2011.4.30(土)

【第10回】肺がんの完全胸腔鏡下手術について

日本人のがんで最も死亡者数が多く、治療が難しいがんの代表、肺がん。肺がんは、肺や気管支に発生する悪性の腫瘍で、日本では年間におよそ6万7000人もの人が肺がんによって亡くなっています。肺がんの原因として一番に挙げられるのはやはり「たばこ」です。男性喫煙者の肺がんによる死亡率は、男性の非喫煙者に比べておよそ4.5倍高いというデータもあります。岩手医科大学では、「胸腔鏡(きょうくうきょう)」という、先端に小型カメラがついた医療器具を使い、患者の身体に負担のかからない、肺がんの手術が行われています。「完全胸腔鏡下手術」では胸の脇に1~3センチほどの小さな穴を3箇所空け、胸腔鏡や電気メスなどの医療器具を入れて、病巣を切除しますが、従来の手術と比べ、傷を小さく抑える事が出来るため、患者の痛みが少なく、早くに社会復帰することが可能です。

番組に登場した主な先生

【呼吸器外科学講座】
谷田 達男 教授
出口 博之 講師
【放射線医学講座】
江原 茂 教授

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岩手医大附属病院 呼吸器外科(外来)
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