番組審議会
第361回 番組審議会 議事録
平成13年12月18日(火)
テレビ岩手
1.日時
平成13年12月18日(火) 午後4時00分~
2.開催場所
ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング3階星雲
3.委員総数
13名
出席委員 6名
- 出席委員
- 副委員長
岩動 孝
委員
川崎 正和、川嶋 静夫、谷藤 善範、鎌田 強、山本 玲子
- 欠席委員
- 委員
玉山 哲、清水 健司、黒岩 幸子、堀内 三郎、藤田 道彦
荻野 洋、野崎 隆夫
- 社側出席者
- 中野 士朗(代表取締役社長)
横山 尹浩(専務取締役)
天野 雅行(常務取締役)
阿部 孝夫(取締役事業局長)
小熊 清司(取締役総務局長)
照井 芳夫(メディア戦略室長)
村田 憲正(報道局長)
千葉 正範(業務局長)
高橋 甫和(技術局長)
鈴木 直志(報道局専任局長)
渕沢 行則(制作局長)
- 事務局
- 多田 清人(業務局編成部長)
4.議題
1.「平成13年のテレビ岩手の番組について」
2.その他ご覧になった番組についてのご意見
5.議事の概要
「いわて特盛!5きげんテレビは分かりやすく親しみが持てる」
「いわて大航海時代 は、問題点をもっと深く説明してほしい」
など活発な意見が交わされた。
6.審議内容
別紙のとおり
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日
・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成13年12月25日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成13年12月21日(金)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。
9.その他の参考資料
資料として以下のものを配布
・テレビ岩手自社制作番組放送スケジュール表
(2001年12月~2002年1月)
・テレビ岩手2001年自社制作番組一覧表
・視聴者からの意見の概要
議事の内容
事務局
第361回番組審議会を開催いたします。
本日はお忙しい中お集まり頂きましてありがとうございます。
当、テレビ岩手番組審議会では、本日より新委員の方を迎えております。
JA共済連岩手の鎌田強様、石川 木記念館、山本玲子様、そして岩手ホテル&リゾートの谷藤義範様です。
12月からテレビ岩手の番組審議会は新年度を迎えます。
つきましては、新年度にあたりまして改めて、委嘱状をお渡しいたします。
─委嘱状贈呈─
社 側
テレビ岩手12月開局でお忙しい時期に委員交替で申し訳ありません。今年1年またよろしくお願い致します。テレビ岩手が良くなるために、是非、悪いところのお話、ご意見をお聞かせ頂ければありがたいと思います。
─委員長岩動孝 氏 選出─
─副委員長 川嶋 静夫 氏 選出─
事務局
本日のテーマは「平成13年のテレビ岩手の番組について」です。忌憚のないご意見をよろしくお願いします。それでは、岩動委員長宜しくお願いいたします。
委員長
お手元の資料をご覧頂きまして13年のテレビ岩手の番組についてご意見ご感想をお願いいたします。
委 員
ごく最近の番組、二つについてお話いたします。「はつらつママさんバレーボール大会」を見て、勝ち負けだけではなく、バレーを通じてママさん達の絆を感じ、番組を通して、仲間のよさが伝わり、いい番組だと感じた。
「いわて大航海時代II」の瀬戸内寂聴さんの話が非常に良いお話で、また大人だけではなく子供にも分かり易かった。ただ、結いについて触れていたが、田舎の人や年配しか分からないと思われる中で、説明不足なのが残念でした。再放送してもいいくらいによかった。
委 員
「いわて特盛!5きげんテレビ」について。視聴率が高いのは県民とキャッチボールが出来ているからだと感じ、その姿勢は続けて欲しいと思う。ラジオや新聞とは違う映像でしか伝えられない事があり、影響力というものをきちんと考えた上で大切にして欲しい。
「いわて大航海時代II~オリザと水と生命と大地~」でテーマが重過ぎてゲストの特性が生かされてない様に感じ、仕込みの段階でもう少し考えても良かったと思う。
委 員
常日頃のテレビについて。いろんな情報が大規模で伝えられている分、県民のニーズにきちんと答えて制作されているのか。知りたい事が伝えられてない様に思う。例えば湾岸戦争とテロはどう違うのかなど、我々の考えているものがきちんと伝えられていないのがもどかしい。教育のできる番組制作があってもよいのではないだろうか。視聴者のニーズを考えた報道をして欲しい。
委 員
「いわて特盛!5きげんテレビ」をよく見る。構えない番組で親しみが持てる。5きげんクイズに何度か問題として参加したが、その影響でお客様がたくさん来た。テレビの影響力の大きさを感じた。また、司会者のラフで気取らない格好が親しみを持たせ、気取らずに見られるところが、親しみが持てる。
「ニュースプラス1いわて」は、ほかのチャンネルよりも伝え方が柔らかいように感じ、非常によい。
委 員
視聴者参加型と一方的に流す型と二通りあると思うが、私は番組の内容だけでなく、人間のキャラクターで番組をきめる部分があり、テレビ岩手は前者の部分にあたり非常によい。「見始める」までは簡単だが、「見続ける」となると番組の独自性などが重要であり、難しいと思う。是非、更なる努力をして頂きたい。
社 側
視聴率がすべてではないが、頑張ってきたと思う。独自性という部分でも十分ではないが、努力できたのではないかと思う。「大航海時代」もIIIを作る方向で進めている。今はまだあひるですが、白鳥になれるよう是非ともたくさんのご意見、ご批判を頂きながら作っていきたい。もっと、岩手の実状を伝えて行きたいと思っている。
委員長
色々な番組の中で、勝負に対するこだわりだけでなく、参加する事の楽しさとか人間の絆とかが番組作りに表われていた。そして、県民とのキャッチボールが出来ているその姿勢を今後とも続けていって欲しい。
テレビ岩手の自社制作番組のどれをとっても、テレビ岩手の意気込みが伝わってくる様で嬉しく思った。来年も今年に勝る番組を作って頂いて我々を楽しませていただきたいと思います。また、本日欠席の委員から文書にて意見をいただいております。報告いたします。
─文書での意見読み上げ─
委 員
「夢・見る・ピノキオ」は県外から来た人が見ても岩手のことがよく分かり、大変興味が持てて行きたくなる。名所、資料館、お祭りなど諸行事は、ニュースでは放送するが、是非番組としてもやって欲しい。岩手の魅力をもっと何かの番組で追究して欲しい。
委 員
全体としては、視聴者の生活に関わる細やかなニュース番組から、岩手県、現代日本の全般的な問題に取り組んだ「岩手大航海時代」というダイナミックな番組まで、多彩に飛び、充実した番組作りをしていたと思う。夕方の「いわて特盛!5きげんテレビ」や「ニュースプラス1いわて」は、身近な問題を取り上げ、視聴者とのやり取りを感じさせるような双方向の番組作りで好感が持てました。
「いわて大航海時代」は、パートIに続き、大きなテーマに大胆に取り組んでいて、見ごたえがあった。これだけ大きな番組を年間、何本も作るのは、大変かと思うがテレビ岩手の看板番組として定着しているようなので、来年も更に続けていただきたい。
世界的に暗いニュースばかりが目立った年だが、是非、テレビ岩手は常に明るい未来に向け、岩手県をリードしていくような番組作りを今後も続けていただきたい。
委員長
以上です。事務局にお返しします。
事務局
ありがとうございました。次回の番組審議会は1月15日(火)午後1時からテレビ岩手会議室にて行います。テーマは「NNNドキュメント貧乏に幸あり~ガンコ親父と七人のこどもたち」です。改めてご案内申し上げますのでよろしくお願いします。