番組審議会

この議事録は公式の議事録をそのまま掲載するものです。

第344回 番組審議会 議事録
平成12年 5月16日(火)
テレビ岩手

第344回番組審議会

1.日時

平成12年5月16日(火) 午後1時30分~

2.開催場所

テレビ岩手本社6階大会議室

3.委員総数

14名

  • 出席委員
  • 7名
  • 出席委員
  • 委員長
    岩 渕 孝 男
    副委員長
    勝   雅 行
    委員
    岩 動   孝
    委員
    谷 村 啓 子
    委員
    清 水 健 司
    委員
    黒 岩 幸 子
    新委員
    川 崎 正 和
  • 欠席委員
  • 委員
    菅 野 耕 毅
    委員
    伊 藤 敏 信
    委員
    田 沼 征 彦
    委員
    栗 山 大 義
    委員
    玉 山   哲
    委員
    二 宮 柊 子
    新委員
    増 本 智 昭
  • 社側出席者
  • 横 山 尹 浩(常務取締役報道制作技術担当)
    天 野 雅 行(常務取締役事業局長)
    阿 部 孝 夫(取締役制作局長)
    小 熊 清 司(取締役総務局長)
    照 井 芳 夫(技術局長)
    村 田 憲 正(報道局長報道部長)
    鈴 木 直 志(報道局次長アナウンス部長)
    大 村 精 一(業務局業務部長)
    梅 沢 宏 直(制作局特別制作部長)
    野 田 喜代志(制作局制作部副部長)
  • 事務局
  • 青 山 尚 之(業務局編成部長)
    柏 舘 史 尚(業務局編成部)

4.議  題

1.「おめでとう!栃乃花~22年ぶり郷土幕内力士誕生~」について
  (平成12年5月6日(土) 17:30~18:00放送)

2.「夢・見る・ピノキオ」について
  (毎週日曜日 22:56~23:26放送)

5.議事の概要

「おめでとう!栃乃花~22年ぶり郷土幕内力士誕生~」については、「夏場所前日の放送でとてもタイムリーだった。「栃乃花関の人柄がわかるような取材をしてほしかった。」「序ノ口時代からの彼の努力や苦労の部分が少しつもなく物足りなかった。」また、「夢・見る・ピノキオ」については、「お店などの場所がわかるように、地図などを出すなど、補足説明がほしい。」「凝った映像とBGMに毎回関心させられる。」

など活発な意見が交わされた。

6.審議内容

別紙のとおり

7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日

特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。

8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日

・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成12年4月25日午前11時50分~11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成12年4月19日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。

9.その他の参考事項

資料として以下のものを配布
・テレビ岩手自社制作番組放送スケジュール表(2000年4月~6月)
・視聴者からの意見の概要

議事の内容

事務局

番組審議会を始めさせていただきます。
本日より新委員として読売新聞社盛岡支局長の川崎正和さんをお迎えいたしました。委嘱状をお渡しします。

─委嘱状贈呈─

事務局

今回のテーマは、5月6日放送「おめでとう!栃乃花~22年ぶり郷土幕内力士誕生~」と、毎週日曜放送の「夢・見る・ピノキオ」です。これから「夢・見る・ピノキオ」のダイジェスト版の視聴を行います。活発なご意見お願い致します。

─VTR視聴─

委 員

「おめでとう!栃乃花~22年ぶり郷土幕内力士誕生~」を見て、よくまとまった構成だった思います。夏場所の前日が放送日というのもタイムリーで良かったと思います。栃乃花関の人柄の良さがにじみでていました。今後も続編に期待します。

委 員

相撲甚句も紹介されていておもしろかったです。しかし、厳しい稽古シーンや栃乃花関の日常的な部分が足りなかったと思います。また、彼の苦労した足跡があまりふられていなかったのは残念です。あわせて栃乃花関の肉声が、もっと聞きたかったです。  「夢・見る・ピノキオ」は、岩手に住んでいる自分自身でも勉強になり、新発見もあります。そして、映像のバックで流れる音楽がとても素敵だと思います。

委 員

番組内で大卒にもかかわらず、協会規程で幕下付け出しのおデビューができなかった、とあるが、序ノ口から幕内に至るまでの、映像や話が少なくなく、大切な部分にもかかわらず、よくわからなかったです。また、私も彼の肉声がもっと聞きたかったです。
「夢・見る・ピノキオ」に関しては、バックに流れる音楽は素晴らしいのですが、時々ナレーション部分と重なって聞きとりにくい所があるのが気になります。また、お店紹介などの部分では、住所とあわせて簡単な地図も表示されれば、見ている方には親切だと思います。

委 員

「十両優勝から、郷土への凱旋、祝賀パーティー」と、時間の流れに従った構成で、事実のみを伝えており、感動があまり伝わらなかったです。栃乃花関が歩んできた道のり、例えば、中学卒業の力士と一緒に下働きから始めた苦労話などを盛り込めば良かったと思います。また、合わせて過去の郷土力士も紹介すれば良かったと思います。
「夢・見る・ピノキオ」は、食べ物を取り上げる機会が全体的には多いようですが、テーマに一貫性がないような感じがします。しかし、毎回凝った画面構成には関心させられます。

委 員

栃乃花関幕内昇進という話題はとても明るい話題で、放送日も夏場所前日ということで非常にタイムリーだったと思います。構成も見やすいもので良かったです。ただ、力士の発する声は、低いこともあるので、字幕スーパーなどで補足して欲しかったと思います。
「夢・見る・ピノキオ」は、多岐にわたるテーマで毎週興味深く見れます。

委 員

場面が大きく分けて「祝賀会会場」と「土俵上」の2つしかなく、単調だったと思います。十両優勝を受けての番組なので、深く掘り下げようがなかったのでしょうが、過去の部分が少なく物足りなかったです。

委員長

「苦労」の部分が少ないとの意見が多いようですが、30分の番組で多くの話題を取り上げるのも難しいのだろうと思います。栃乃花関の話題は、むしろ、今後のテーマとして、多く取材を重ねていって欲しいと思います。調子の良い時・悪い時にかかわらず、それぞれの栃乃花を取り上げていって下さい。 「夢・見る・ピノキオ」に感しては、非常に純粋なテーマで、良いと思います。今後も色々な切り口から、岩手を紹介していって欲しいです。

社 側

栃乃花関の過去の映像や、本場所での取り組みは全て日本相撲協会から購入しましたが、序ノ口時代のものは、無いのではないかと思います。しかし、何らかの形で過去部分に関しては、掘り下げるべきだったと思います。また、十両優勝をうけて企画した番組ですので、稽古の撮影許可など、取材の限界もありました。
「夢・見る・ピノキオ」は、お店の紹介番組ではないので、住所程度の表示にとどめております。テレビ岩手のホームページでは紹介しております。

事務局

次回の番組審議会は6月20日(火)午後1時30分から開催したいと思います。テーマは2つです。1つは5月28日(日)午後1時から放送の「いわて大航海時代~第2回情報の海をゆく」。もう1つは、毎週月~金曜午後6時21分から放送の「ニュースプラス1いわて」です。宜しくお願いします。