革命児

#10 スクーティー・ランダル

 ホーム開幕戦の新潟戦。激戦を制し、2連勝を飾っものの、その後富山に2連敗を喫するなどチーム内には早々に嫌な雰囲気が流れていた…。
 今のチーム状況から考えると、それは何年も前の事に思われる。その流れを変えたのはスクーティー・ランダルの加入と言っても過言ではないだろう。彼のデビュー戦となった大阪戦では、当時開幕9連勝と波に乗っていた大阪に2連勝、さらには球団創設以来最高記録となった11連勝など、彼が岩手ビッグブルズに与えた影響は大きい。
 沖縄、岩手と日本でプレーしてみて感じた事、また今季、岩手ビッグブルズでプレーする彼自身の心境を聞いた。

 

 

Q.日本でバスケットボールをしてみて感じた事は何ですか?


スクーティー:選手間での競争が激しいと思います。各チームにそれぞれ外国人選手がいますが、自分自身、日本人選手と一緒にプレーするのは非常に楽しいです。彼等から学ぶ事も沢山ありますし、逆に彼等に自分の経験を伝える事も出来る。それが、自分自身にとって大きな経験になっていると思います。

 

Q.岩手ビッグブルズに来る前、スクーティー選手は琉球ゴールデンキングスでプレーしていました。沖縄のチームのストロングポイントと岩手ビッグブルズのストロングポイントとを比較してみていかがですか?

 

スクーティー:両チームともプレースタイルは似ていると思います。しかし両チームには明確な違いがあります。沖縄のチームは、トランジションが非常に速く、個々の能力を生かした速攻で戦うチームでした。逆に岩手のチームは、速攻という面は同じかもしれませんが、個々の能力というよりもチーム全員で助け合いながら戦っていくチームだと思います。例え誰かがミスをしたとしても、 仲間同士がみんなで励まし合います。このチーム力は沖縄にはない岩手の強みだと思います。

 

 

Q.その岩手ビッグブルズで、どういうプレーでチームに貢献したいとお考えですか?

 

スクーティー:自分自身から積極的にボールに触る機会を増やし、その中でゲームを作り、そしてチームメイトたちのプレーを生かしていきたいですね。
ただ、もちろん桶谷ヘッドコーチが何を求めるのかを考えることも忘れてはいけません。ヘッドコーチの求める事をコートの上で表現できるようにしたいです。先程言ったように、日本人選手にも優れた選手が沢山います。それは岩手ビッグブルズにも言える事で、今後一緒にリーグを戦っていく中で彼等から多くの事を学んでいきたいですし、私自身も彼等に伝えられる事は伝えて、お互いに切磋琢磨していきたいです。

 

 

Q.改めて今シーズンの意気込みをお願いします。

 

スクーティー:bjリーグで優勝したいという事だけですね。それも、ブースターの皆さんと一緒になって優勝したいです。