第376回 番組審議会 議事録
平成15年 4月15日(火)
テレビ岩手

1.日時 平成15年 4月15日(火) 午後1時30分〜
2.開催場所 テレビ岩手本社6階大会議室
3.委員総数 12名
出席委員  8名

出席委員

委員長
 川嶋 静夫
副委員長
 清水 健司
委員
 堀内 三郎、荻野 洋、山本 玲子、山田 忠利、須藤 春樹、
 和田 利彦

欠席委員

委員
 黒岩 幸子、藤田 道彦、鎌田 強、重石 晃子

社側出席者

中野 士朗(代表取締役社長)
新沼 栄喜(専務取締役)業務担当
横山 尹浩(専務取締役)報道・制作・技術担当
天野 雅行(常務取締役)総務・広報・番組審議会担当
村田 憲正(報道局長)
千葉 正範(業務局長)
高橋 甫和(技術局長)
渕沢 行則(制作局長)
鈴木 直志(報道局専任局長)
本宮 愛子(総務局専任局長)
志村 正博(総務局専任局長)
大村 精一(業務局次長)

事務局

青山 尚之(業務局次長)番組審議会事務局長
八重樫雅弘(業務局編成部主任)
小原 恵 (業務局編成部主任)
4.議題 1.「NNNニュースプラス1いわて」について
(毎週月〜金曜日 午後6:19〜6:55放送)
2.その他ご覧になった番組についてのご意見
5.議事の概要 「NNNニュースプラス1いわて」 (毎週月〜金曜日 午後6:19〜6:55放送)で取り上げられた4つの特集について審議した。 「イラク攻撃前平和の訴え」では、「平和を求める活動や人々の行動を知ることが出来て良い内容だった」という意見が出た一方、「戦争に反対する活動を記録する事は意義のある事ではあるが、特定の団体・人の活動を市民・県民の活動にすりかえている部部があるのではないか」という意見が出された。 また、一関市の小児救急体制を取り上げた特集については、「小児救急のシステムを詳しく紹介し、またこれからの体制についての提言もありとても良い内容になっている」と意見が出された。これ以外にもニュースプラス1いわての報道内容についても意見が出され、「県内を広く網羅し緻密な取材でニュースを伝えている」などの意見が出され、これからも充実した内容に努めてニュースを伝えるよう要望が出された。
6.審議内容 別紙のとおり
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
  方法及び年月日
・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成15年4月22日(火)午前11時50分〜11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成15年4月16日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。
9.その他の
  参考資料
資料として以下のものを配布
・テレビ岩手自社制作番組放送スケジュール
(2003年4月〜2003年5月)
・視聴者からの意見の概要

