今月のテーマトーク

今月のテーマトーク
12月のテーマは: ことし1年をふりかえって…
仕事ではここで語りつくせないほどあるので、プライベート面で。
 ことし夏の「盛岡さんさ踊り」で縁あって「おへれんせ集団」に仲間入りしたことが印象的でした。「おへれんせ」とは盛岡弁で「お入りなさい」。4日間の期間中毎日、県内外からパレードに参加する観光客に、夕方は「元ミスさんさ踊り」が中心になって踊り方を指導して夜は一緒にパレードする団体です。指導者と観光客合わせて100人前後います。恐れ多くも私は太鼓の奏者として指導側でした。
 指導メンバーは、さんさ踊り実行委員会が各方面からスカウトした達人ばかり。さすがに踊り慣れていて上手く、太鼓は私もけっこう練習していたつもりでしたが、まだ満足してはならんと刺激を受けました。観光客は東北各県のほか神奈川や愛知の人もいました。パレード後は皆さん「大変だけど達成感がありました!」とすごくいい顔で、私も嬉しくなりました。
公私ともに長く関わっているさんさの、違った魅力に気付いた一年でした。
充実した1年だったと思います。
仕事で言えば、5きげんテレビの温泉取材で「200湯」を達成したほか、7人制ラグビーに挑戦する「いわてセブンズ」を結成。
また「防災士」の資格取得も災害報道の中で役に立ったと考えます。
普段の生活で大きかったのは、この1年で5キロやせて、ウェストも5センチ縮まったこと。
おなかいっぱいご飯を食べたときに、ベルトをゆるめなくてすむようになりました(笑)
ただ大事なのは継続。来年リバウンドしないよう頑張ります!
今年はとにかく「スポーツ」の一年。
毎日スポーツを見ていたように思います。
ラグビー、バレーボール、野球に陸上、サッカーと日本代表の活躍が光った1年。
真剣勝負の数々で、見ていてワクワクするような名勝負がたくさんありました。
特にラグビーワールドカップでは日本代表がスコットランド代表を破り、4連勝で史上初の決勝トーナメント進出を決めた瞬間、鳥肌が立ちました。歴史を変えた日本代表の皆さん、たくさんの感動をありがとうございました。
2019年は「ご縁」を感じる1年でした。

取材相手が、友人の親御さんだったり、
親しくなった女性が、よくよく聞いてみると、私の友人と親しい人だったり、極めつきは、夏休みに旅行したハワイで「あれ?江口さん?」と、偶然同じホテルに滞在していた岩手の人に声をかけられたりしました。

来年、岩手に来て10年目を迎えます。はじめは知り合いもほとんどおらず、休みの日はほとんど、部屋にこもってさみしく過ごしていました。
それが今では、友人たちと連れ立って楽しい時間を過ごすことが多く、忙しいくらいです。

盛岡駅と市街地をつなぐ開運橋は「二度泣き橋」と呼ばれていますよね。
転勤などで盛岡に来た人が「遠くに来てしまった」と泣き、逆に盛岡を去る時には「ここから離れたくない」と泣くからです。
本当にその通りで、岩手の人の温かさに、私もすっかり懐いてしまいました。

