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Vol.26 9月27日  ピノキオ流旅のススメ 太宰の津軽を巡る

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読書の秋…今年は、太宰治生誕100年。この機会に太宰を読みながら津軽へ。
太宰ゆかりの場所、風光明媚な風景、そして美味しい逸品も。さあ、スローな旅へ。

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太宰を巡る旅の玄関口は、青森駅。
津島修二が「太宰治」という名前をはじめて使った作品は「列車」という作品。その列車に乗って旅をはじめましょう。
奥羽本線と五能線を乗り継ぎ、五所川原にある太宰の生家を目指すことに。

津軽鉄道に乗り換えるため五所川原駅で下車。ちょっと街をぶらぶらしてみましょう。
駅前にレトロな店を発見しました。「あげたいの店・みわや」です。あげたいとは、タイヤキを揚げた物に砂糖をまぶしたもの。
揚げることで外はカリッ、中はしっとりふわふわ、餡はほどよい甘さ、優しい味わいです。
餡のほかにもラインナップが充実しているので、旅の友にお好みでどうぞ。

●あげたいの店・みわや

【住所】青森県五所川原市字上平井町99
【営業】9:00〜18:30(売切御免)
【休】第1・3日曜
【TEL】 0173-34-2064

 
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津軽鉄道に乗って金木へ向かいました。

津軽の旅に欠かせないのが、太宰の生家…現在記念館になっている「斜陽館」。
日本三大美林のヒバをふんだんに使った、その豪邸ぶりといったら…。
太宰が好きだったのは「蔵の石段」。また様々なエピソードが残っていて、NPO団体が案内してくれます。

●斜陽館

【住所】青森県五所川原市金木町朝日山412−1
【入館料】一般個人500円
【営業】5月〜10月 8:30〜18:00(入館は17:30まで)/11月〜4月 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
【TEL】 0173-53-2020

 
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金木で昼食を取るなら地元の人に人気があるという食堂「ふくべ」へ。人気ナンバーワンのメニューは、自家製の合わせ味噌を使った味噌ラーメンです。味噌ラーメンは、なかなかの量です。お味は、白みそ仕立て。津軽独特のちょっと甘めの味噌味です。クセになる味わい。味噌ラーメンと人気を二分するホルモン定食。甘辛のタレが絶妙で、ご飯が進んじゃいます。

みそラーメン600円など

●ふくべ

【住所】青森県五所川原市金木町芦野84−793
【営業】11:00〜22:00
【休】月曜日
【TEL】 0173-54-1125

 
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かつて太宰が歩いたという、斜陽館と芦野公園を結ぶ道路をぶらついてみることに。途中にとてもユニークな場所を発見しました。太宰治・思い出広場…壁には、時代順に全作品名がずらーっと並べられています。太宰は、創作期間15年で141作品を残しています。皆さんは、どの作品が好きですか?終点は、太宰が少年の頃よく遊んだ芦野公園。太宰が歩いた遊歩道や文学碑があります。

ぶらりしていると喫茶店を発見。ちょっとひと休みしていきましょう。ここは以前、駅舎だったところ。店内には当時の面影が残っています。昭和の珈琲は太宰が愛飲していたといわれるコーヒーを再現したもの。スッキリとしたほろ苦さが特徴です。

●喫茶店「駅舎」

【住所】青森県五所川原市金木町芦野84−171
【営業】10:30〜16:30
【休】水曜日
【TEL】 0173-52-3398

 
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太宰を巡る旅、今度は代表作「津軽」で旅行したように半島を回ってみましょう。まずは、旅の友を。
青森駅前のランドマーク「アウガ」には、早い時間から営業している市場があります。覗いてみると青森ならではの旬の幸がずらり。
惣菜を売っている「市場のおかず屋」で、青森のおふくろの味の種類の惣菜から5品チョイスしたお弁当、市場食堂で焼き魚を購入しました。

