第356回 番組審議会 議事録
平成13年6月19日(火)
テレビ岩手

1.日時 平成13年6月19日(火) 午後1時30分〜
2.開催場所 テレビ岩手本社6階大会議室
3.委員総数 13名
出席委員 7名

出席委員

委員長
 勝 雅行
副委員長
 岩動 孝
委員
 清水 健司、川崎 正和、黒岩 幸子、堀内 三郎、藤田 道彦

欠席委員

委員
 田沼 征彦、谷村 啓子、玉山 哲、二宮 柊子、堀内 厚
 川嶋 静夫

社側出席者

中野 士朗(代表取締役社長)
横山 尹浩(専務取締役総務・技術・広報担当)
天野 雅行(常務取締役報道・制作担当)
阿部 孝夫(取締役事業局長)
小熊 清司(取締役総務局長)
照井 芳夫(役員待遇メディア戦略室長)
村田 憲正(報道局長)
千葉 正範(業務局長)
鈴木 直志(報道局専任局長)
渕沢 行則(制作局長)
大村 精一(業務局次長)
事務局 多田 清人(業務局編成部長)
平澤 由寛(業務局編成専任部長)
川田 実(業務局編成部主任)
4.議題 1.「74年目の人形大使 岩手鈴子〜日米のはざまにゆれて〜」について
平成13年5月27日(日) 13゜00´〜13゜55´放送
2.その他の番組について、お気づきになった点
5.議事の概要 「平和の尊さ、それを守ることの難しさを強く感じた」、
「文句なく素晴らしい番組」、「小学校の授業風景から番組が始まるとい
う演出手法は今までにない」など、活発な意見が交わされた。
6.審議内容 別紙のとおり
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
特記事項はないが、キー局及び関係局、関連部署に議事録を配布するなど、
関係者に審議の内容を伝えた。
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
  方法及び年月日
・自社制作番組「あなたと歩むテレビ岩手」(平成13年6月28日午前11時50分〜
11時57分放送)で、審議の概要を放送。
・平成13年6月20日(水)付読売新聞岩手版で公表。
・支社・支局に議事録を設置
・当社のインターネットのホームページで議事録を公開。
9.その他の
  参考事項
資料として以下のものを配布
・視聴者からの意見の概要

〈議事の内容〉

事務局 今回から新たに2名の方に番組審議会委員を委嘱することになりました。川嶋静夫氏、藤田道彦氏です。では、社長より委嘱状をお渡しします。
都合により川嶋氏は本日欠席されておりますので、本日付で後日別途お渡しします。

─藤田道彦氏に委嘱状交付─

事務局 それでは社長の中野よりごあいさつ申し上げます。
社 長 本日から新たに川嶋、藤田両氏を当社番組審議会にお迎えすることになりました。
番組審議会は放送法に定められた機関で、放送の適正化をはかるため、放送事業者に意見を述べる役割です。会社側からは役員や局長が出席します。ご不明な点あらば遠慮なく彼らを問いただし、審議会を有意義なものにしていただきたいと思います。
昨日は当社の株主総会でした。平成12年度は設備更新がかさみ、かろうじて黒字でした。新年度に入りましてからは、先を見通せない状況が続いております。テレビ局経営はこれから相当の覚悟が必要だと感じております。
事務局 岩渕孝男委員長がご都合により退任します。つきましては、新しい委員長を選ばなくてはなりません。規定により委員長は委員の互選で選ばれます。選出をお願い致します。

─新委員長 勝 雅行氏 選出─
──新副委員長 岩動 孝氏 選出─

事務局 それでは審議に入ります。今回のテーマは「74年目の人形大使 岩手鈴子」です。では委員長、議事をお願いします。
委員長 ただいま選ばれた勝です。委員皆様のご協力をお願いします。では意見をどうぞ。
委 員 タイトルどおり日米の歴史をなつかしく見ました。平和の尊さ、それを守る難しさを感じました。
戦中、迫害を受けたシュレーヤー牧師が戦後に盛岡で活動を再開したことに、盛岡市民との強い心のふれあいがあったのだと感銘を受けました。あと、ナレーションが上手ですね。
委 員 終戦記念日とかではなく、なぜこの時期にあえて放送したかお聞きしたいところです。
番組の冒頭、小学校の授業風景から入っていきましたが、出演した小学生にこの番組のエピソードで議論してもらってもおもしろかった様に思います。
委員長 戦争と平和が根底のテーマであるこの番組を、なぜ5月に放送したのですか。
社 側 これは3〜4年温めていた企画です。今回スポンサーに恵まれ、たまたまこの時期に制作できたということです。
委 員 文句なく素晴らしい番組です。華麗でかわいい人形も素晴らしいし、その人形探しの旅もいい。おそらく膨大な素材を、うまく人形と戦争を交錯させて編集できたものです。視聴者から再放送を望む声が寄せられているそうですが、私も同感です。昭和2年にあれだけ大規模な日米交流があったという驚きもありました。戦争という重い話もよく語られていると感じました。
リポーターも静かに語り、派手な感じもなく好感をもちました。現在日米関係が外相発言で少々ギクシャクしておりますが、草の根交流がいかに大事か痛感しました。
委 員 番組のイントロで引き込まれました。人形交流のエピソードもいい話だし、番組で使用されたBGMもいい。
委 員 人形交流のエピソードを小学校の授業で取り上げるところから番組が始まります。テレビ岩手の企画力が教育現場でも認められているのでしょう。
シュレーヤー牧師とは、私は親子で交流がありました。戦時中アメリカから贈られた人形は壊されてしまうのですが、岩手県には残存しておりホッとしました。
委 員 戦後生まれで戦争を知らない私にも、素晴らしい内容だと感じました。
委員長 引き込まれるように観てしまいました。今までにない演出手法も盛り込まれた番組でした。
そのほか、他の番組で何かお気づきになった点はありませんか。
委 員 大阪の小学校乱入・殺傷事件で、児童のインタビューが行われていました。保護者の許可を得たのでしょうが、被害にあった児童たちに配慮が足りないのではありませんか。
社 側 心の傷の問題を考えるとその通りだと思います。ネットワーク的にも問題となり、テレビ岩手が属するNNNでは事件翌日からインタビュー素材の放送をさし控えました。
委 員 「雷波少年」のゴミ問題の件は、事前に知っていたのですか。
社 側 キー局から連絡をもらうルールはありますが、緊密でない場合もあります。
社 側 放送翌日の庁議で、知事が厳しい叱責と反省を表しました。同じ番組の中で、後日知事のコメントを紹介しました。
社 側 インターネットで県に抗議が殺到したそうです。昔に比べ番組の影響が大きくなったと痛感します。
事務局 いろいろなご意見ありがとうございました。
次回の審議会は7月中旬を予定しております。後日ご連絡さし上げます。

 

[番組審議会トップへ]