくん)というだけあって、鼻を近づけると桃の香りがします。味も桃そのもの。桃燻は、数に限りがあります、お早めに。人気の商品をもうひとつ。ベニホッぺとトチオトメをブレンドした手作りのジャムです。甘さ控えめのイチゴジャム。パンやクッキーにトッピングして。またヨーグルトに添えてもいいですよね。温かいイチゴのハウスで、ひと足早い春を体験してみるのも、なかなかですよ。

彩花園

【住所】八幡平市大更31-111-3
【時間】9:00-17:00(いちご狩りは15:00まで 要TEL確認 無くなり次第終了)
【TEL】0195-76-4458

【県北 八幡平市】 わしの尾


【県北 八幡平市】 わしの尾

【県北 八幡平市】 わしの尾 
【県北 八幡平市】 わしの尾

【県北 八幡平市】 わしの尾 
【県北 八幡平市】 わしの尾

大更の町でちょっと寄り道することにしました。地酒・わしの尾の酒蔵へ。わしの尾は、文政12年創業。銘柄の「鷲の尾」という名前は、オオワシが住んでいたと伝わる岩手山麓の名水を使い、醸造していることから名付けられたそうです。酒蔵では、訪ねた日、新酒を搾っていました。なんでも今年のお酒の出来は、すこぶるいいとのこと。わしの尾で女性にオススメのお酒はアサムラサキというお酒。古代米を使ってうっすらと桃色。アントシアニンというワインと同じ色素を含んでいるそうです。あさむらさきは、冷もいいですが、「燗」もなかなか。つまみには、板粕を素揚げにしたものなども良く合います。燗以外にも香りが華やかなので、果物と一緒にカクテル風にいただいても美味しいお酒です。彩花園のイチゴを浮かべてみました。あさむらさきにほんのりイチゴの香り…いい組み合わせです。また、ほっと一息つきたい夜は、あさむらさきに牛乳を入れて。柔らかい美味しさ。「ゆっくりと酔う」そんな日本酒の良さを味わえます。上品な香り、そして程良い甘さと酸味…ピノキオは、あさむらさきが雛まつりにぴったりだと思うのですが…いかがでしょう?    

わしの尾

【住所】八幡平市大更22-158
【TEL】0195-76-3211

【県央 盛岡&雫石】 七ッ森十喜工房


【県央 盛岡&雫石】 七ッ森十喜工房

【県央 盛岡&雫石】 七ッ森十喜工房 
【県央 盛岡&雫石】 七ッ森十喜工房

【県央 盛岡&雫石】 七ッ森十喜工房 
【県央 盛岡&雫石】 七ッ森十喜工房

ピノキオ流・雛あそび、続いては盛岡近郊をめぐりましょう。雫石の七ツ森…宮沢賢治さんのお気に入りだった場所です。その名の通り七つの森が連なっていて、賢治さんの作品にも度々登場します。その森のそばに何やら工房らしき、かわいらしい建物が…ちょっと訪ねてみましょう。今年10年目を迎えた「七ツ森十喜(ななつもりとうき)工房」。「とうき」という字は「十」の「喜び」と書きます。創る喜び、目で見る喜び、そして出会う喜びなど、十の喜びを陶芸を通して分かち合えればと、意欲的に創作陶器を作り続けています。その作品は、アイデアに溢れ、メルヘンチックで素敵なモノばかり。「ライトハウスシリーズ10000円程度〜」がおススメ。やすらぎの、温かい家を表現した作品。温かい灯りが灯された作品は、いつまで眺めていても飽きません。癒しの時が流れます。

七ツ森十喜(ななつもりとうき)工房

【住所】雫石町板橋30-92
【TEL】019-692-6512

【県央 盛岡&雫石】 つなぎ温泉 四季亭


【県央 盛岡&雫石】 つなぎ温泉 四季亭

【県央 盛岡&雫石】 つなぎ温泉 四季亭 
【県央 盛岡&雫石】 つなぎ温泉 四季亭

【県央 盛岡&雫石】 つなぎ温泉 四季亭 
【県央 盛岡&雫石】 つなぎ温泉 四季亭

最後に訪れたのは、御所湖のほとり・つなぎ温泉です。ゆっくりくつろいでいきましょう。四季亭…落ち着いた数奇屋造りの佇まいで、料理や心配りに定評がある御宿です。ここに嬉しい日帰りと夜帰りのプランがあります。日帰りプランの5000円のコースを愉しむことにしましょう。まず部屋に荷物を置いて、料理をいただく前に、お風呂へ。四季亭のお風呂は、清潔で洗練されています。ゆったり浸って心身を解きほぐしてください。露天風呂も是非。湯船で、どんな料理が出てくるのか考えると、より一層、幸せな気分に。食事は、華やかです。食前酒は、さわやかな「柚子の露」。箸染は、目にも鮮やかな品々が並びます。氷頭なますにサーモンの塩豆腐巻、そして牡蠣の時雨煮です。口替わりは、菜の花の空蒸し和え、サーモンの小袖すし、河豚七味焼き、エビのキャヴィア添えなど。コトコトと音をたてはじめたのは湯葉に包まれた海鮮鍋。中には、たっぷりの野菜とともに、蟹、芝エビ、赤魚、そして貝など海の幸が。鍋に張ったダシも風味豊かで美味しい一品です。本マグロが入ったお造りは、ウルイなど、春の息吹が添えられて。蒸しものは、サトイモ饅頭。蟹のあんかけでいただきます。しっかりとダシの効いた餡がホクホクの里芋にからんで、いい感じです。桑茶塩でいただくのは、エビの磯辺揚げ、そしてこごみやフキノトウも。食事も手作り感が溢れています。ご飯には、ホッキ貝の自家製ソボロがトッピング。水菓子は、イチゴのチーズムースです。四季亭のプラン、2人以上でどうぞ。

つなぎ温泉 四季亭

【住所】盛岡市繋字湯の館137
【料金】●日帰りプラン     部屋での昼食 日、月、祝     11:00-15:00     5325〜10575円(消費税&入湯税込)    ●夜帰りプラン     部屋での夕食     16:00-21:00 5325〜10575円(消費税&入湯税込)
【TEL】019-689-2021