番組審議会

第359回 番組審議会 議事録
平成13年10月16日(火)
テレビ岩手

1.日時

平成13年10月16日(火) 午後1時30分~

2.開催場所

テレビ岩手本社6階大会議室

3.委員総数

14名
出席委員 8名

  • 出席委員
  • 委員長
     勝 雅行
    副委員長
     岩動 孝
    委員
     二宮 柊子、玉山 哲、清水 健司、川崎 正和
     川嶋 静夫、荻野 洋
  • 欠席委員
  • 委員
     田沼 征彦、谷村 啓子、黒岩 幸子、堀内 三郎
     藤田 道彦、野崎 隆夫
  • 社側出席者
  • 中野 士朗(代表取締役社長)
    横山 尹浩(専務取締役)
    天野 雅行(常務取締役)
    阿部 孝夫(取締役事業局長)
    小熊 清司(取締役総務局長)
    高橋 甫和(技術局長)
    千葉 正範(業務局長)
    鈴木 直志(報道局専任局長)
    淵沢 行則(制作局長)
  • 事務局
  • 多田 清人(業務局編成部長)
    平澤 由寛(業務局編成専任部長)

4.議題

1.「いわて情報ステーション」(毎週日曜日7:45~8:00放送)
「ジョガドール」(毎週日曜日17:15~17:30放送)について
2.その他の番組について、お気づきになった点

5.議事の概要

岩手情報ステーション
「アナウンサーがわかりやすく質問したり意見を言って、難しいテーマも分かりやすく理解できる」
ジョガドール
「子供たちに非常に人気ある」「いろいろなチーム、団体を紹介し、なるべく多くの子供達が出られるようにしてほしい」
など活発な意見が交わされた。

6.審議内容

別紙のとおり

7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日

特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。

8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日

・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成13年10月23日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成13年10月17日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。

9.その他の参考事項

資料として以下のものを配布
・視聴者からの意見の概要

議事の内容

事務局

定刻になりましたので第359回番組審議会をはじめます。
本日の議題は「いわて情報ステーション」(日曜朝7時45分)と「ジョガドール」(日曜午後5時15分)です。
二つの番組のダイジェスト版をご覧いただき審議に入りたいと思います。

VTR視聴

事務局

それでは委員長、議事進行をお願いします。

委員長

本日の議題は「いわて情報ステーション」(日曜朝7時45分)と「ジョガドール」(日曜午後5時15分)です。忌憚のないご意見をお願いします。

委員

いわて情報ステーションについて、とても分かりやすい番組だと思います。
いろいろな見せ方をし、質問もわかりやすい。難しいテーマをテロップなど効果的に使い、わかりやすく伝えている。特に家族経営協定についてはあまり目にふれることがないので、大変勉強になりました。新しく福祉総合相談センターができたことに対しての紹介は、児童虐待問題にしぼって説明してくれ受け入れやすかった。県立美術館については、バリアフリーもかなり配慮しているので、それについても紹介して欲しい。
ジョガドールについては、チームのわきあいあいとした表情をうまくとらえていた。野球の少年の始球式立会いは少年のドキドキが感じられて大変ほほえましいと思いました。

委員

いわて情報ステーションは字幕の説明が適切。特に資源の問題、新しい法律や制度ができたときには分かりやすい解説をしていただくと非常に助かる。農業場面では、農業離れが続いているという現実の中、番組で農業の楽しさを表現していた。農業で頑張っている方をああいう形でどんどん紹介をしてほしい。
児童虐待については棒グラフを出して説明していたが、その他にどういう虐待があるのかもう一歩踏み込んでもらえればもっと良かった。
ジョガドールについては、藤沢中ソフト部の地域の支援がすごい。父兄の方が頑張ってる。ああいう小さな町で日本一になるのはものすごいこと。地区のバックアップ体制もすごい。バックアップ体制の紹介も地区のスポーツ振興に刺激をあたえるのではないかと感じました。

委員

いわて情報ステーションは、施設の紹介であったり、生活情報であったりと内容に一貫性がないような気がしました。番組自体は噛み砕いた、分かりやすい番組ではある。しかし、県民が知りたい情報の選択という意味ではもっと知りたい情報があるのではないか。
ジョガドールについては、子供の楽しさが前面に出ていて大変よかった。
委員 いわて情報ステーションは話題のとらえ方がタイムリーで、ニュースとは違って分かりやすく身近に説明してくれていい番組。ニュースとまた違った観点で深く説明してもらえてよかった。分かりやすい、タイムリーであるということに好感がもてました。
ジョガドールは楽しい番組でだけでなく、年齢層をもう少しあげて紹介するともっと多くの人に見てもらえるような気がします。

委員

テロのような世界的報道に対し特別な報道体制は特に考えているのか?

社側

NTV系列全体で体系を組んでいる。ビルが倒れるところを映すことについても、日本テレビは遺族の方のことも考えて映さないように配慮している。

委員

紛争をどうやって報道するか。画面そのものは大変な影響力をもっている。現場の生の現象を伝えたいということは気持ちは分かるが、どの局も紛争の報道ばかりで平和のすばらしさが全然出てこない。社会教育という点ではどうかと思う。

社側

日本テレビ系列の特別取材団をつくっているので大掛かりな報道体制になります。アメリカ側の立場だけの報道ではなくてアフガニスタン、パキスタンの難民の悲惨さも一方では伝えるというように公平な立場での報道を心がけている。
委員 いわて情報ステーションは、以前堅い番組だったがとてもやわらかい番組になった。身近になったような気がする。この時間であれば主婦層も見ると思う。「これを見なくては」というふうになっているのではないか。情報がわかりやすいし身近だし、硬さが取れてとてもよかった。
ジョガドールについては、子供たちにとても人気がある。番組に出たいと思っている子供がたくさんいると思うので、できるだけ沢山の子供たちが出演できるような番組にして欲しい。ジョガドールのタイトルについては意味が分からない。説明を加えた方がいいのではないか。

委員

いわて情報ステーションはリサイクル法、家族経営、福祉総合相談センター、県立美術館の話についてなど、すべて私たちが知りたいと思うような話題である。これからもっといろんな身近な話題を、私たちが分かりやすい、やってみたくなるような番組に仕上げてほしいと思う。
ジョガドールについては、女子ソフト、バスケット、サッカー、飛び込み、一輪車、野球、柔道などいろいろなスポーツが出ていたが、出てみたいと思っている子供たちはたくさんいると思う。そういうところを発掘して、自分がテレビに出たということで喜びを分かち合ったらいいのではないか。もっと県内のいろいろなところに行って、子供たちの笑顔につながればいいと思う。こういう子供たちの番組をこれからももっと続けて欲しい。

委員長

まとめさせていただきますと、岩手情報ステーションは難しいテーマでもアナウンサーが分かりやすく質問をしたり、意見を言っている。内容が分かりやすく理解でき、好感が持てる番組になっている。
ジョガドールは、子供たちに人気があって、非常にいい番組ではないか。今後も子供たちが沢山出られるような、いろいろなチーム、団体を紹介してほしい。スポーツを通して子供たちの笑顔が全面に出るような番組にしてほしい。