番組審議会

第352回 番組審議会 議事録
平成13年2月20日(火)
テレビ岩手

1.日時

平成13年2月20日(火) 午後1時30分~

2.開催場所

テレビ岩手本社6階大会議室

3.委員総数

13名
出席委員 9名

  • 出席委員
  • 委員長
     岩渕 孝男
    副委員長
     勝 雅行
    委員
     岩動 孝、田沼 征彦、清水 健司、玉山 哲、二宮 柊子
     川崎 正和、堀内 三郎
  • 欠席委員
  • 委員
     伊藤 敏信、谷村 啓子、黒岩 幸子、堀内 厚
  • 社側出席者
  • 新沼 栄喜(専務取締役業務担当)
    横山 尹浩(専務取締役総務・技術・広報担当)
    天野 雅行(常務取締役事業局長)
    阿部 孝夫(取締役制作局長)
    小熊 清司(取締役総務局長)
    照井 芳夫(メディア戦略室長)
    村田 憲正(報道局長)
    千葉 正範(業務局長)
    高橋 甫和(技術局長技術部長)
    鈴木 直志(報道局次長アナウンス部長)
    渕沢 行則(制作局次長制作部長東京制作部長)
    大村 精一(業務局業務部長)
  • 事務局
  • 佐藤 秀(業務局編成部副部長)
    柏舘 史尚(業務局編成部)

4.議題

1.「いろはのいかっぺいのか」テレビ岩手制作分について
(毎週日曜 7:30~7:45放送)
2.その他の番組について

5.議事の概要

「東北地方の貴重な文化を広く紹介しており良い番組だ」「構成も見ていて分かりやすく満足いくものだ」「伊奈かっぺいさんのようなキャラクターを岩手で発掘して欲しい」「県内の話題をこまめにリサーチしているスタッフの努力には頭が下がる」
など活発に意見が交わされた。

6.審議内容

別紙のとおり

7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日

特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。

8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日

・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成13年2月27日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成13年2月21日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。

9.その他の参考事項

資料として以下のものを配布
・視聴者からの意見の概要

議事の内容

事務局

本日のテーマは、毎週日曜7:30~7:45放送の「いろはのいかっぺいのか」テレビ岩手制作分についてです。また、この他普段テレビ岩手の番組をご覧になってのご意見などございましたら、よろしくお願いします。

委 員

東北の貴重な文化を広く紹介しており、良い番組だと思います。岩手からも全県からくまなく取材しており、充実した内容だと思います。特に「沢内村の雪納豆」に出演していた地元のみなさんの笑顔が印象的でした。

委 員

県内の話題をこまめにリサーチし、発掘しているスタッフの努力には頭が下がります。構成も見ていて分かりやすく満足いくものだと思います。浄法寺町が漆の生産量日本一ということは県民でも知らない人が多いと思われます。そういった話題はとても新鮮に感じられました。今度、夜の時間帯での放送や再放送なども検討してみてはいかがでしょうか。

委 員

全国放送でもいけるほど、伊奈かっぺいさんのキャラクターは良いと思います。番組内での語りくちが素晴らしく子供から大人まで幅広い層が楽しめる良い番組だと思います。見ていてあたたかい気持ちになりました。

委 員

岩手でも伊奈かっぺいさんのようなキャラクターを発掘、もしくは作り出して欲しいです。「かっぺいさんの津軽弁」のように、南部弁で話すタレントさんは視聴者にもうけると思います。

委 員

各地域の持つ特色を掘り起こしていて良かったです。ただ例えば「雪納豆での雪の役割り」「浄法寺町の漆と中国、ヨーロッパとの関係」など、メインテーマから派生したものも紹介して欲しかったです。
この番組のようにテレビ局が町おこしの一端を担うという形も良いと思います。今後も地域密着型の放送局像を出して欲しいです。

委 員

子供時代を思い出し、懐しさのようなものを感じました。生活に密着した小さな疑問点を紹介するという内容は良いと思います。伊奈かっぺいさんの語りくちが良く、引き込まれました。

委 員

内容がとても庶民的で良かったです。少数派の好みを大切にする制作姿勢には好感が持てます。「県民とテレビ岩手の共存」というイメージが定着すれば産業振興にもつながっていくのではと思います。今後Eメールを利用した視聴者からの話題提供など県民との距離を近づけていって欲しいです。

委 員

子供たちのためになる良い番組だと思いました。日曜の朝早くではなく、もっと子供達が見やすい時間での放送を考えてみてはいかがでしょうか。「南部藩の相撲」では、なぜ岩手の相撲界と中央の相撲界がけんかするに至ったのかを説明して欲しかったです。
本日のテーマから外れますが、先日おきたハワイでの実習船海難事故の報道で、被害にあった高校生達に向かってフラッシュをたいたり、各局が先を競うようにカメラを向けたりするのを見てかわいそうだと思いました。何とかならなかったものなのでしょうか。

社 側

緊急な事態のため、現場であのような混乱が起こるのは仕方がない部分もあります。ただ、被害者の気持ちを十分に考えた報道姿勢は今後の大きな課題ではあります。

委員長

朝早くの放送ということで、ほかの番組と比べるとあまりみられていないのかとは思いますが、大変素晴らしい番組だと思います。内容としては様々な知らないことが紹介されていますが、なぜそうなのかという核心部分をついた作り方をして欲しいです。

社 側

視聴率は平均8~10%とかなり健闘しています。伊奈かっぺいさんは、サラリーマンとタレントを兼ているので、取材スケジュールなど時間的制約があり苦労する部分もあります。今後も制作方法に工夫をこらして知られていない岩手を的確に紹介していきたいと思います。

事務局

貴重なご意見ありがとうございます。今後の番組作りに反映させていきたいと思います。
次回の番組審議会は3月24日(木)午後1時30分からテレビ岩手6階大会議室で行います。テーマは2月24日(土)午後3時から放送の「岩手・花巻わんこそば全日本大会」についてです。どうぞよろしくお願い致します。