夢・見る・ピノキオ

放送内容

2021年07月18日放送

Vol.628 トマトのおはなし

  • 夏野菜の代名詞のトマト。実は日本で食べられるようになったのは、明治以降だという話はご存じで?
    今回は美味なる料理と共に、そんなトマトにまつわるお話を…。

地元食材を使った粋なイタリアン

地元食材を使った粋なイタリアン
地元食材を使った粋なイタリアン 地元食材を使った粋なイタリアン
地元食材を使った粋なイタリアン 地元食材を使った粋なイタリアン

元々は観賞用の植物としてヨーロッパに広まったトマト。当時は毒があると恐れられ、食べる人はいませんでした。そんな中、イタリアで初めてトマトを食べたのは、貴族に仕えていた庭師だったとか。空腹に耐え切れずに食べてみたところ美味しく、そこからイタリアンにはトマトが欠かせなくなりました。

そんなトマトを使ったイタリアンは、岩手の老舗でいかがでしょう。
イル・クオーレは、岩手のイタリアンの草分け的存在。花巻を中心とした地元食材を店主のアレンジで美味しくいただけるお店です。花巻の食材と老舗店主が織りなす粋なイタリアンに舌鼓。
ほっぺもほんのりトマト色になりますよ。

◆ピノキオコラボメニュー 1,500円(2021/7/19~2021/8/1まで)
内容:スパゲッティ 自家製ベーコンと花巻夏野菜のトマトソース
   泉田さんのトマトと雫石チーズ工房モッツァレラチーズのサラダ

◆アイナメのロースト 1,800円(日によって内容は異なります)
自家製ドライトマトと山椒のソース
銀河キクラゲのペペロンチーニ添え

TRATTORIA IL CUORE

【住所】花巻市松園町1-4-1
【営業】11:30~15:00
    18:00~21:00
【定休】月曜夜・火曜日
【TEL】0198-24-9957

旨みと栄養をトマトの煮込みが引き出して

旨みと栄養をトマトの煮込みが引き出して
旨みと栄養をトマトの煮込みが引き出して 旨みと栄養をトマトの煮込みが引き出して
旨みと栄養をトマトの煮込みが引き出して 旨みと栄養をトマトの煮込みが引き出して

盛岡市の繁華街の路地裏にひっそりと佇むボル・ドゥ・メール。肩ひじ張らず、カジュアルフレンチを楽しめるお店です。フランスの家庭的な料理の代名詞のラタトゥイユは、夏野菜の旨みが凝縮した一品。
またランチメニューのトマト煮込みハンバーグは、濃厚なトマトソースに肉の脂とチーズのまろやかさが絶品。そして、幅広い世代の人に楽しんでほしいという思いで考案したのは、トマトの炊き込みごはん。
上にオムレツを乗せてフレンチ風にアレンジ。トマトは加熱することで味はもちろん、栄養価も上がるのだとか。夏に向けて旨みと一緒に栄養も、煮込んで炊き込んで…。

◆ラタトゥイユ 550円

◆トマト煮込みハンバーグ 1,000円
 ランチはサラダ・スープ付き、ディナーは単品で提供
 ※ランチメニューは日によって内容が異なります

◆トマトの炊き込みごはん 1,100円

BRASSERIE Bord de mer

【住所】盛岡市菜園1-11-17小笠原ビル1F
【営業】12:00~14:00L.O.(火・水はなし)
    18:00~22:00L.O.
【定休】月曜日
【TEL】019-601-6702

涼やかに赤く煌めくトマトのゼリー

涼やかに赤く煌めくトマトのゼリー
涼やかに赤く煌めくトマトのゼリー 涼やかに赤く煌めくトマトのゼリー
涼やかに赤く煌めくトマトのゼリー 涼やかに赤く煌めくトマトのゼリー

トマトは野菜か、果物か…。かつてアメリカではこの言い争いが最高裁判所まで争われたそうです。
気になる判決は、野菜。「トマトは畑で育てられ食事には出されるが、デザートにはならないから」というのが理由だそうです。しかし、今ではトマトの香りを生かした爽やかなスイーツもありますよ。

奥州市江刺にあるパティスリー パルファンには、洋菓子をはじめ、あんみつなど幅広い世代の人に愛される町のお菓子屋さん。地元の食材を使ったお菓子を作りたいと考案したのが、トマトのゼリー。江刺で栽培されるトマト「すずこま」を使用した一品は、イチゴやリキュールなどと合わせることで絶妙な味わいに。「すずこま」は岩手で開発されたトマトであり、リコピンなどの栄養も豊富だとか。
トマトの豊かな風味を生かした涼やかなゼリーはいかがでしょう。

◆すずこまトマト 1個:324円(夏季限定)

Patisserie Parfum

【住所】奥州市江刺杉ノ町2-6
【営業】10:00~19:00
【定休】なし
【TEL】0197-34-1807

爽やかな香り広がるトマトのケーキ

爽やかな香り広がるトマトのケーキ
爽やかな香り広がるトマトのケーキ 爽やかな香り広がるトマトのケーキ
爽やかな香り広がるトマトのケーキ 爽やかな香り広がるトマトのケーキ

トマトを使ったスイーツをもう一品。宮古駅前にあるパティスリー レ・ド・シェーブルは、日本でも珍しい、ヤギミルク専門の洋菓子店。生クリームなど、手作り菓子には全てヤギのミルクが使われています。
それだけでも気になりますが、ここではその生クリームにトマトとバジルを使った珍しいケーキもあるんです。滑らかな舌触りと濃厚な味わいの生クリームに、トマトとバジルの爽やかな香りが広がる大人のケーキ。ワインと一緒に楽しむのがおススメです。昨年の6月からは、パティスリーのすぐ近くにカフェビストロもオープン。ワイン片手に、大人の甘さはいかがでしょう。爽やかな香りと共に、優しい余韻が広がります。

◆トマト&バジルケーキ 490円

◆クエルチオーリ ランブルスコ ロザート
 ランチ:グラス500円
 ディナー:2時間ワインビュッフェ(男性1,980円 女性1,580円)
 ※ワインリストはその時々で異なります

パティスリー レ・ド・シェーブル

【営業】10:30~19:00
【定休】なし
【TEL】0193-65-6682

カフェビストロ レ・ド・シェーブル

【営業】11:00~22:00
【定休】水曜日
【TEL】0193-65-9161

懐かしさに包まれて…

懐かしさに包まれて…
懐かしさに包まれて… 懐かしさに包まれて…
懐かしさに包まれて… 懐かしさに包まれて…

今宵最後はケチャップの郷愁誘う味を。花巻市のマルカンビル大食堂は、昭和レトロな雰囲気に包まれている食堂です。ナポリカツやソフトクリームなど、全国的にもファンが多い名物メニューはありますが、実はオムライスも昔からのエース的なメニューであることはご存じで?鶏肉と玉ねぎのケチャップライスを卵で包み、ケチャップをかけたシンプルな一品ですが、それ故に誰もが一度は食べたことのある洋食メニュー。
日本ではトマトは生食よりも先にケチャップとして親しまれたとか…。その味にどこか懐かしさを感じるのには、そんなトマトの物語があるからなのかもしれません。ケチャップに薫る郷愁の味。その懐かしさに、心も優しく包まれて…。

◆オムライス 580円(土日祝限定)
 ※オーダーは14:00まで

マルカンビル大食堂

【住所】花巻市上町6-2マルカンビル6F
【営業】平日 11:00~14:30
    土日祝 11:00~18:30
【定休】水曜日(祝日の場合は営業)
【TEL】0198-29-5588