第99回 全国高校サッカー選手権大会 岩手県大会

中継スタッフからのメッセージ

高校サッカーには、全国に繋がる大会が2種類あります。

夏のインターハイと冬の選手権です。今年、新型コロナウイルスが猛威をふるう中、インターハイは中止…。選手たちは夏の全国大会への「挑戦権」すら失いました。


緊急事態宣言が全国に拡大されていた5月。私は、ある学校の選手が自主トレで走っているのを見かけました。顔をしかめ、歯を食いしばって走るその表情からは、単なる体力づくりの一環という類ではなく、本当に必死なのが一目見て分かりました。

そして、その姿からは「選手権だけはあることを信じ、そのために今自分ができることをやるんだ!」という、彼の揺るぎない決意を感じた事を今でも鮮明に覚えています。

彼は単に「道」を走っているのではなく、全国大会という「夢」に向かってひた向きに走り続けているのだと私は思いました。


それはどのチーム、特に2020年という特殊な年に3年生となった選手全員が強く感じていることだと思います。だからこそ、私たち中継スタッフは彼らに真正面から向き合い、全力で決勝の中継に臨みます。そして今年の中継を通して、将来彼らが「あんな年だったけど、最後までサッカーやってよかった、2020年に3年生でよかった」と思ってもらえるような放送を目指します。


今年は会場での一般応援ができません。だからこそテレビの前で、悲願の全国大会という夢に向かって走り続ける彼らを応援してください。そして、夢半ばに去ったライバルたち含め、全ての選手たちの3年間の努力を讃えてあげてください。


何卒、宜しくお願い致します!!

テレビ岩手
高校サッカー中継スタッフ一同