第360回 番組審議会 議事録
平成13年11月20日(火)
テレビ岩手

1.日時 平成13年11月20日(火) 午後1時30分〜
2.開催場所 テレビ岩手本社6階大会議室
3.委員総数 14名
出席委員 9名

出席委員

委員長
 勝 雅行
副委員長
 岩動 孝
委員
 二宮 柊子、清水 健司、黒岩 幸子、川崎 正和、川嶋 静夫
 藤田 道彦、荻野 洋

欠席委員

委員
 田沼 征彦、玉山 哲、谷村 啓子、堀内 三郎、野崎 隆夫

社側出席者

中野 士朗(代表取締役社長)
横山 尹浩(専務取締役)
天野 雅行(常務取締役)
阿部 孝夫(取締役事業局長)
小熊 清司(取締役総務局長)
照井 芳夫(メディア戦略室長)
村田 憲正(報道局長)
千葉 正範(業務局長)
鈴木 直志(報道局専任局長)
池田 学(報道局報道部主任)

事務局

多田 清人(業務局編成部長)
平澤 由寛(業務局編成専任部長)
4.議題 1.「いわて大航海時代 第4回」〜オリザと水と生命と大地〜
(10月28日16:00〜16:55放送)
2.その他の番組について、お気づきになった点
5.議事の概要 「農業振興の意気込みが伝わり興味深く見た」
「問題点をもっと掘り下げてほしかった」
「農業を実際やっている人の声を、もっととりあげてほしかった」
など活発な意見が交わされた。
6.審議内容 別紙のとおり
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、関係者に審議の内容を伝えた。
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
  方法及び年月日
・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成13年11月27日午前11時50分〜11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成13年11月21日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。

〈議事の内容〉

事務局 第360回番組審議会を開催いたします。
審議に入ります前に、委員退任と交替のお知らせを致します。
この11月の番組審議会を持ちまして、勝雅行委員長、田沼征彦委員、二宮柊子委員が最長5年の任期満了のため審議委員を退任いたします。また、谷村啓子委員は本人のご都合の為、審議委員を退任いたします。
それでは、本日の審議を始めたいと思います。
本日の議題は、「いわて大航海時代2〜オリザと水と生命と大地〜」です。この番組のVTRは、あらかじめ送らせていただいておりますので視聴は省かせていただきます。それでは、委員長、議事進行をお願いします。
委員長 本日の議題は「いわて大航海時代2〜オリザと水と生命と大地〜」です。本日も忌憚のないご意見お願いします。
委 員 最初に農業振興の意気込みというテーマを伝えそれに対する対談。見やすく、内容も分かりやすかった。この番組を見て、今までの農業に対する印象が変わった。ニューファーマーという新しい動きがある事もわかって、閉鎖的な農業という今までのイメージが変わった。ただし、農業がもがき苦しんでいる部分については、もっと突っ込めばさらによかったのではないかと思う。
委 員 農業とサービス業との関連性など、いろんなことで勉強になった。全体的にすばらしい内容だったと思う。
委 員 良かった点と悪かった点を二つずつ話したい。良かった点知事の岩手の農業振興にかける気持ちが対談の中で伝わってきた。非常に心強く感じた。二つめ、水について。水の国の岩手を、水の惑星の国造りのモデルにするという捉え方。水の尊さと水との関わり、農業振興の重要性など、うまく説明してくれたと思います。反面、気になった点。一つめ、減反について。農家の大きな悩みだと思うが、ここに対しての突っ込みが甘く、それ以上話が進まないまま終わってしまったというのが残念。また、後継者問題の話。新しい担い手として紹介された方々が、農を業(なりわい)としてではなく、農を楽しんでいるようであった。後継者と第二の人生として農業に携わっている人を同列で取り上げるというのは、本質的に違うのではないかと感じた。
委 員 後継者などの問題点の整理、今後の農業の受け皿作り、有るべき姿など、全体的には大変良く分かる展開で、オーソドックスでうまく収まった内容ではある。しかし、見た後の感動がない。農業を取り上げていながら、土の感触が画面から伝わってこない。もう少し現場からの映像がほしい。収穫の喜びが農業だと思うのだが、それがこちら側に感動的に伝わってこなくて、残念だと思う。
委 員 農家で三人が対談する。囲炉裏を囲んで火が燃えて、そこを灰が舞って、お餅もおいしそう。雰囲気がとても良い。対談している三人は知識人で、直接農業に携わった事の無い人たちであり、ノスタルジックに農業を語るロマンチシズムであって、現実の農業問題とは若干離れてしまっている。青田刈りと後継者問題が最初に大きく出て、農業の現実的な問題を打ち付けられたわけだが、三人の話がそれらの答えになっているかというと、あまりに生々しい現実の中で精神論では無理だと思う。むしろ、農業の現実面は置いて、三人の素晴らしい話だけにしておいた方がよかったのではと思う。
委 員 短い時間の中で随分難しいテーマを取り上げてしまったなと感じた。もう少し、深く掘り下げて欲しかった。後継者の問題など、現場の声がない構成でもったいない。農業をやっている人達がもっと登場する構成であれば、重みがもう少し出せたのではないか。
委 員 本当に考えさせられる問題がたくさんあると思いました。一番印象に残ったのが、宮沢賢治の「農業は芸術だ」という言葉。すごく深い意味がある言葉。農業もクリエイティブな事なのかなと考えさせられました。それに対して、三人の話には、かなり具体性に欠けるのではないかと感じました。農業の現状とか減反のところでは、どうしてこれしか話題にならないのだろうと思った。もう少し具体的な話を聞きたかった。
委 員 農業の業(なりわい)というよりも文化、芸術としての農業を捉えると、囲炉裏端というシチュエーションはよかったと思う。青田刈りという場面では非常に心が痛みました。
ニューファーマーという方々がいるのは非常に素晴らしい事だと思うが、将来の農業の担い手としてアピールしているだろうか。抽象的な部分が多く、具体的な将来のビジョンが見えてこない。流れや映像、画像はよかったが、内容が物足りなく少し突っ込んだものが欲しかった。
委員長 ありがとうございました。今回は厳しい意見が多かったようです。番組は、ゲストもよかったし、取り上げたテーマもよく、全体としてはオーソドックスにまとまっていて、わかりやすかったと思います。ただし、一つ一つの問題に対して表面だけで、終わってしまっている。番組の中で現場の人達の声、生活の匂い、土の感触、収穫の喜び、そういうものが出てきてない。
社 側 農業は破綻の中にあり難しい。シルバーの方々が第二第三の人生として農業をやるというのは、確かに業(なりわい)ではないけれども、生計はたっている。業(なりわい)だけが農業でないと思います。こういう形で農業に触れている人もいるという事を見せたかった。またいろいろな問題があって番組のなかで表現が難しいところがあります。ただ、後々反映されてくる部分が必ずありますのでご理解いただきたいと思います。
来年、第三部をやりたいと思っています。三年目になると言葉だけではなく現実的な各論、具体論をだしていく必要があると思っています。難しいテーマ、難しい取り組み方でありますが、ローカル局でこのような硬派な番組をやれるのは本当によいチャンスだと思います。難しいけど、良い番組作りをしたいと思っています。
委員長 ありがとうございました。では、事務局のほうにお返しします。
事務局 どうもありがとうございました。次回は12月18日を予定しております。議題は「今年一年のテレビ岩手を振り返って」です。

 

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