番組審議会

第358回 番組審議会 議事録
平成13年9月18日(火)
テレビ岩手

1.日時

平成13年9月18日(火) 午後1時30分~

2.開催場所

テレビ岩手本社6階大会議室

3.委員総数

14名
出席委員 8名

  • 出席委員
  • 委員長
     勝 雅行
    副委員長
     岩動 孝
    委員
     谷村 啓子、川崎 正和、堀内 三郎、川嶋 静夫
     藤田 道彦、荻野 洋
  • 欠席委員
  • 委員
     田沼 征彦、二宮 柊子、玉山 哲、清水 健司
     黒岩 幸子、野崎 隆夫
  • 社側出席者
  • 中野 士朗(代表取締役社長)
    新沼 栄喜(専務取締役)
    横山 尹浩(専務取締役)
    天野 雅行(常務取締役)
    阿部 孝夫(取締役事業局長)
    小熊 清司(取締役総務局長)
    照井 芳夫(役員待遇メディア戦略室長)
    高橋 甫和(技術局長)
    千葉 正範(業務局長)
    鈴木 直志(報道局専任局長)
    大村 精一(業務局次長)
    山信田 寧(報道局報道部長)
    柴柳 二郎(報道局アナウンス部副部長兼報道部副部長)
  • 事務局
  • 多田 清人(業務局編成部長)
    平澤 由寛(業務局編成専任部長)
    川田 実(業務局編成部)

4.議題

1.「ニュースプラス1いわて」(月曜~金曜 午後6時20分から放送)について
2.その他の番組について、お気づきになった点

5.議事の概要

「台風など災害時の情報に即時性が必要」、「米国テロ事件の取り上げ方、映像使用に配慮を」、「キャスターに安定感がある」など活発な意見が交わされた。

6.審議内容

別紙のとおり

7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日

特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。

8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日

・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成13年9月25日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成13年9月19日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。

9.その他の参考事項

資料として以下のものを配布
・視聴者からの意見の概要

議事の内容

事務局

定刻となりましたので始めたいと思います。今回から新たにお二人の方に放送番組審議会委員を委嘱することになりました。
東日本旅客鉄道取締役盛岡支社長 荻野洋氏と、関東自動車工業取締役岩手工場長 野崎隆夫氏です。では、社長より委嘱状をお渡しします。なお野崎氏は本日都合により欠席されていますので、後日本日付で委嘱状をお渡しします。

─委嘱状交付─

事務局

それでは新委員荻野様から一言ご挨拶いただきます。

委 員

荻野と申します。このたび番組審議委員に委嘱され大変光栄です。以前他の放送局でも審議委員をつとめており、その際テレビ岩手の社長さんから「テレビ岩手の番組審議会は楽しいよ」というお話しを賜わっておりました。私の意見が参考になるかどうか分かりませんが、会議の雰囲気をやわらげることには役立つと思います。どうぞよろしく。

事務局

ありがとうございました。それでは社長の中野からご挨拶申し上げます。

社 長

まず勝委員長のお父上が亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げます。そのような中、委員長におかれてはこの審議会に出席いただき誠にありがとございます。
今回から荻野新委員をお迎えすることになりました。いつも申し上げておりますが、この会議では私ども、できるだけ本音でお話をさせていただいております。委員皆様も番組をほめていただく必要はありません。忌憚のないご意見をお願いします。
三点ほど皆様にお伝えします。
第一に視聴率に異変がありました。月の単位では連続視聴率三冠王を続けておりますが、週の単位では6月に1回、9月に1回他局に負けました。プロ野球巨人戦の視聴率不振が主な原因です。
第二に10月改編でズームイン朝にかわり「ズームインSUPER」が始まります。生中継を多用しこれまでのニュースの概念をかえるという意気込みで取り組んでおります。当社から社員1名をスタッフとして日本テレビに出向させます。
第三に営業状況です。10月以降見通しを立てにくい状況です。広告費の投下も岩手は前年割れが続いています。番組審議会に営業状況の説明は不要かもしれませんが、いい番組作りには営業的なバックアップが欠かせませんのであえて申し上げました。

