番組審議会
この議事録は公式の議事録をそのまま掲載するものです。
第347回 番組審議会 議事録
平成12年 9月19日(火)
テレビ岩手
第347回番組審議会
1.日時
平成12年9月19日(火) 午後1時30分~
2.開催場所
テレビ岩手本社6階大会議室
3.委員総数
13名
- 出席委員
- 8名
- 出席委員
-
- 委員長
- 岩 渕 孝 男
- 副委員長
- 勝 雅 行
- 委員
- 岩 動 孝
- 委員
- 玉 山 哲
- 委員
- 二 宮 柊 子
- 委員
- 清 水 健 司
- 委員
- 黒 岩 幸 子
- 委員
- 川 崎 正 和
- 欠席委員
-
- 委員
- 菅 野 耕 毅
- 委員
- 伊 藤 敏 信
- 委員
- 田 沼 征 彦
- 委員
- 谷 村 啓 子
- 委員
- 堀 内 厚
- 社側出席者
- 中 野 士 朗(代表取締役社長)
新 沼 栄 喜(専務取締役業務局長)
天 野 雅 行(常務取締役事業局長)
小 熊 清 司(取締役総務局長)
照 井 芳 夫(技術局長)
村 田 憲 正(報道局長)
鈴 木 直 志(報道局次長アナウンス部長)
渕 沢 行 則(制作局次長制作部長東京制作部長)
近 藤 英 一(事業局付専任部長)
梅 沢 宏 直(制作局特別制作部長)
大 村 精 一(業務局業務部長)
池 田 学(報道局報道部)
栃 澤 卓 巳(制作局制作部)
桑 島 広 実(制作局制作部)
- 事務局
- 青 山 尚 之(業務局編成部長)
柏 舘 史 尚(業務局編成部)
4.議 題
1.「いわて大航海時代第3回人・こころ・絆」について
(平成12年8月26日(土)14:00~14:55放送)
2.「24時間テレビがんばる・・・君のために」テレビ岩手制作分について
(平成12年8月20日(日)放送)
5.議事の概要
「いわて大航海時代は前々作と比べて雰囲気が良かった」「出演者の話も分かりやすかった」「南米取材の部分が短すぎて意義が感じられなかった」「テーマが広すぎて具体的な将来への提言が少なかった」「24時間テレビは福祉車両の説明など分かりやすくて良かった」
など活発な意見が交わされた。
6.審議内容
別紙のとおり
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日
・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成12年9月26日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成12年9月20日(木)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。
9.その他の参考事項
資料として以下のものを配布
・視聴者からの意見の概要
・平成12年度上半期視聴率表
議事の内容
事務局
今回のテーマは、8月26日(土)14:00~14:55放送の「いわて大航海時代第3回人・こころ・絆」と8月20日(日)放送の「24時間テレビ…がんばる君のために」より、テレビ岩手制作分についてです。これから「24時間テレビ・テレビ岩手制作分」のダイジェスト版の試聴をいたします。活発なご意見お願いします。
───試聴───
委 員
「いわて大航海時代」は、「まとめ」の部分があまりにも弱かったと思います。将来の岩手像についての具体的な提言があった方が良かったと思います。司会の鈴木直志アナウンサーがもっと意見を言って参加していくのも良いと思います。構成の流れとしては良かったと思います。
委 員
「いわて大航海時代」はやや観念的で分かりにくかったです。出演者達の「話」の部分が多すぎたと思います。岩手の自然を映像で紹介してほしかったです。南米取材の部分は、別になくても良かったのではないでしょうか。「絆」と岩手との関連の説明も弱かったです。
「24時間テレビ」は、福祉車両の説明など、全体的に分かりやすくて良かったです。
委 員
「いわて大航海時代」は「人」と聞いて、偉人達のオンパレードかと思っていたら、変わった趣向で良かったと思います。対談部分だけで番組を作るのは難しいと思っていましたが、高橋克彦さんの話しはとても興味深く感銘を受けました。番組の「郷土史をもっと考えよう」という提言には共感します。
「24時間テレビ」は、説明も分かりやすくて良かったと思います。
委 員
「いわて大航海時代」は、テーマが広すぎたと思います。もう少し絞るか、2、3度に分けて取り組んだ方が良かったのではないでしょうか。「人・こころ・絆」を語るうえで、教育問題に触れていましたが、まだ踏み込みが足りない感じがしました。
「24時間テレビ」は、岩手の大冷害の時の当事者(岩手・沖縄)の生の声があって良い作りでした。
委 員
「いわて大航海時代」は、前2回と比べて雰囲気も良く、自然に引き込まれました。作家の高橋克彦さんの話しは、分かりやすく良くまとめられており、感心しました。南米取材部分の映像が短くて南米に入植した岩手の人々と岩手との関わりあい、絆が分かりにくかったです。
委 員
「いわて大航海時代」は、「人・こころ・絆」が十分に表現できていなかったと思います。南米まで取材に行った意義が見出せませんでした。郷土史から学ぶという提言には共感いたします。番組としては将来へ向けた具体策が示せれば良かったと思います。
委 員
「いわて大航海時代」は、インパクトがうすかったです。高橋克彦さんのコメントは感心できましたが、番組として今後どのようにしたらいいのかという結論、提言がなく残念でした。前2回の作品と比べると結論部分が弱すぎたと思います。
「24時間テレビ」は、やや作り込みすぎたきらいがあります。もう少しさらりと流しても良かったのではと思います。
委員長
「いわて大航海時代」は、なぜ絆を求めてパラグアイに行ったのか分かりにくかったです。照準がぼけやすいテーマだと思いますが、中にはなるほどと納得させる部分もありました。今後は登場人物にもバラエティを持たせて積極的な提言を出して欲しいです。
社 側
次回の「いわて大航海時代」は、環境問題を取り上げます。また、ご指摘のありました教育問題にもからめて、将来の岩手像にせまりたいと思います。
事務局
次回の番組審議会は、10月17日(火)午後1時30分からテレビ岩手本社6階大会議室で開催します。テーマは9月24日(日)放送の「NNNドキュメント’00」(テレビ岩手ほか制作)と、毎週月~金曜放送のニュースプラス1いわてについてです。宜しくお願いします。