いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
花火

花火

2019年 制作
刺し子糸、フェルト
稲辺 利恵
稲辺 利恵
2019年ごろ、平日の午前中に少しずつ縫いました。
フェルトに刺し子糸で縫いました。
フェルトや刺し子糸を選ぶときは、ピンクや黄色を好んで選んでいました。
この作品は、あえて利恵さんが普段選ばない色を使って頂きました。「何を作ったの?」と尋ねたところ、「花火」と話されたので、題名を「花火」にしました。

コメント:静山園 酒井 成美
いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
かぼちゃさん

かぼちゃさん

2022年 制作
和紙・墨・花紙
小野寺 直実
小野寺 直実
テル子おばあちゃんがつくってくれるかぼちゃさん。
いつもおいしいよ。
ふでで大きくかきました。
かみをちぎってはりました。
かぼちゃさんができました。
おばあちゃん、いつもありがとう。

コメント:小野寺 直実
いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
あこがれのTOKYO

あこがれのTOKYO

2022年 制作
クレヨン・サインペン
佐々木 信悟
いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
夜の花火

夜の花火

2022年 制作
ペン・紙
草彅 陵太
草彅 陵太
テーブルに白い紙を広げ、「さぁ~頑張るぞ~!!」と一言。
まずは赤色からトントントン。。
それからはその日の気分で色を選んでトントントン。。
自然に明るい色と暗い色に分かれて、時にはあっさり、時には紙が破けそうになるまで、納得いくまでトントントン。。
さて今回はどんな感じの仕上がりかな。

コメント:草彅 悦子
いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
普代を走る三鉄の1ページ

普代を走る三鉄の1ページ

2022年 制作
色鉛筆
松家 圭輔
松家 圭輔
岩手県普代村出身。震災を機に絵を本格的に始める。
「三陸鉄道」「海」「山」が特に好きで、ハックの周りの自然と三陸鉄道を取り入れた絵を多く描く。
絵を描くことで、自分の感情をあらわにすることも。

※松家さんの作品は特集展にも展示しています。

コメント:ハックの家 岡崎 広夢
いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
五つの国

五つの国

2020年 制作
色鉛筆・モデリングペースト
大越 拓真
大越 拓真
彼のセンスは魅力的。
専門学校で学んだグラフィックデザインから今回の作品にある、手技も華麗に彩る。
二科展で毎年入賞しており今後飛躍する作家である。

コメント:盛岡杉生園 藤原 清史
いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
球体の街

球体の街

2021年 制作
紙・油彩
佐々木 美華
佐々木 美華
未来の街は昭和の世界と積み木を重ねる感じの世界観ではないかなと思って書きました。
古い明るい世界(上)と昭和の世界(下)を書きました。
もっと大きくて緻密な作品や可愛くて緻密な作品をこれからも書いていきます。

コメント:佐々木 美華
いわてアール・ブリュット、
多彩な作家たち。
海明大廈

海明大廈カーメルマンション

制作年不詳
及川 修
自分の心のゴミのようなものを取り出すように描いています。
今までに解体されて、失われた建物を一つにまとめるように。
ネットで検索して、スラムを見ました。自分は普通の生活がうまくいかなかったので、人の生活というものが壁のようにふさがって、その中に入れてもらえないような気持ちが表されているのかもしれません。「住居」というより「人間の巣」のように感じました。
ガウロンジャーイ。

※ガウロンジャーイ 広東語で九龍城のこと

コメント:及川 修
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
木の一生

木の一生

戸來 孝博
言葉数は少ないですが、一心不乱で筆に集中します。
福祉事業所で働いており
「さんあい自由教室」のメンバーです。

文・三愛学舎 澤谷 常清
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
迷路

迷路

大久保 渉
好きなものは、貨物列車、車、トンネル。
そして「迷路」に夢中です。
福祉事業所で働いており
「さんあい自由教室」のメンバーです。

文・三愛学舎 澤谷 常清
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
春よ来い来い

春よ来い来い

市川 慧
おしゃべりが大好きで明るい人柄ですが。
絵に向かう姿は呼吸を止めているかのようにしずか。
福祉事業所で働いており
「さんあい自由教室」のメンバーです。

文・三愛学舎 澤谷 常清
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
きょうりゅう

きょうりゅう

間藤 和也
本当は絵を描くより、演歌を歌うのが好き。
でも創作に取り組む仲間の姿を見て絵に集中します。
福祉事業所で働いており
「さんあい自由教室」のメンバーです。

文・三愛学舎 澤谷 常清
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
群魚とともに

群魚とともに

松家 圭輔
松家 圭輔
岩手県普代村出身。震災を機に絵を本格的に始める。
「三陸鉄道」「海」「山」が特に好きで、ハックの周りの自然と三陸鉄道を取り入れた絵を多く描く。
絵を描くことで、自分の感情をあらわにすることも。

