夢・見る・ピノキオ

放送内容

2011年01月09日放送

Vol.91 1月9日  新年そろそろLunch

  • 新年の忙しさがひと段落したら、そろそろランチに出かけませんか。旬の食材を使った斬新なイタリアン。手打ち蕎麦に、熱々がうれしいこだわり中華。そして日帰り温泉と懐かしのメニューなーんていう組み合わせも愉しみますよ。美味しいひとときを、どうぞ。

そろそろ洋食が食べたい…というアナタにオススメなのが「ダコッタ」のランチです。昨年の3月にオープンした「ダコッタ」は、岩手と世界各国の厳選した食材を使い目新しいイタリアンを提供しています。グリッシーニやカルッツオーネ、そしてそして燻製風の創作料理もあります。そんなダコッタが、昨年の暮れからランチをはじめました。パスタを12種類とハンバーグやソテーなどご飯モノを4種類用意しています。パスタは、カルボナーラやぺペロンチーノなど定番もいいけれど、季節の食材を使ったパスタがオススメです。釜石産の鮭を使ったクリームパスタ。ホロホロ鳥のスープなどセットも充実しているので、ご一緒に。尚、冬は鮭のほか牡蠣などもお目見えするそうです。また自家製の生パスタもあります。ショートパスタのトロフィエも、そう。インゲン豆を合わせリグーリア風に。ジェノベーゼでいただきます。ご飯モノで人気があるのは、ハンバーグです。このハンバーグはなんと、久慈市山形町の短角牛♪ハンバーグには、こだわり卵にバター、そしてレモンを使ったクリームソースをかけました。放牧した短角の赤身は凝縮した美味しさ。クリーミーなソースも絶妙の相性です。そしてさらに、ピノキオのために用意してくれたランチがあります。短角仔牛の肉です。様々な部位の中からシェフが選んだのは「ランプ肉」。使うランプ肉は、かなりの厚さ♪ 旨味を閉じ込めます。シチリアの甘口ワイン・マルサラを合わせているのは、ランプ肉にかけるソース。キノコやたまねぎに、小牛のヒレ肉からとった出し汁にをあわせ、深い味わいに。今だけしか食べられない短角牛の仔牛のランプ肉。味わい深いソテーに仕上げました。マルサラのソースのほかに、バルサミコソースと冬ミカンのソースもアクセントに添えて。上品な甘さとほろ苦い味わいを、肉のもつ美味しさとともにかみしめてください。ランプ肉の数は限りがあります。お早めにどうぞ。

欧食酒堂 da Cotta(ダコッタ)

【住所】盛岡市菜園2−3−22 プラザバンベールビル2F
【営業】ランチ :月〜木12:00−14:00LO    ディナー:月〜木、日17:00−1:00 金土祝前−3:00
【休】不定休
【TEL】019-653-3338

MOSSビルの東側にリーズナブルで美味しい中華料理屋さんがあります。昨年9月にオープンした「中華酒膳 彩雲(さいうん)」。北京、上海、そして横浜中華街で修行を積んだご主人が腕を振るっています。こちら一番人気、なんと7種類の料理がいただけちゃう彩雲ランチです。美味しいものをちょっとずつ、たくさーーんの種類食べたいという女性陣に人気とのこと。海鮮ヤキソバをはじめ、風麻婆豆腐、エビチリ、ご主人自慢の広東点心、そしてデザートには杏仁豆腐と、充実したメニューが並びます。ランチは、一品メニューも充実しています。ちょっと紹介しましょう。 麺類は、やっぱりタンタンメンでしょう。ゴマの風味豊かで、香ばしくコク深い味わい。体を芯から温めてくれます。これを食べに足繁く通うファンもいるとか。焼き餃子もなかなか。具には住田産を使っています。包丁で丁寧にたたいたそれは、食感や肉汁を愉しめます。ピリ辛のえび四川丼は、山海の幸がたっぷり。ボリュームも満点です。甘辛い中にも、芯のある辛さで、くせになる味わいです。そして彩雲でも、ピノキオのために新年特別ランチを作ってくれました。中国では新年に水餃子を食べる習慣があるので、ふかひれの水餃子を用意しました。水餃子にはもちろん住田産を使用。これをこだわりパイタンスープに浮かべて。フカヒレ水餃子は、1月限定。たくさんのフカヒレが入って、めでたさ溢れる新春のランチです。おいしそうじゃありませんか♪水餃子は、黒酢とトンコツスープがベースのさっぱりとしたつけダレでいただきます。コクも旨みもあるパイタンスープは、ふかひれと一緒にいただいて。幸せいっぱい、おなかもいっぱい、彩雲の新春ランチでした。