〈議事の内容〉

事務局 定刻ですので審議会を始めます。
本日の議題につきましては、「NNNニュースプラス1いわて」について皆様のご意見・要望をお願いしたく存じます。
委員長 それでは、「ニュースプラス1いわて」についてご意見をお願いします。
委員 4つの特集がありましたがタイムリーでかつきちんとした取材の元に放送していると感心しました。「一関市の救急体制」の特集についてはさまざまな報道がされ、先日も盛岡医療圏でもきちんとした取材がされ現場の状況が報道されていました。つねづねこの特集を良い番組だと思っています。
委員 記録としてニュースを考えると時代に則した、旬という事も大事だと思いました。「イラク攻撃前平和の訴え」では、市内のデモと平和活動家から成っているが、両者の関係付け、一体感が欲しかった。また活動家の人については、その人がどんな人であるかについてもっと取り上げて欲しかった。また、「若者が壁にアート」では特集の意図が良く分からず、若者に対する支援ということであるならもっと違う視点からのコメントが欲しかったと思います。
「JR八戸線のSL運行」については、楽しい風景であり、乗客の「新幹線では景色が楽しめない」という意見があったが全く同感 であった。冬に北上線に乗り秋田まで旅行をした事があるがローカル線の大切さを認識しているところです。「救急当番医」につ いては、このようなシステムが構築されて良かったと思い、このシステムをもっと詳しく説明して欲しくまたこのシステムは始まったばかりという印象があるのでこのシステムの不足している部分などに焦点を当て、提言などがあっても良かったのかと思う。診療時間が夜間といっても8時までであり、深夜の体制などについて提言があっても良かったのではないでしょうか。
委員 気になったニュースは「イラクの平和集会のレポート」です。アメリカの武力攻撃反対の運動が市民団体の主催で開かれ、県内でも世論の高まりがあり、県内最大規模の平和集会であるという内容だったが、戦争は嫌だとか平和を求めるという事は現代では万人が思っていることだと思う。その気持ちは大切にしなければならず、戦争に反対するという事を報道することは大切な事だと思うのだけれど、今回のニュースでは、特定の政治団体などの思惑や煽りをテレビで報道するのはどうなのかと思いました。実際、県内で反戦運動が高まっているのか、と感じるし、映像では1000人ぐらいの人が参加していると思えるのに、3500人という主催者が発表した大規模な参加者を紹介していて運動の盛り上がりを紹介している事には疑問を感じます。意見の分かれる所だとは思いますが一部の人の考えを市民や県民の考えに摩り替えているようなレポートだったのではないかと感 じました。
委員 一言で言うと丁寧で目先のことにばかりとらわれていないニュースであると感じました。ニュースプラス1いわてについては疑問や問題を感じなく安心して見ることが出来るニュースと思っています。しかし、他の委員の方からも指摘されていた事ですが「イラク攻撃前の反戦運動」については私も同様の事を感じています。イラク戦争については誰もが反対であると思いますが、反対を主張している著名人の中には自分の名前を売ることにも使っているようにも感じます。そのような中でも戦争の問題が使われることもあるのだと思っています。
委員 「イラクの戦争の問題」について、東和町の夫婦についてですが、コスタリカで活動した経験があると伝えているが、この夫婦がどのような活動をしていたかよく伝わってきませんでした。しかし、特集の中で「子どもの人権は愛されること」という夫婦の言葉を紹介していたがこの言葉にはとても共感できました。「若者が壁に描くアート」については「子供と大人の中間線」などといった表現が見られるがよく伝わってこなかった。壁にアートを描いた学生の「見る人の気持ちを移す役割を果たしたい」というコメントには共感しました。人物紹介として考えるととても面白いと思います。SLについては非常によくできていて乗客や観客の表情がとてもよかったと思います。救急医療の問題については見応えがあり小児科医の減少という問題は大きいことであると思います。
委員 ニュースプラス1いわてを通して県内の状況を広く伝えていると高く評価すると共に今後もこのような姿勢を貫いて欲しい、という事をまず始めに言いたいと思います。「若者が壁にアート」については盛岡に住む私にとって是非この目で見て見たいと感じさせるものだったと思います。盛岡は景観がかつては美しいものでありましたが昨今高層ビルの建設ラッシュにより、その美しい景観に変化が出ていると感じています。今回のような試みが盛岡に住む人に受け入れられる物であれば良いと願っています。特集の中でも一般の人の声や感想などを聞いてみれば、と感じました。
委員 「イラクの反戦運動」については平和の運動の取り組みについて意義のあるものだと感じました。また、「壁にアート」については現在町の中には沢山のアートがありますがそれらについて改めて考える良い機会になったと思っています。SLについては景色の楽しみ方が味わえる作りになっていて楽しむことができました。救急医療では現在の救急医療体制が良く分かり、良い話題を提供してもらったと思っています。
委員長 「イラク反戦運動」については、運動家の夫婦の苗字がなぜ別姓なのかとか、何故東和町に移住して農業に携わってい るのかといった事の説明がなかったため話が中途半端になった感がありました。また、県民や市民が反戦を訴えているかのように伝えているが一部の人の思想や立場をすりかえているように感じてしまいあまり馴染めない物になっていました。SLについては非常に良い特集であったと思いました。SLを走らせると昔を懐かしがりながら旅行が出来る、と感じました。一関市の小児医療については、いろいろなお客さんのニーズに応えるという意味でも非常に参考になりました。番組全体としは、取材がきちんと成されているとか、安心して見ることが出来る番組となっていると感じました。「ニュースプラス1いわて」は視聴率が非常に高い番組であると聞いていますがこれは情報網がしっかりしていて、そして県内の様々な出来頃をくまなく広い、それらを上手に構成して番組にしていると感じました。これからも引き続き番組の充実に努めていただきたいと思います。
最後に県議会選挙・盛岡選挙区から当選したグレート・サスケさんの活動について追跡取材を進めて頂きたい、と思うのですが 今後の予定についてお話を聞かせて頂きたい。
社側 グレート・サスケさんについては以前から立候補の噂があり、直前に立候補した訳ですが、その時点で当選した場合覆面をどのようにするのかという問題が出ていました。選挙期間中は公平な報道を心がけていたためニュースではあまり取り上げていませんでしたが取材活動は続けていました。当選の翌日、スタジオ出演を願いまして覆面問題などについてお聞き致しました。全国的にも大きな話題になっていますが非常にタイムリーなものになったと思っています。今後については5月議会が始まるときに覆面の問題などが出てくるものとおもっています。覆面がなぜいけないのか、一般の方などはよく理解していない所もありますので、その点も含めて丁寧に経緯などを取材してニュースなどで伝えていきたいと思っています。
社側 反戦・平和の問題は、その後ろに色々な思惑があるという事はご指摘の通りですが、その点を踏まえた上で報道をしなければならない事だと思っています。深い取材を重ねた上で皆様の期待に応えていきたいと思っています。
グレート・サスケさんは「ニュースプラス1いわて」以外にも「5きげんテレビ」にも出演頂きました。県民の大きな関心事でありニュース的なアプローチ以外にもアプローチする事でサスケさんの多面的な理解が図れると思っています。
社側 サスケさんについては「ズームインSUPER」で以前より取材をしていて、当選の翌日生で出演したのはテレビ岩手だけでした。 これからもきちんとフォローをしていきたいと思います。
委員長 その他なにかありますでしょうか。
それでは事務局の方からお願いします。
事務局 次回の番組審議会は、5月20日火曜日に開催いたしますのでよろしくお願いします。以上で番組審議会を終了いたします。

 

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