番組審議会
この議事録は公式の議事録をそのまま掲載するものです。
第345回 番組審議会 議事録
平成12年 6月20日(火)
テレビ岩手
第345回番組審議会
1.日時
平成12年6月20日(火) 午後1時30分~
2.開催場所
テレビ岩手本社6階大会議室
3.委員総数
14名
- 出席委員
- 8名
- 出席委員
-
- 委員長
- 岩 渕 孝 男
- 委員
- 伊 藤 敏 信
- 委員
- 岩 動 孝
- 委員
- 栗 山 大 義
- 委員
- 二 宮 柊 子
- 委員
- 清 水 健 司
- 委員
- 黒 岩 幸 子
- 新委員
- 川 崎 正 和
- 欠席委員
-
- 副委員長
- 勝 雅 行
- 委員
- 菅 野 耕 毅
- 委員
- 田 沼 征 彦
- 委員
- 玉 山 哲
- 委員
- 増 本 智 昭
- 委員
- 谷 村 啓 子
- 社側出席者
- 中 野 士 朗(代表取締役社長)
天 野 雅 行(常務取締役事業局長)
小 熊 清 司(取締役総務局長)
照 井 芳 夫(技術局長)
村 田 憲 正(報道局長報道部長)
鈴 木 直 志(報道局次長アナウンス部長)
渕 沢 行 則(制作局次長制作部長東京制作部長)
大 村 精 一(業務局業務部長)
山信田 寧(報道局報道部長・東京・釜石・宮古・久慈報道部長)
池 田 学(報道局報道部)
- 事務局
- 青 山 尚 之(業務局編成部長)
佐 藤 秀(業務局編成部副部長)
柏 舘 史 尚(業務局編成部)
4.議 題
1.「いわて大航海時代 第2回情報の海をゆく」について
(平成12年5月28日(日) 13:00~13:55放送)
2.「ニュースプラス1いわて」について
(毎週月~金曜日 18:21~19:00放送)
5.議事の概要
「いわて大航海時代 第2回情報の海をゆく」については、「意欲的で内容も濃かった。」「実際にIT革命によって岩手がどのように変わるのかの説明が少なかった。」「コンピューター関連の用語の説明が少なく分かりにくかった。」また、「ニュースプラス1いわて」については、「シリーズ企画は身近なテーマで好感がもてる。」「選挙報道などでの世論調査の対象人数が少ないのではないか。」
など活発な意見が交わされた。
6.審議内容
別紙のとおり
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日
・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成12年6月27日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成12年6月21日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。
9.その他の参考事項
資料として以下のものを配布
・テレビ岩手自社制作番組放送スケジュール表(2000年5月~7月)
・視聴者からの意見の概要
議事の内容
事務局
番組審議会を始めさせて頂く前に、社長の中野からご挨拶させて頂きます。
社 長
本日はお忙しい中お来し頂き、ありがとうございます。昨日19日に株主総会、取締役会を開き、会長の伊勢卓夫が退任し、非常勤の相談役になりました。常務の新沼栄喜、横山尹浩が専務に、東京支社の渡邉寛支社長が常務にそれぞれ昇進いたしました。新体制のもと、良いテレビ岩手であり続けるよう努力したいと思います。
事務局
今回のテーマは5月28日放送の「いわて大航海時代 第2回情報の海をゆく」と毎週月~金曜放送の「ニュースプラス1いわて」です。これから「ニュースプラス1いわて」のダイジェスト版の視聴を行います。活発なご意見お願いいたします。
─VTR視聴─
委 員
IT革命というテーマ設定は意欲的で、番組の内容も濃かったと思います。
構成も前回(平成12年1月4日放送「いわて大航海時代 第1回新たな創造への船出」)よりも凝っていたと思います。出演者にラフな服装をさせるという演出も好感がもてました。ただ、IT・情報化が大切なのは分かりますが、具体的にどのように変わり、どのような点で大切なのかを映像化して説明して欲しかったです。
委 員
良質の番組だったと思いますが、情報化が岩手をどのように変えていくのかの説明がなく不満が残りました。出演者のコメントもやや現実味に欠けていたと思います。具体例を出して現実の方策を提示すべきでした。
委 員
今後岩手らしさが問われていくという興味深い内容でした。見ている側も十分に考えさせられます。「情報化の根本は“人”」ということが強調されていて良かったと思います。また、今後の国際交流のあり方に関する提言も的を得ていました。若者を中心に純粋に受け入れられたと思います。
委 員
1回目の「いわて大航海時代 新たな創造への船出」は、かたいイメージを受けましたが、今回はノーネクタイで良い雰囲気でした。しかし、個人的に母親としての観点から見ると、ちょっと入り込めない感じがしました。タイトルもかたい感じがするので、もっと色々な人が興味を抱くようなものに変えてみるのはいかがでしょうか。
委 員
今後の社会で情報化が重要な課題の1つであることがよく分かりました。番組内に出ている様々な用語の詳しい説明があれば良かったと思います。実際には、電子メールの使い方もよく分からないという人も多いのですから、普通の人にもできるIT・情報化を見せて欲しかったです。視聴者への啓発という意味では素晴らしい番組だったと思います。
委 員
真剣な取り組みだったと思います。実際に活用している企業関係者の出演があれば将来像も理解できたのではないかと思います。内容が高度なものだったので、全く携わっていない人には、理解が困難だったのではないかとも思います。
委員長
「ニュースプラス1いわて」に関してはいかがですか。
委 員
選挙報道などでは、世論調査の人数が少なすぎるのではないかと思います。
委 員
ニュースセットのバックがさわやかで好感がもてます。
委 員
シリーズ企画では、良いインタビューがとれていると思います。テーマも身近で良いと思います。
委 員
ニュース性とシリーズものなどの話題性とのバランスは苦労する点だと思いますが、「ニュースプラス1いわて」はバランスがとれていると思います。ただまれに、なぜ掘り下げてリサーチしなかったんだろうと感じることもあります。今後はさらに視聴者の声を取り入れて良いニュースを作って下さい。
委員長
「いわて大航海時代 第2回情報の海をゆく」に関して、「良い番組だが、果して使用する人にとってどのようなものか分かりにくかった。」との意見がありましたが、企業での活用などの具体案を示せればもっと大衆受けする内容になったと思います。また、番組内での用語ですが、私にも分かりにくかったです。日常的に使用していない人にも分かる説明を入れて欲しかったです。“情報”の分野は、まだまだ一部の人にしか馴染みのない分野だと思いますので、そこを考えた番組作りをして欲しいです。
「ニュースプラス1いわて」に関しては、私もシリーズ企画のテーマ選びが良いと思います。構成もよく考えられており、感心します。
社 側
企業との関係が提示できなかったのは残念です。取材を通して、IT革命は使う人の技量と努力にも大きく関係するという感想を持ちました。次回はその“人間”にスポットをあてていきます。よろしくお願いします。
事務局
次回の番組審議会は7月18日(火)午後4時30分から、盛岡グランドホテルで開催します。テーマは、テレビ岩手で上半期(1月~6月)に放送した番組についてです。よろしくお願いします。尚、審議会終了後、懇親会を開催したいと思いますので、こちらにも合わせてご出席下さい。