盛岡城跡公園の一画に今年７月開館した、城下町のまちなかミュージアム。昭和３０年代から５０年代にかけての盛岡の懐かしい写真およそ１００点を展示した「あの日あの時の盛岡〜昭和レトロの世界〜」が催されていました。

盛岡市内の中心部を流れる中津川。上の橋のたもとにある昔ながらの釣具屋を訪ねました。お店を一人で切り盛りする上野幸子さんは、ここへお嫁に来て５０年。目の前を流れる中津川をずっと見守り続けてきました。周りの建物がどんどん近代的になっても、築１３０年以上という釣具店の佇まいは変わらずにいます。

かつては市日に生姜を売る店が数多くあったことから「生姜町」と呼ばれていた界隈。ここで５０年以上商売を営んできた平船精肉店の建物は、木造の３階建て。昔は周りに高い建物がなく、展望台のように見晴らしが良かったといいます。景観は変わっても味は昔のまま。店のローストチキンは創業当時からずっと使い続けるロースターで焼きあげます。骨なしローストチキン　１枚　300円

花屋が多く並び花屋町と呼ばれていた通りに、明治から続く老舗の商店がありました。元々は調味料などの量り売りから始まった赤喜商店。やがて製粉や製麺が主流となり５年ほど前からはそば屋を開店しました。製麺店ならではの挽きたて・打ち立て・茹でたてのそばが頂けます。喜六そば（冷たい蕎麦） 830円温喜六そば（温かい蕎麦） 830円おかわりそば　230円