※松家さんの作品は「多彩な作家展」にも展示しています。

文・ハックの家 岡崎 広夢
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
魚の涙

魚の涙

松家 圭輔
松家 圭輔
岩手県普代村出身。震災を機に絵を本格的に始める。
「三陸鉄道」「海」「山」が特に好きで、ハックの周りの自然と三陸鉄道を取り入れた絵を多く描く。
絵を描くことで、自分の感情をあらわにすることも。

※松家さんの作品は「多彩な作家展」にも展示しています。

文・ハックの家 岡崎 広夢
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
さきおり

さきおり

松家 圭輔
松家 圭輔
岩手県普代村出身。震災を機に絵を本格的に始める。
「三陸鉄道」「海」「山」が特に好きで、ハックの周りの自然と三陸鉄道を取り入れた絵を多く描く。
絵を描くことで、自分の感情をあらわにすることも。

※松家さんの作品は「多彩な作家展」にも展示しています。

文・ハックの家 岡崎 広夢
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
ハックの森

ハックの森

松家 圭輔
松家 圭輔
岩手県普代村出身。震災を機に絵を本格的に始める。
「三陸鉄道」「海」「山」が特に好きで、ハックの周りの自然と三陸鉄道を取り入れた絵を多く描く。
絵を描くことで、自分の感情をあらわにすることも。

※松家さんの作品は「多彩な作家展」にも展示しています。

文・ハックの家 岡崎 広夢
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
じしゃく

じしゃく

向川戸 貴裕
岩手県普代村出身。
普段はルアーの製作に携わっているが塗り絵などを描くことも好き。
枠の中に小さな丸を描くことがお気に入りで、
様々な色を使って自身の独特な世界観を表現している。

文・ハックの家 岡崎 広夢
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
夕景スクラップ

夕景スクラップ

向川戸 貴裕
岩手県普代村出身。
普段はルアーの製作に携わっているが塗り絵などを描くことも好き。
枠の中に小さな丸を描くことがお気に入りで、
様々な色を使って自身の独特な世界観を表現している。

文・ハックの家 岡崎 広夢
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
夜海のピース

夜海のピース

向川戸 貴裕
岩手県普代村出身。
普段はルアーの製作に携わっているが塗り絵などを描くことも好き。
枠の中に小さな丸を描くことがお気に入りで、
様々な色を使って自身の独特な世界観を表現している。

文・ハックの家 岡崎 広夢
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
楽園の木

楽園の木

高橋 諒
休みの日に、日々の生活の中で感じたり想ったりしたことや、景色を観て想像した世界をペンを使ってノートに表現しています。完成した作品には、インスピレーションで浮かんできたものをイラストに合わせて直感のままにタイトルを付けています。
一つの作品を仕上げるスピードが速く、完成したイラストノートはおよそ2年間で13冊になりました。

文・いわてひだまり農園 伊東 幸恵
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
太古のドラゴン

太古のドラゴン

高橋 諒
休みの日に、日々の生活の中で感じたり想ったりしたことや、景色を観て想像した世界をペンを使ってノートに表現しています。完成した作品には、インスピレーションで浮かんできたものをイラストに合わせて直感のままにタイトルを付けています。
一つの作品を仕上げるスピードが速く、完成したイラストノートはおよそ2年間で13冊になりました。

文・いわてひだまり農園 伊東 幸恵
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
心の灯

心の灯

高橋 諒
休みの日に、日々の生活の中で感じたり想ったりしたことや、景色を観て想像した世界をペンを使ってノートに表現しています。完成した作品には、インスピレーションで浮かんできたものをイラストに合わせて直感のままにタイトルを付けています。
一つの作品を仕上げるスピードが速く、完成したイラストノートはおよそ2年間で13冊になりました。

文・いわてひだまり農園 伊東 幸恵
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
求めてくる者 天界流る 二重らせんのとう 天上に伝る ビッグバーンズ 木々のクリスマス

(上段・左から)
求めてくる者
天界流る
二重らせんのとう

(下段・左から)
天上に伝る
ビッグバーンズ
木々のクリスマス

高橋 諒
休みの日に、日々の生活の中で感じたり想ったりしたことや、景色を観て想像した世界をペンを使ってノートに表現しています。完成した作品には、インスピレーションで浮かんできたものをイラストに合わせて直感のままにタイトルを付けています。
一つの作品を仕上げるスピードが速く、完成したイラストノートはおよそ2年間で13冊になりました。

文・いわてひだまり農園 伊東 幸恵
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
己をこえて全てをかてにせよ 真と理のきょうかい立つ さけびのアート〇アートパンク 天性図工 宙の、ビックバンの時空へ