●Festival City アウガ

【住所】青森市新町1−3−7
【営業】地下新鮮市場5:00〜
【TEL】 017-721-8000

●市場のおかず屋

【営業】5:00〜18:30
【TEL】 017-776-5556

●市場食堂

【営業】6:00〜15:00
【TEL】 017-774-0550

 
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津軽線で外ヶ浜町の蟹田駅に下車。
当時、ここには太宰の中学時代の友人がいました。小説・津軽にはN君という名前で出てきます。津軽の旅で、太宰が一番長く滞在したところだそうです。N君とは、さらに海を見下ろせる観瀾山(かんらんざん)で花見をしました。蟹田の特産品のトゲクリガ二をたくさん食べたそう。またこの場所には、太宰没後、N君が建てた文学碑があります。使っている石は2人がよく遊んだ場所の石なのだそう。碑には、太宰が、津軽人の気質を表現した言葉が刻まれていました。

 
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太宰は、N君とさらに北上。津軽半島の先端まで来ます。
そこは、龍飛崎。灯台と海岸沿いの集落を結ぶ階段国道を辿っていくと…太宰が泊まった旧奥谷旅館があります。現在観光案内所として、関連資料を大切に保存、太宰が過ごした部屋は、宴席の様子を再現しています。

この辺でちょっと海の幸を。三厩の本マグロは、有名な大間のマグロと、同じ津軽海峡で採れたもの。しかも、これからシーズンを迎えるといいます。今年は時期的にもマグロが早く獲れて、すごく脂がのっているとか。ここで水揚げされた本マグロを、地元で唯一楽しめるところが、秀鮨です。最高のマグロを使った「本まぐろづくしセット」。基本的に夕方からの営業ですが、電話予約すると昼でも食べられます。小鉢は日替わり。運が良ければこんなものがあることも。10月は、本マグロを食べれるイベントが沢山あるのでいかがでしょう。

●龍飛岬観光案内所「龍飛館」

【住所】東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜59−12
【営業】9:00〜16:30(最終入館16時)
【TEL】 0174-31-8025

 
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龍飛を後にして、小説「津軽」のクライマックスの地・中泊に向かうことにしました。子守りのタケに会う為に太宰は、十三湖を経て、中泊にたどり着きますのたばこ屋でタケの所在を確かめたとか。たばこ屋では、訪ねてくる太宰ファンのために色んな資料を展示していました。

太宰がタケを訪ねたとき、中泊では運動会が開かれていました。その運動会の会場で30年ぶりの再開を果たすのです。
その場所の近くに、小説「津軽」の像記念館と再会の像があります。
ビデオシアターでは、貴重なフィルムも見れるので記念館で、お楽しみください。

●小説「津軽」の像記念館

【住所】青森県北津軽郡中泊町大字小泊字砂山1080−1
【営業】4月〜10月 午前9:00〜午後4:30
【休】毎週月曜日
【入館料】一般個人300円
【FAX】0173-64-3588
【TEL】 0173-64-3588

 
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金木駅から斜陽館の間に一昨年公開された新しい太宰スポット「新座敷」があります。
太宰の兄が結婚を機に新築したところから「新座敷」と呼ばれていました。
昭和16年、太宰は、危篤の母を見舞いに訪ねた部屋や太宰の写真が飾ってある涙をこらえたという洋室、また終戦直前疎開し、一家団欒ですごした和室、また疎開中に仕事をして、23作品を書き上げた部屋などが公開されています。

●新座敷

【住所】青森県五所川原市金木町朝日山317−9
【料金】500円
【休】不定休
【TEL】 0173-52-3063

 
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奥羽本線で帰路につきました。太宰家は、大鰐などでよく湯治をしたとか。近くで最後にひと風呂浴びていきましょう。
津軽湯の沢駅を下車して訪ねたのは、古遠部温泉(ふるとうべ)です。ここは知る人ぞ知る秘湯。もちろん源泉かけ流しです。
あふれ出るお湯に浸かっていると心まで癒されます。

●古遠部温泉(ふるとうべ)

【住所】青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1−467
【時間】午前9時〜20時
【料金】大人280円
【TEL】 0172-46-2533

 

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太宰が生まれ育った津軽を歩いてみて気づいたのは、温かいということ。人も、そして風土も。
読書の秋、皆さんも太宰を想いながら温かい津軽に行ってみませんか?

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