日曜日を除く毎朝、午前３時頃には店が開く昔ながらの市場は八戸市民の台所です。店先には八戸沖や近海で獲れた魚介類がズラリと並び、今時期はサバがおススメ。八戸前沖サバの中でも５５０グラム以上の大物を銀鯖と呼び、脂が乗り切った身はまるでトロのような味わいです。

築１００年以上という南部曲家を移築した店内はとても落ち着いた雰囲気です。おススメのサバ料理は「三八つくねのカリカリ南部ボール」。サバのつくねを細かく砕いた南部せんべいで包み揚げた一品は八戸の味が凝縮されています。他にもせんべいを生地にした「南部せんべいピザ」も美味。三八つくねのカリカリ南部ボール　800円南部せんべいピザ　480円船頭の磯焼き　4800円（２人前）

八戸市郊外、階上岳の麓に佇む潮山神社。その境内にある東門はお洒落な喫茶店です。重厚な木の造りの建物は天井が吹き抜けで開放感があり、和風な店内と思いきやドラムセットやピアノなども。２階はギャラリーになっていて、神社の参拝の後ゆっくり休んでほしいという店主の願いが伝わってきます。手打ちそばセット　1050円

八戸港の館鼻岸壁では毎週日曜日の朝、市場が開かれています。朝市には４００ほどの店が並び、その規模は全国でも有数。東日本大震災では岸壁も津波で大きな被害を受けましたが７月から朝市を再開。港町に活気が戻ってきました。