中華酒膳 彩雲

【住所】盛岡市菜園2−5−26 メルヘンハウス1F
【営業】11:30−14:00 17:30−23:00
【休】月曜定休
【TEL】019-623-6226

「日帰り入浴とランチを楽しむのもいいんじゃない」とやってきたのは風情ある花巻の大沢温泉。ここの自炊部は、昭和の香りがあふれるレトロ空間。ゆるりとした時間が過ごせます。自炊部には、お食事処があります。メニューには、なんとも懐かしい品々が…懐かしメニューの一番人気は、支那そば。厨房を受け持つ島崎さんが、昔の味を再現しています。 麺は中太の縮れ麺。スープとの相性もぴったりです。長時間煮込み、塩で整えたスープは、旨さを兼ね備えたサッパリ味です。ひと口、ふた口…あっという間にぺロリ。満足感のある美味しさです。そしてナポリタン。ハムやタマネギ、キノコを炒め、秘伝のトマトベースのソース、そして麺を合わせます。時々恋しくなる昔ながらのナポリタン。昭和の洋食代表とも言うべきメニューです。青春時代を思い出す人も多いのでは。やさしい気持ちにさせてくれるホンワカ懐かしい味わいです。そしてもうひとつ。デミグラスソースがたっぷりかかった洋風カツ丼。ちょっと甘めでコクのある味は、大沢温泉に来た甲斐があると思わせてくれる、納得の味です。

大沢温泉 自炊部 食事処やはぎ

【住所】花巻市湯口字大沢181
【営業】11:00−14:00 17:00−21:00
【入浴】日帰り入浴 500円 7:00−20:30※問い合わせは自炊部の電話番号です。
【TEL】0198-25-2315
【サイトURL】http://www.oosawaonsen.com/

八幡平市は田頭の遍利窟(へりくつ)。こだわりのご主人が洗練された蕎麦を提供するお店です。自分で手をかけて作ったという店内は、温かい雰囲気が漂って。遍利窟(へりくつ)の営業時間は、お昼の3時間のみ。打ったそばが無くなると終わりです。趣味が高じて、店を始めたというご主人のこだわり蕎麦には、妥協がありません。石臼で挽いた北海道産ソバの二八を、丹精込めて打ち上げます。「ソバ粉の味が生き、タレに負けない喉越しのいいソバ」…これを楽しむならやはり「もり」でしょう。豊かなソバの香りを存分に楽しんで。ツユは、ソバの存在感を邪魔しない印象。ソバ本来の美味しさが、つるつるとした良い喉越しとともに駆け抜けていきます。温かいソバも食してみましょう。かしわそば、天ぷらそば、親子そばなんてメニューもあります。またニシンそばも美味。こだわりのコーヒーもあるので食後にどうぞ。遍利窟(へりくつ)には、「一斗二升五合」と書いた看板があります。一斗は、五升の倍で「ご商売」、二升は、升(マス)がふたつで「ますます」、五合は、一升の半分で「繁盛」。なるほど、今後も美味しいランチ、食べさせてくださいね。

手打ちそば処 遍利窟(へりくつ)

【住所】八幡平市田頭3−30−7
【営業】11:30−14:30
【休】木曜定休
【TEL】0195-75-0724
【サイトURL】http://www.so-ba.com/

沿岸宮古のリストランテ・カツヤマ。この店のシェフはピノキオでもたびたびお世話になった宮古や盛岡で元オステリア朝日亭という店を営んでいた勝山さんです。ここのランチはリーズナブル。880円のセットのオードブルは、全国各地から引っ張りだこの岩手町田中栄三(えいぞう)さんの野菜を使いました。岩泉の山地酪農牛乳の自家製リコッタをトッピングしたサラダ。ヤリイカの詰め物などなど。そしてこのセットのメインはというとパスタです。手間隙かけて仕込んだマグロのソースをたっぷりと使い、パスタに絡めて。シチリアンテイストのマグロのパスタ。まろやかな味と香りです。マグロは、しっとりとしてまるでお肉のよう。980円のランチセットもあります。こちらもシチリア風。四元豚のヒレ肉をマルサラソースで。肉の旨味を引き立てています。お供はクリーミーなリゾット。これがまたボーノ♪   また、カツヤマのディナー一品メニューも充実しているので、夜もお邪魔してみてください。今のシーズン、カツヤマでは、北海道産のエゾシカが楽しめますよ。

Ristorante KATUYAMA(リストランテ カツヤマ)

【住所】宮古市黒田町6−29
【営業】11:00−14:00 18:00−22:00
【休】月曜定休
【TEL】0193-62-0022