第386回 番組審議会 議事録
平成16年3月16日(火)
テレビ岩手

1.日  時  平成16年3月13日(火)  午後1時30分〜
2.開催場所 テレビ岩手
3.委員総数 14名
出席委員 11名

出席委員

委 員 長 川嶋 静夫
委   員 黒岩 幸子
委   員 堀内 三郎
委   員 山本 玲子
委   員 重石 晃子
委   員 和田 利彦
委   員 梅村 俊男
委   員 藤元 隆一
委   員 澤田 博司
委   員 久郷 和美
委   員 岡田 知嗣

欠席委員

副委員長 清水 健司
委   員 高橋 三男
委   員 野崎 信一

社側出席者

中野 士朗 (代表取締役社長)
横山 尹浩 (専務取締役)
 報道・制作・技術・広報・番組審議会担当
阿部 孝夫 (取締役事業局長)
高橋  甫和 (役員待遇技術局長)
淵沢 行則 (制作局長)
及川 昇 (業務局長)
鈴木 直志 (報道局専任局長)
大村 精一 (業務局次長)
平山 亜希子 (報道部主任)

事務局

青山 尚之 (業務局次長)   番組審議会事務局長
八重樫 雅弘 (業務局編成部主任)
4.議  題 1.「NNNドキュメント‘04母との空白〜ぼく、故郷がきらいでした」
     平成16年2月8日(日) 午前0時25分〜午前0時55
2.その他の番組について、お気づきになった点
5.議事の概要  2月8日(日)放送した、テレビ岩手制作の「NNNドキュメント‘04母との空白〜ぼく、故郷がきらいでした」について審議をした。委員からは、シンガソングライターの松本さんを通して、社会的なハンデイをもっている人に勇気と夢を与えられるようなしっかりとした番組になっているなどの評価が出た一方、今後も継続して取材にあたり、施設で育つ子供たちを取り上げるよう要望が出された。また、放送時間が遅い時間帯であるため、多くの人が視聴できる時間に再放送するよう要望が出された。
6.審議内容 別紙のとおり
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
 特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日
・ 自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」
(平成16年2月24日(火)午前11時50分〜11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・ 支社・支局に議事録を設置
・ 当社のインターネットのホームページで議事録を公開。
9.その他の参考資料
資料として以下のものを配布
・ 視聴者からのご意見

 