(上段・左から)
己をこえて全てをかてにせよ
真と理のきょうかい立つ
さけびのアート〇アートパンク

(下段・左から)
天性図工
宙の、ビックバンの時空へ

高橋 諒
休みの日に、日々の生活の中で感じたり想ったりしたことや、景色を観て想像した世界をペンを使ってノートに表現しています。完成した作品には、インスピレーションで浮かんできたものをイラストに合わせて直感のままにタイトルを付けています。
一つの作品を仕上げるスピードが速く、完成したイラストノートはおよそ2年間で13冊になりました。

文・いわてひだまり農園 伊東 幸恵
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
作品の集う宙(そら)

作品の集う宙(そら)

高橋 諒
休みの日に、日々の生活の中で感じたり想ったりしたことや、景色を観て想像した世界をペンを使ってノートに表現しています。完成した作品には、インスピレーションで浮かんできたものをイラストに合わせて直感のままにタイトルを付けています。
一つの作品を仕上げるスピードが速く、完成したイラストノートはおよそ2年間で13冊になりました。

文・いわてひだまり農園 伊東 幸恵
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
イラストノート

イラストノート

高橋 諒
休みの日に、日々の生活の中で感じたり想ったりしたことや、景色を観て想像した世界をペンを使ってノートに表現しています。完成した作品には、インスピレーションで浮かんできたものをイラストに合わせて直感のままにタイトルを付けています。
一つの作品を仕上げるスピードが速く、完成したイラストノートはおよそ2年間で13冊になりました。

文・いわてひだまり農園 伊東 幸恵
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
くじゃく

くじゃく

菊池 慶子
昼休み時間、彼女は家庭から持参した漢字ドリルに毎日取り組んでいました。それは彼女が安心して時間を埋めるためのアイテムだったのではないかと思います。
彼女の漢字の書き方は、1ミリ程進んでは戻っての繰り返しによる独特の書き方をしていました。それはまるで、カタチを写し取るような作業に見えました。とても興味がわき、ある日ちょっとした試みで、漢字ドリルを写真に置き換えてみました。
彼女は、見たものをなるべく忠実に少しずつの手のストロークでカタチにしていきます。彼女の行為と時間の積層が表現として生まれた瞬間でした。

文・こぶし苑 小野寺 千枝子
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
しまうま

しまうま

菊池 慶子
昼休み時間、彼女は家庭から持参した漢字ドリルに毎日取り組んでいました。それは彼女が安心して時間を埋めるためのアイテムだったのではないかと思います。
彼女の漢字の書き方は、1ミリ程進んでは戻っての繰り返しによる独特の書き方をしていました。それはまるで、カタチを写し取るような作業に見えました。とても興味がわき、ある日ちょっとした試みで、漢字ドリルを写真に置き換えてみました。
彼女は、見たものをなるべく忠実に少しずつの手のストロークでカタチにしていきます。彼女の行為と時間の積層が表現として生まれた瞬間でした。

文・こぶし苑 小野寺 千枝子
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
蝶

菊池 慶子
昼休み時間、彼女は家庭から持参した漢字ドリルに毎日取り組んでいました。それは彼女が安心して時間を埋めるためのアイテムだったのではないかと思います。
彼女の漢字の書き方は、1ミリ程進んでは戻っての繰り返しによる独特の書き方をしていました。それはまるで、カタチを写し取るような作業に見えました。とても興味がわき、ある日ちょっとした試みで、漢字ドリルを写真に置き換えてみました。
彼女は、見たものをなるべく忠実に少しずつの手のストロークでカタチにしていきます。彼女の行為と時間の積層が表現として生まれた瞬間でした。

文・こぶし苑 小野寺 千枝子
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
ゆかいなバスたち

ゆかいなバスたち

木川田 浩希
高校生の時のバス通学がきっかけでバスが好きになり、使い捨てカメラを使ってバスの写真撮影、雑誌の切り抜きを集め始めました。
1つ1つの写真には、彼がバスの写真を大切に保存し、常に持ち歩く為の工夫がなされており、丁寧に写真を並べている姿から、彼のバスに対する愛情を注ぎ続けた時間の集積が感じられました。
『バスを見ていると心が落ち着く』と話す彼の心の中を少しだけ感じていただければ幸いです。

文・こぶし苑 小野寺 千枝子
響きあう岩手の
アール・ブリュット展
イロトリドリ

イロトリドリ

高橋 拓也
施設に何年も眠っていたはた織り機を見つけ、織りを作業に導入しようと試み、彼に基本的な織り方を指導しました。彼からはなんの質問も困り感もなく、彼のはた織りがスタートしました。
私達が思っていた織りの概念を覆すかのように、様々な色や素材のものを横糸にしてどんどんどんどん織っていくのでした。時には、その日飲んでいたペットボトルのフィルムを剥がして織り込まれている事もありました。
彼はいつも笑顔で楽しそうに創作しています。この作品には彼のワクワクが沢山織り込まれています。素材や道具、技法の概念を飛び越えた彼の世界観をお楽しみ下さい。

文・こぶし苑 小野寺 千枝子