和賀岳から始まる和賀川。
上流にはカタクリやミズバショウの群生地があります。
この景色が忘れられずふるさとへＵターンした女性が営むカフェへ。
地元産のヨーグルトで漬け込んだチキンはしっとり、こくがあります。
看板犬のバスとともに散歩しながら見つけた山菜も並び、川沿いの暮らしの魅力を味わえます。

◇タンドリーチキンプレート1,200円～（内容は日によって異なります）

新緑の錦秋湖で早朝のカヌーツアーを体験。
耳を澄ませると…
パドルが生み出す水の音、忙しそうに飛び回る鳥の声、そして滝の音が聞こえてきます。
滝の水しぶきを浴びてリフレッシュもおすすめ。
カヌーは漕げなくても大丈夫なので安心して景色を楽しんで。

◇ダイアログカヌーツアー　１艘（1～2人）　15,000円
＜早朝＞6:00～8:00
＜夕方＞16:00～18:00
※要予約

炭鉱で働く人と温泉客でにぎわった西和賀の中心部で３代続く商店へ。
この季節、一番売り場面積を占めるのが山菜。
天然物は茎が太いのに柔らかく、色も鮮やかです。
おすすめの調理方法を教えてもらえるのはもちろんですが、和賀川との思い出話を聞くのもまた楽しく。
川と山は店主にとって宝物です。

◇天然山しどけ、山うど、西わらび等　時価
※料理の提供はありません。

和賀川は北上市で北上川と合流します。
この合流地点のわずかに下流に仙台藩と盛岡藩との境があり、昔の人々はここにある関所を通らなければなりませんでした。
そのためには和賀川を舟で渡るのですが、雪解け水によって頻繁に増水してしまうため人々は北上川との合流地点に足止めされます。
当時の人々にとっては厄介な川でしたが、だからこそ宿や商店が生まれ、北上のまちが発展したものまた一つの側面。
そして、今、和賀川の水をたたえた田んぼには稲が植えられ輝いています。