番組審議会

この議事録は公式の議事録をそのまま掲載するものです。

第334回 番組審議会 議事録
平成11年 6月15日(火)
テレビ岩手

第334回番組審議会

1.日時

平成11年6月15日(火) 午後1時30分~

2.開催場所

テレビ岩手本社6階大会議室

3.委員総数

12名

  • 出席委員
  • 5名
  • 出席委員
  • 委員長
    斎 藤 徳 美
    副委員長
    谷 村   繁
    委員
    岩 渕 孝 男
    委員
    岩 動   孝
    委員
    澤 口 たまみ
  • 欠席委員
  • 委員
    菅 野 耕 毅
    委員
    田 沼 征 彦
    委員
    玉 山   哲
    委員
    二 宮 柊 子
    委員
    勝   雅 行
    委員
    栗 山 大 義
    委員
    伊 藤 敏 信
  • 社側出席者
  • 伊 勢 卓 夫(代表取締役社長)
    中 野 士 朗(代表取締役副社長)
    清 水 秀 夫(専務取締役)
    新 沼 栄 喜(常務取締役業務局長)
    阿 部 孝 夫(取締役報道制作局長)
    天 野 雅 行(取締役事業局長)
    村 田 憲 正(報道制作局専任局長報道部長)
    鈴 木 直 志(報道制作局次長アナウンス部長)
    大 村 精 一(業務局業務部長)
  • 事務局
  • 青 山 尚 之(業務局編成部長)
    佐 藤   秀(業務局編成部)

4.議  題

1.「NNNニュースプラス1いわて」について
  (毎週月~金曜日 午後6時23分~6時57分放送)

2.その他御覧になった番組についての御意見

5.議事の概要

議題の番組「NNNニュースプラス1いわて」について
 ・どのチャンネルのニュースを見るか、キャスターで決めている視聴者も多いはず。キャスターの持ち味、イメージは大切である。
 ・生中継などバラエティに富んだ画像が楽しい。季節感のある話題が非常に興味を引いている。
 ・「特集」はタイムリーにその時の問題点を取り上げ、様々な角度から追求しており評価できる。
 ・もう少し問題点についてしっかり説明した方がいい。

など活発な意見が交わされた。

6.審議内容

別紙のとおり

7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日

特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。

8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日

・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成11年6月22日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成11年6月17日(木)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。

9.その他の参考事項

資料として以下のものを配布
・テレビ岩手自社制作番組放送スケジュール表(1999年5月~7月)
・視聴者からの意見の概要

議事次第

事務局

始めたいと思います。今日のテーマは「NNNニュースプラス1岩手」です。

─VTR視聴─

委 員

「特集」や「シリーズ」は関心の高いテーマを随時取り上げていて、興味深く見られると思います。特にシリーズ「学校給食を考える」(6月9日~11日放送)については、学齢期の子どもを持つ親御さんにとって参考になったと思います。しかも給食支持・弁当支持のどちらでもなく、様々な角度からどちらの良さも問題点も、そして、子どもたちにより良い食事をさせるためのヒントなども丁寧に取材してありました。見たものにとってどのようなものを選択していけばいいかという考えるヒントになるものでした。今後もこのような特集を期待しております。ニュースをどのような基準で選ぶかは、キャスターの人となりで決める方も多いと思います。キャスターのみならずカメラマン、記者それぞれから局の持ち味が伝わってきて好きな局が決まってくるような気がします。皆様の益々の努力を期待します。又、生き物の報道では、特徴を見れば確実に種名がわかる場合にはそれを明らかにし、専門家のコメントを入れてほしいと思います。その時期の自然との接し方・注意点がわかり効果があると思います。

委 員

特集「自然と生きる」(6月7日~8日放送)は、早池峰山あるいは岩手の自然をめぐる問題を取り上げていましたが、これは自然保護、観光客それぞれの立場によってまったく見方が違うと思いました。トイレの建設・高山植物の盗掘・ゴミ問題など自然保護からすれば山に登るのを制限しなければいけないということもあるでしょう。そこに、山が好きで登りたいという人との考え方の違いが出てくると思います。裏岩手のところで、「雪庇」というものが出てきましたが、でき方や毎年できるものなのかなど、もう少し詳しく説明してほしいと思いました。「学校給食を考える」についてもやはり立場によってまったく考え方が違うものだなと感じました。特に対照的だったのは、子どもさんはお母さんに弁当を作ってもらうのが嬉しいと言い、お母さんは楽だから給食がいいという相反する素直な意見が出ていました。行政からすればお金がかかる、材料を納める農家の方からすれば安定供給の問題など、立場による考え方と違いを感じさせられました。食器の材質の問題もありました。いろいろな見方を非常に丁寧に取材されていて好感が持てました。今後も我々に身近な問題、関心のある話題をより深く、我々が気付かないようなことまで教えていただきたいと思います。いろいろと考えさせられる特集でした。