まあ、私はここを去ることはないのですが、2020年も第二のふるさと岩手でどんな出会いがあるのか、楽しみです♪
ことしは「マラソンに熱中!」
文字通り、走り続けた一年でした。
雪が残る「2月」、趣味で一関のマラソン大会に参加!
それから「5月」に雫石町でハーフマラソンに挑戦。
「10月」に開催された「いわて盛岡シティマラソン」では、8.8キロの部で走りながらリポート!
ランナー目線で大会の楽しさを伝えられたことは、この一年で最高の思い出になりました。
次なる目標は「フルマラソン」!?
来年もこの勢いのまま、駆け抜けます!
年末になると毎年思うことですが、ことしも「あっという間の1年」でした。
年を取るごとに時間の進み方が早くなっているような気がします。
このままなんとなく日々を過ごしていてはもったいない!
何か新しいことを始めようという時、その一歩をなかなか踏み出せない、とてもとても腰が重い私ですが「〇〇をやろう!」「〇〇に行こう!」「〇〇に挑戦しよう!」をひとつずつクリアしていこう、と密かに決めていたことしの1月。
あれから11か月・・・
やっとひとつ遂行できたことがあります。
それは「エアコン掃除」。
部屋の高い場所にあるエアコン掃除は自分ではなかなか難しいもの。
「いつか専門業者に頼もう」そう思ってから早数年。
その数年にため込んだホコリを、先日すべてきれいさっぱり洗い流してもらいました!!
目標をクリアすることってこんなに清々しいことなのですね!!(掃除したのは業者の方ですが)
リバウンドしてしまいました・・・
ここ4年で見事ダイエットに成功しピークから最大8キロ以上減っていた体重が、この一年で5キロぐらいリバウンドしてしまいました。生活スタイルは特に変えていないのになぜ?
とはいえ、もともと意識したダイエットではないので、なぜ減ったのかも謎なのですが・・・
人生最大のケガをした年でした。
2月に左脚腓腹筋の筋断裂で全治6か月のけがをしました。
 痛みもさることながら、足首から太ももまでギプスをしたため
松葉杖をつきながら、左ひざが曲がらない生活を送りました。
 ニュースをお伝えする時は、脚が机で隠れるので仕事は続けましたが、非常に不自由な生活を送りました。

 仕事の面では、カーリング中継や7人制ラグビー中継といった、
テレビ岩手として初めての競技を実況した他、東北の県庁所在地では初めてとなるマラソン「いわて盛岡シティマラソン」の実況をしたことが印象に残っています。

 他に、ラグビーワールドカップの開催など、ビッグイベントが続いた年でした!
2019年一番印象に残っていることは
高校時代の友人と富士山に登ったことです。
山頂まではおよそ8時間。
酸素がうすく高山病との闘いでした。
山頂に着いたのは朝の4時。極寒の中ご来光を待ちます。

真っ暗だった空にオレンジの光が...!
太陽が姿を現すと拍手が沸き起こります。
この絶景を見るために登ってきたんだと達成感と満足感で一杯でした。
富士山で見た景色は人生で忘れられないものとなりました!
この一年で一番心に残っていることは、「大船渡高校の佐々木朗希投手フィーバー」です。
私も取材に駆けつけた春の高校日本代表合宿で、高校生史上最速の163キロを投げて球界に衝撃を与えた佐々木投手。
それ以降は、地区予選から臨時駐車場や報道陣の取材規制が設けられるほど多くのファンが全国から詰めかけました。
菊池雄星投手や大谷翔平選手の高校時代でも起こらなかった前代未聞の状況のなか、高校野球の魅力を伝えられたことは貴重な経験になりました。

また、復興への思いが詰まった釜石鵜住居復興スタジアムのこけら落としイベント(8月)。
日本代表とフィジー代表が対戦し、会場の興奮を芝生の上から中継で伝えました。
両国の選手が被災地の皆さんを勇気づけようと熱戦を繰り広げた結果、日本が格上のフィジーを圧倒。
その後のラグビーW杯でベスト8の快挙を成し遂げた日本代表ですが、すでにラグビーの街・釜石での試合で「ONE TEAM」の魂は表現されていたのだと実感し、その瞬間に立ち会っていたことを振り返るととても幸せに感じます!
 
今年一年を振り返ると「楽しい!!!」そんな一年でした。
ずっとなりたかったアナウンサーになり、毎日の仕事や生活が楽しくてあっという間に一年経っていました。(笑)
岩手にきた当初は親戚も友達もいないところでの生活で少し不安だったのですが、取材でお世話になった方やテレビを見てくれた方などから「応援してるよ!」「豚ちゃん楽しみにしてる!」などメッセージをいただくたびに、カメラの向こうに親戚や家族のような存在が増えていく気がして本当に嬉しいんです。有難うございます。
来年は「最近頑張ってるね!」と皆さんに思ってもらえるくらい成長したいと思います。

真面目になってしまいましたが、まずは無事に岩手の冬を越せるように美味しいものを沢山食べておなかに蓄えることにします♪