低迷が続く国内消費に見切りをつけ、経済力を増すアジア諸国に飛び出す岩手の企業家がいます。営業フィールドを拡げ、相手国のマーケットを綿密に調べ、明確な展開戦略をもっている彼らの様子をアジア各地で取材。そこには、ふるさと「岩手」に根差した物産や思いを熱いハートで昇華させ、海外への活路を見出した自信とエネルギーにあふれています。世界に通用するものは、実は私たちの身近なところにある・・・。IWATEを飛び出し、世界を相手に活躍する4人の様子をお伝えする新ジャンルの「楽しい経済番組」です!

2017年12月29日(金)午後1時55分 放送

オープニング
@香港に渡った三陸の泳ぐホタテ 釜石市・ヤマキイチ商店
  • 浜値日本一ともいわれる三陸のホタテを、さらに高く買い、「泳ぐホタテ」というブランドを確立させている釜石市の海産物仲買業のヤマキイチ商店(君ヶ洞幸輝社長)。
    取引先との交渉の実務を担う君ヶ洞剛一専務は、「泳ぐホタテ」のブランドで販路の拡大を図ることで、養殖漁家に応分の対価を支払い、収入を増やすことが、自身の役目だと感じている。
    創業28年。これまで、いわゆる B to C 消費者向けの通信販売に特化してきた「泳ぐホタテ」を B to B 、すなわち高級レストランなどの業務向けに展開し始めた。
    そして、2017年、活きたままの「泳ぐホタテ」を中華料理の本場、香港に持ち込み、初めての試食会を企画した。
    その成功の先に見据えるものは?
Aタイへ売り込む県産蜜入りリンゴ 盛岡市・サンファーム
  • 盛岡市都南地区でリンゴやサクランボ、ブルーベリーなどの果物農園を展開する有限会社サンファーム(吉田修司社長)。
    約300年続く農家の11代目である吉田聡専務は、生産、加工、販売までを一貫して行い、生産物だけではなく想いを顧客に直接届けたいと考えている。
    その取り組みのひとつが観光果樹園だ。
    近年は日本人だけでなく、海外から岩手を訪れる外国人観光客が急増。買い求めた果物を手荷物で持ち帰る「携行輸出」の拡大や、農園の特徴である多品種少量栽培を活かし、収穫最適期に合わせ、タイへの「蜜入りリンゴ」の売り込みを図っている。
    安価で多様な品物があるれるフルーツ王国で勝ち目はあるのか?岩手県産リンゴは、長野や青森と差別化を図ることができるのか?
    その輸出戦略を聞く。
Bカンボジアで古着チェーン店展開 盛岡市・DonDonDown on Wednesday
  • 古着の買い取りと販売を行なうリユースショップ「DonDonDown on Wednesday」を全国に展開する盛岡市の株式会社DonDonup(岡本昭史社長)。
    1995年に盛岡市内に第1号店をオープン以来、全国に60店舗あまりのチェーン店を展開してきたが、2014年にカンボジアの首都プノンペンに進出し、海外1号店を開店。3年で10店舗を超える規模に拡大している。
    岡本社長が考えるリユース、リサイクル社会とは?なぜ日本の次にカンボジアに出店したのか?
    アジア展開の可能性と抱負を聞く。
Cミャンマー初の日本酒商談会 二戸市・南部美人
  • 国内に造り酒屋は数あれど、二戸市の南部美人(久慈浩介社長)ほど輸出に力を入れているメーカーはない。
    アメリカ、イギリス、香港、ドバイと世界各国に自ら岩手の地酒を持ち込んで、トップセールスをしている久慈社長の次なるターゲットは経済発展著しいアジアのミャンマーだ。
    2017年5月、JETRO日本貿易振興機構と日本酒輸出協会の主催で、ミャンマー初の日本酒の試飲商談会がヤンゴンで開かれた。
    すでにヤンゴン市内には数多くの和食レストランもあり、富裕層を中心に日本の食文化への関心が高まっている。
    この会には全国の10の蔵元が参加。二戸市の南部美人が岩手県からの唯一の出品となった。
    久慈社長に密着し、現地関係者に展望を聞いた。
エンディング