委 員

昨日もニュースプラス1を見させていただきました。一戸の山林火災の報道ではトップで紹介し、番組が終わる頃には鎮火の様子も伝え、非常に良い構成でした。また、県漁連の問題や民主党いわての問題、誘致企業のフタバ産業のことなどタイムリーな情報を伝えていました。昨日見た中で非常に感心しましたのは、地震報道の一環で一枚の投書を紹介していたところです。内容は、今月25日に岩手山で行われるダイナマイトを使った人工地震の調査で火山活動が誘発されないか心配だというものでした。これに東北大学の浜口教授が答え安心感を与えたという点、皆が思っていることだけに不安感を払拭させた内容で良かったと思います。また、高校統廃合問題や国立公園の名称問題、学校給食などの特集は、とらえ方も公平で良かったと思います。少子化に向けての盛岡市医師会の企画した催しは、大成功だったようです。(シリーズ「少子・高齢化がもたらすもの」(6月14日~17日放送)の初日に紹介。)意図もはっきり見えるだけに良い活動で、随所でこのような世話役活動をもっと我々大人がやっていかなければならないのではと考えさせられました。最近の「プラス1」良くまとまっていて良かったと思います。

委 員

先週月曜日から金曜日まで見たのですが、視聴率がいいということで嬉しく思っております。それは生中継など画像が楽しめるからだと思います。非常に季節感のある番組作りをされています。時計供養がありましたし、自然を紹介したもの、「雪庇」というのは初めて拝見しました。また、バスに鳥の巣ができたという話題がありました(6月8日放送)。どうなるのかなと思って見ていましたが、その後出て来ませんでした。どうなったのか、シリーズものにするともっと楽しめると思います。もう1つ視聴率のカギは、アナウンサーからキャスターに変わっていく過程で個性がどのように出てくるかだと思います。青山アナがバスの取材を車内でしていましたが、あのような機会をどんどん与えるべきだと思います。それから何点か感じたところは、江刺のりんご不正出荷で問題点をもう少ししっかり説明した方が視聴者はわかりやすかったと思います。感心しましたのは、釜石鉱山の中でCDの録音をするという取材です(6月7日放送)。なぜ釜石鉱山なのかと思い見ておりましたが、花崗岩の岩盤が密度の濃い残響効果を生み出すという視聴者を納得させる、結論のあるレポートで見て得をしたなという感じがしました。特集「自然と生きる」~早池峰山~(6月7日放送)は、あまりにも道徳的で不快になりました。別に私が早池峰山に登っているわけでも山野草を採っているわけでもないのですが、一般の人間としてあまりに道徳的に言われますと抵抗感を持ってしまいます。シリーズで今回関心を持ちましたのは、やはり「学校給食を考える」です。ただ、取材視点がもう少し児童・生徒の立場にあってもいいのではないかと思ったのと、学校給食が昔から進歩していないのではと思いました。アメリカは、エアコンはあるし、食事はカフェテリアだそうです。いわゆる児童・生徒が食事の選択権を持っています。システムとしては日本の学校は貧しいのかなと感じまして、ちょっと飛躍しすぎかもしれませんが、ある意味で取材のテーマとしては大変面白いと思いました。そのテーマをもう少し視点を変えて見てみるともっと面白い番組が作れそうだと思い興味を感じました。

委員長

今日は「ニュースプラス1岩手」についていろいろとご意見をいただきました。キャスターの持ち味・印象の問題や画像がバラエティに富んでいて見ている人が引き込まれる、季節感のある話題を取り上げて非常に興味を引いているというご意見がありました。特集はタイムリーにその時の問題点を取り上げ、様々な角度から追求しており高い評価であったと思います。もちろん委員のお立場が違いますから反応はそれぞれですが、逆にいえばそれだけいろいろな面からの深い取材をしているということになると思います。細かい点で言うと、もう少し問題点についてしっかり説明した方がいいとか、「給食」の問題では生徒の視点を重視すべきではないかという意見もありました。また、生き物の問題にしてももう少し詳しい名称などを出していただければ、知識にもなるし関心も出てくるという意見もいただきました、総じて、高視聴率ということは見て面白い、いいテーマを掲げているということで大変結構なことだと思います。今後何をなすべきかを踏まえ、更に前進していただければと思います。個々の問題についてキャスターから提言なり対応といった多少具体的なものがあれば、見方も深まると思います。

社 側

ご指摘のように見方は様々です。いろいろな見地から取材・検証して、面白いということだけではなく、いつでも信頼していただける局でありたいと思っております。記者もキャスターも、放送倫理を含め、人間としての勉強をまだまだしていかなければならないと思います。

社 側

ニュース事態が動いているものですからスピードが大切です。「特集」はじっくり見せなければなりません。いいものを掘り下げていきたいと思いがあります。また、投書に対してのお話が出ましたが、視聴者の視点を大事にしていきたいと考えております。

社 側

キャスターにしましても、実生活の生活感を大切にして常に意識していこうということを確認しております。

事務局

次回は7月21日夕方4時30分から盛岡グランドホテルで開催いたします。ありがとうございました。

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