事務局

それでは本日のテーマ「ニュースプラス1いわて」のダイジェスト版VTRをご覧いただき、審議に入りたいと思います。

─VTR視聴─

事務局

では委員長、議事をお願いします。

委員長

はい。内容は「台風情報」、「アメリカ連続テロ事件」、「県内で活躍中の人気漫画家紹介」でした。皆さん意見をお願いします。

委 員

台風のニュースに関してですが、生中継と事前に取材した台風被害とが交互に編集されており、昼と夜、時間的ズレという点で少々違和感を感じました。また字幕スーパーとアナウンサーのコメントが違っている個所があり気になりました。テロ事件については、岩手県関係者の安否中心の取り上げ方で良かった様に思います。
漫画家の紹介では、自分の知らないところで県内の人が大活躍しておられ、とても感心しました。

委 員

台風のニュースでは現場中継を関心を持って観ました。最近いろいろな局で通常の画面に文字情報を流す方式(L時画面など)をとっているようです。災害のように即時性を必要とする情報の伝え方として有効と思われます。テレビ岩手として今後はおやりになるのですか。

社 側

技術的には可能です。人員の問題などありますが将来的には取り組みたいと思います。

委 員

事件事故の少ない平穏な土地柄で、どういうふうに数十分のニュースをやるか、ということはとても重要です。高視聴率であることを考えるとテレビ岩手は他局との差別化に成功しているのでしょう。誇張を避け分析を重視した現場リポートを大事に。国内外とリンクしながらも県内ニュースであることを忘れずに。

委 員

テロ事件についてですが、娘がニューヨーク在住です。事件直後は電話がつながったのですが、30分も経つとつながりませんでした。当事者としてNHKを観ました。民放のCMが邪魔だったので…。また、この衝撃的事件では子供へのケアを考えなくてはなりません。正直申して飛行機がビルにぶつかるシーンはもうみたくありません。映像の使い方に配慮が必要かと思います。
県内の人気漫画家紹介は感銘を受けました。カメラマン志望の娘が、仕事をするには東京でなければ、地元ではダメになるとよく申します。地元で活躍する若い人を心強く思います。

社 側

アメリカ連続テロ事件の報道では、当日の深夜から翌朝7時過ぎまでCMなしの放送を実施しました。営業的には大打撃です。放送局としても、こういう事態には配慮、努力をします。ご理解いただきたいと思います。CMなしの放送は阪神・淡路大震災以来でした。

委 員

このテロ事件で各国が弔意を示しています。あまり日本のメディアはこういう点を取り上げませんが、日本の弔意を全世界に発信すべきではありませんか。

社 側

そのとおりだと思います。

委 員

テロ事件に振り回された感のある週のニュースを拝見しましたが、メインキャスターに安定感があってよいと思います。
今回の議題ではありませんが、観光をテーマにした回の「いわて大航海時代」について申し上げます。観光立県という観点だけでなく、観光開発と自然の調和や岩手の素晴らしい自然を強調していって欲しいと思います。

委 員

他局と比べ、テロ事件ではニューヨーク在住の岩手県関係者にインタビューを試みたりと、岩手という小さな窓から世界を見ているようなニュースの作り方をしているように思います。それと台風のような災害の時は、交通情報のような即時性の情報を大事にして下さい。視聴者の災害に対する注意喚起が重要です。現場中継の際アナウンサーが「シャワーを全開にしたような雨」というコメントを述べましたが、表現力が豊かだなと思いました。

委員長

まとめさせていただきます。
台風のような災害時には即時性のある情報を重視して欲しいという要望がありました。テロ事件については、衝撃的映像の使い方に配慮を、また個人的にも重要と思うのですが、事件を知った子供へのケアについても求められました。
人気漫画家紹介のニュースでは、岩手で頑張っている人がいる、東京でなくても岩手でやれる、そんな思いを強くしました。こんなテーマのニュースをどんどん放送して下さい。

事務局

ありがとうございました。次回は10月16日開催を予定しております。後日詳しい連絡を差し上げます。

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