番組審議会

第381回 番組審議会 議事録
平成15年10月21日(火)
テレビ岩手

1.日  時

平成15年10月21日(火)  午後1時30分~

2.開催場所

テレビ岩手

3.委員総数

15名
出席委員 8名

  • 出席委員
  • 委員長
     川嶋 静夫
    委員
     黒岩 幸子、山本 玲子、重石 晃子、和田 利彦
     藤元 隆一、高橋 三男、 野崎 信一 
  • 欠席委員
  • 副委員長
     清水 健司
    委員
     堀内 三郎、鎌田 強、須藤 春樹、梅村 俊男、澤田 博司
     久郷 和美
  • 社側出席者
  • 横山 尹浩 (専務取締役)報道・制作・技術・広報 番組審議会担当担当
    阿部 孝夫 (取締役事業局長)
    淵沢 行則 (制作局長)
    雫石 哲正(業務局次長)
    大村 精一(業務局次長)
    遠藤 隆 (報道部副部長)
    丸谷 尚志(報道部)
  • 事務局
  • 青山 尚之(業務局次長) 番組審議会事務局長
    八重樫 雅弘(業務局編成部主任)

4.議  題

1. 「NNNドキュメント 頼ちゃんの死を生かして」について
<平成15年10月5日(日)24時55分~25時25分放送>
2.その他の番組について、お気づきになった点

5.議事の概要

 平成15年10月5日(日)、テレビ岩手制作、NNN系列30社で放送した「NNNドキュメント 頼ちゃんの死を生かして」は救急小児医療体制の遅れにより子供を亡くした夫婦を取材し、子供を亡くした夫婦の気持ち、小児医療体制の整備を訴えた。
 委員からは「制作者の思いがよく伝わってきた番組である」「小児救急の現場に一石を投じたことは評価出来る」などの意見が出された。

6.審議内容

別紙のとおり

7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日

 特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。

8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日

・ 自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」
 (平成15年10月28日(火)午前11時50分~11時57分放送)で、審議  の概要を放送。
・ 平成15年10月23日(木)付読売新聞岩手版で公表。
・ 支社・支局に議事録を設置
・ 当社のインターネットのホームページで議事録を公開。

9.その他の参考資料

資料として以下のものを配布
・テレビ岩手放送番組タームテーブル(2003年10月~2003年12月)
・視聴者からの意見の概要

議事の内容

事務局

 定刻ですので審議会を始めます。
 きょうは社長の中野が欠席となっています。専務の横山よりお話がございます。

社 側

 きょう社長の中野は日本民間放送の大会に出席するため欠席しております。その日本民間放送の大会の場でテレビ岩手が制作した「いわての花鳥風月」が日本民間放送連盟賞の表彰を受けます。この賞は昭和28年、番組・CM・技術の向上を図ることを目的に創設されたもので、今回、「いわての花鳥風月」が受賞した放送活動部門は社会へ多大な貢献をした作品を表彰するもので、全国を7ブロックに分け各々1位が受賞するものです。「いわての花鳥風月」は後世に残したい岩手の風景と、そこに生きる人々の姿を丁寧に描き、岩手の素晴らしさをよく伝えている、そして、この番組をDVDで小学校へ配布し学校教育でも利用してもらうことが評価され受賞となりました。

事務局

 本日の審議の議題は「NNNドキュメント 頼ちゃんの死を生かして」です。

委員長

 それでは、「NNNドキュメント 頼ちゃんの死を生かして」についてご意見をお願いします。

委 員

 内容的には30分と短いものでありましたが、命の尊さ、家族の絆、が伝わってきました。頼りない小児救急の実情がよく伝わってきて、ひとつの問題提起になっていると思います。小さな運動が大きな運動になり、小さな前進ではあるが小児救急の整備に繋がったことは素晴らしいことであると思いました。

委 員

 重い内容であり、制作者の思いがよく伝わってきた番組であると思いました。このドキュメントが小児救急の現場に一石を投じたことは評価出来ることであると思いました。

委 員

 今月号の「プレジデント」に「崩壊する小児医療」という特集が掲載されています。この記事にも、番組で取り上げた一関市の家族の問題が取材されていました。番組との関連性はよく分かりませんが、このように小児救急の問題は一地方の問題だけではなく日本全体の問題であると感じました。

委 員

 いろいろな事を考えさせられる番組でした。母親の素直な心、発言は子供を無くした人でなければ言えない発言で、心に染み込んでくるものでした。整備されていない小児救急の体制についての警鐘になっていて、若いお医者さんの卵たちが、お金を儲けることができない小児医療を敬遠することが残念でたまりません。厚生労働省の考え方、将来の方向性までも導き出せたらもっと深い番組になったとも感じました。

委 員

 子供を亡くした母親の気持ちを上手に表現していると感じました。事が起こらないと小児救急の問題がクローズアップされませんが、小児救急の問題は非常に根が深い問題です。小児救急に携わる医師の数は全国的に減少しています。厚生労働省では内科医などの活用で小児科の医師不足を補う考えを示していますが、小児医療は専門的な知識を必要とするものです。このように多くの問題を含んでいる小児医療の問題を取り上げたことは非常に意義があることだと感じています。

委 員

 地元に密着していなければ作れない番組で、非常に良い番組であったと思います。小児医療の日本の現状と子供を亡くしてしまった夫婦の不幸が上手に組み合わされていたと思います。しかし、この番組の放送が日曜日の深夜という事で視聴者には大変厳しい時間に設定されています。ここのところを考慮して頂けるようお願いします。

委 員

 今回は非常に評価出来る番組だったと思います。30分番組にしては非常に重いテーマであると最初は思いましたが、子を亡くした母親の気持ちがとてもよく伝わってきました。そのような母親の心情を引き出した取材についても評価出来ると思います。そして、一関市以外、例えば盛岡ではどうなのか、厚生労働省の対応についても取り上げれば更に深いものになったと感じました。

委 員

 小児医療の問題の根は深いものがあります。これまでもこの審議会で一関の小児医療体制については取り上げてきましたが、両磐地方の小児医療体制がわずかばかりでも進歩したことは、この夫婦の努力や取材を続けてきた事の意義が大きく担っていると感じました。

社 側

 今回の番組は全国放送ということもあり、取材活動はしていますが細かい運動についてはカットした部分があります。子供を亡くした母親、夫婦を中心に、脆弱な小児医療体制を改善したいという気持ちを伝えようと思いました。

委員長

 その他なにかありますでしょうか。
 それでは事務局の方からお願いします。

事務局

 次回の番組審議会は、11月18日火曜日に開催いたしますのでよろしくお願いします。以上で番組審議会を終了いたします。

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