 〈議事の内容〉

事務局

 定刻ですので審議会を始めます。3月に弊社で人事異動がありました。社長の中野より説明させて頂きます。
社 側  3月に定期人事がありました。及川昇が業務局長になりました。業務局長は営業・編成・業務の責任者であり、テレビ会社の中枢であり、頑張ってもらおうと考えています。また前任の千葉は東京支社長となりました。宜しくご指導をお願いします。
事務局  きょうのテーマは「NNNドキュメント‘04母との空白〜ぼく、故郷がきらいでした」となっています。委員長、宜しくお願いします.
委員長  それでは、「NNNドキュメント‘04母との空白〜ぼく、故郷がきらいでした」についてご意見をお願いします。
委 員  シンガソングライターの松本さんを通して、社会的なハンデイをもっている人に勇気と夢を与えられるようなしっかりとした番組になっていると思いました。子どもたちの生の声も随所に取り上げられていましたし、松本さんの家庭環境も伝わってきました。施設の子どもと姿も丁寧に取り上げられていました。また、松本さんのコンサートを聞いている子どもたちの表情・姿もよく伝わってきました。また、松本さんが非行からアーチストへ育つ過程で、音楽の先生、救護院の先生などが大きな役割を担い、大人の子どもの接し方の大切さも伝わってきました。こうした番組はとかく感傷的になりがちですが、ナレーションも適切でメリハリがあり好感が持てました。しかし、二点ほど、もう少し突っ込んで欲しかった点があります。1つは、入所者の卒業後の状況、就職や進学などが厳しい環境にある点があると聞いています。そのあたりの国の対応、社会の受けいり方にも触れて欲しかったです。また、番組とは関係ないのですが、番組の直前にパチンコなどのCMが多い点です。経済状況などから仕方がない点も在ると思いますが、その点に触れておきたいと思いました。
委 員  非常にいい番組だったと思います。しかし、放映時間が日曜日の深夜という事はとても残念です。こういう番組はもう少し多くの層の視聴者に触れて欲しいと思います。印象的だったのは施設の子どもたちの豊かな表情です。あまり感情を表に出さない無表情の子どもたちだと最初は思っていましたが、後半では可愛らしく子どもらしい表情を見せてくれたのは嬉しいおもいでした。そのような子どもたちの希望の星になっているのが松本さんであると思います。そのような松本さんをバックアップするのは地域の人々の役割であるとすると、このような時間に放送する事は残念ではありません。
委 員  私もとても良い番組であったと思います。構成・ナレーションも適切であり、とても良かったと思います。主人公の松本さんや施設の子どもたちの表情が良くて、目が輝いていることに共感を覚えました。私も放送時間については同意見です。より多くの人が見れる時間帯に放送して欲しかったと思います。松本さんがいくつもの逆境を乗り越えて、自分の進むべき道を見つけていった訳ですが、逆境の時をもう少し掘下げればもっと深いものになったのではないかと思いました。
委 員  最近の若者を考えると、行儀の悪いところや言葉使いの悪い点が真っ先に思い浮かぶもので、そうゆう視点から言うと、松本君の話や態度が立派で、自分に正直にいるのかと思いました。親・大人の責任についても感じました。また、施設の先生などが真摯に自分の仕事に取組んでいるのも共感を覚えました。30分の番組でいろいろな場面が入っていましたのでもう少し内容を絞った形にしたほうが良かったのではないかと思いました。
委 員  重い内容を想像していたのでですが、実際には重さや暗さを感じませんでした。松本さんの明るい性格がどこに由来しているのか考えると、番愚に出演していた音楽の先生などに由来している事がきちんと描かれていたのだと思いました。
委 員  大変素晴らしい番組で感激しました。盛岡市内にもこのような施設があり、以前訪問したときがありました。その時の印象と番組で現れていた現実から、取材の深さを感じました。視聴者に情報と感動を与えてくれるドキュメントの重要性を強く感じました。
委 員  素晴らしい番組だったと思います。皆さんがおっやっている事ですが、子どもたちの表情が良かったです。また、松本さんの亡くなったお母さんが大切に松本さんの物を保存している事に素晴らしさを感じました。
委 員  タイトルからは重いイメージを持ちましたがとても爽やかな気持ちで視聴する事が出来、とても良い番組だったと思います。松本さんを取り上げたものは、これまでもニュースの企画などで見てきました。松本君の立派に成長した姿には感動させられました。
委 員  爽やかな感動を感じました。松本君を始め、出演している方のさりげない言葉がよく伝わってきました。素晴らしい番組でありましたので、今後も松本君を応援していって欲しいと思いました。
委 員  非常に好感を持てる番組でした。表情・顔が良く取れている事に関心し、取材の丁寧さを感じました。歌が勝負だとおもうので、聞かせどころの所で、テロップでフォローすればよかったと思います。施設の先生がたは影で非常に苦労していると聞いていましたが、その部分にも触れて作っている点も良かったと思います。
委員長  非常に評価が高い、感動を与える番組だったと民さんの評価が出ていると思います。
それ以外にもナレーションや子どもの表情などが非常に良かった意見を頂きました。30分という短い時間の中でしたが家庭における家の責任、大人の役割を考えさせる番組だったと思います。こういう番組は各地の施設に配る必要性を感じました。
放送時間が遅いという意見が出ましたが再放送のお考えをお聞きしたいと思います。

社 側

 岩手だけになるとは思いますが再放送を考えたいと思います。
社 側  高い評価を頂きまして有難うございました。このドキュメント番組は系列30局の中で最高の番組です。テーマは重いものでしたが、松本君の明るいキャラクターとデイレクターの構成などもありこのように描いたものが良かったと思います。
社 側  番組より以前にイベントなどのBGMに利用してきました。これからもニュースのテーマソングにも利用する予定がありますので出来る限りバックアップしていきたいと思っています。
社 側  今回はありがとうございます。皆様が番組の趣旨を理解いただき感謝しています。
題材が題材だけに重い話が非常に多かったので松本さんに関わらず施設との信頼関係を築くのが難しく、番組の趣旨について数回説明して取材が出来るようになりました。施設の子どもたちのためにも折りを見て取材をしていきたいと思います。

委員長

 その他なにかありますでしょうか。
 それでは事務局の方からお願いします。
事務局 次回の番組審議会は、4月20日火曜日に開催いたしますのでよろしくお願いします。以上で番組審議会を終了いたします。

 

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